Mr.ハードラックの記録帳

主にFEサイファ、FEヒーローズについての備忘録です。たまにサイファ、ヒーローズ以外のFEのことも書きます。詳しくはプロフィールにて。

FEサイファデッキ紹介2(ニノ斬り)

デッキ紹介2回目です。今回は主に第7弾環境で活躍したあのデッキの紹介です。

ここで使っている用語はこちらを参照してください。

デッキの型はこちらを参照してください。

デッキの概要

  • デッキ名:「ニノ斬り」
  • 主人公:ワユ君
  • シンボル:メダリオン、神器
  • デッキの型:暗殺型(+バランス型)

デッキレシピ

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  • 「武者修行の剣士 ワユ」×2★
  • 「頂へ昇る剣士 ワユ」×4
  • 「宿敵を待つ少女 ワユ」×4
  • 「魔道の申し子 ニノ」×4
  • 「英雄となる青年 アイク」×4
  • 「白の王子 リュシオン」×4
  • 「病弱な神官 キルロイ」×4
  • 「明るい天馬騎士 マーシャ」×4
  • 「旭光に舞う神天馬 マーシャ」×4
  • 「リキア一の騎士 エリウッド」×4
  • 「タニアの光 ティーナ」×4
  • 「疾風の天馬騎士 ティト」×4
  • 「「すご腕」の天馬騎士 ファリナ」×4

計50枚(★は主人公カード)

デッキ解説

物騒な名前のデッキですが、これは第7弾当時の環境で流行っていたニノ君に対する最大のアンチデッキです。

詳しくは後程解説しますが、このデッキは2ターン目に「頂へ昇る剣士 ワユ」に高速CCした後にスキル「より高く!より強く!」でニノ君などのリソースを回収し、ニノ君のスキル「家族は、あたしが守る!」でワユ君を回収しつつCCでLv4にし、最後に支援を確定させた状態で回避不可の2連続攻撃で敵主人公を確実に仕留める暗殺型デッキです。うまく回れば6~8ターン目ぐらいに決着がつきます。

3コスの「頂へ昇る剣士 ワユ」は素の戦闘力は60ですが、スキル「相手に不足なし!」で4コス以上の敵と戦闘していれば戦闘力70になる上に、キルロイ君のスキル「宿命のライバル」でもワユ君の戦闘力が強化されるので、火力は3コスでも十分です。

支援は飛行系が16枚で、紫のカードが支援を確定させるため、支援事故が比較的起きにくいのも強みです。

因みにワユ君はCC先にレアのカードもいくつかありますが、いずれもこのデッキに噛み合わないので入れていません。

マリガンの条件

3コスの「頂へ昇る剣士 ワユ」のワユ君がなければマリガンです。

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ただし、上の写真のように4コスのワユ君が複数枚あり、紫のリソースもそれなりにあればマリガンしなくても良いと判断します。

理想のムーブ

ここではワユ君が2ターン目に「武者修行の剣士 ワユ」にCCしている前提とします。

尚、先攻と後攻はどちらでも問題ないですが、先攻の方がより有利でしょう。

ポイント1

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2~3ターン目では敵を撃破したら、スキル「より高く!より強く!」でデッキから必要なリソースを集めます。公開された4コスのカードのうち、回収する優先順位は以下の通りです。

  1. 「魔道の申し子 ニノ」
  2. 「リキア一の騎士 エリウッド
  3. 「タニアの光 ティーナ」
  4. 「旭光に舞う神天馬 マーシャ」
  5. 「宿敵を待つ少女 ワユ」

まずニノ君が来たら最優先で回収します。優先度が一番低いのは4コスのワユ君自身で、退避に落としてもニノ君のスキル「家族は、あたしが守る!」で回収できるからです。

因みに3ターン目に手札に3コスの「頂へ昇る剣士 ワユ」があれば、ここでCCしておくといいでしょう。

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撃破できるのに自信がなければスキル「ひるがえる白翼」を持つティト君かファリナ君を出撃させて先に攻撃しましょう。攻撃後に「ひるがえる白翼」でデッキトップに置かれるので、ワユ君の戦闘で支援30が確定します。

ポイント2

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4ターン目の理想のムーブです。ニノ君を出撃させた後、スキル「家族は、あたしが守る!」でデッキトップにカードを埋めて退避エリアから主人公のワユ君を回収します。退避エリアはワユ君のスキル「より高く!より強く!」で肥えているので、退避エリアにワユ君も落ちているはずです。

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ニノ君は事前に後衛の敵を撃破しておき、スキル「家族は、あたしが守る!」で「天空の紋章」を持つカードをデッキトップに埋めるとベストです。ワユ君の攻撃時に「天空の紋章」が発動してニノ君を安全に後衛に逃がすことができます。

ポイント3

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5ターン目以降のムーブです。

ニノ君のスキル「家族は、あたしが守る!」で回収したワユ君を使ってLv4までクラスチェンジします。Lv4になるとスキル「太刀筋絶好調!」で主人公も神速回避できなくなります。

因みにワユ君はスキル「修行修行!」で自力でLv4まで成長しますが、クラスチェンジするとボーナスがもらえるので、こちらの方がおすすめです。

ポイント4

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相手のオーブが2枚以下になった6ターン目以降のフィニッシュの場面です。

リュシオン君とニノ君を出撃させ、ニノ君のスキル「家族は、あたしが守る!」で「英雄の紋章」をデッキトップに仕込みます。

もうわかるかと思いますが、次のワユ君の敵主人公に対する攻撃が神速回避不可の2枚割りになるので、相手のオーブは0になり一気にピンチになります。

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そしてリュシオン君のスキル「再動の呪歌」でワユ君を未行動にし、神速回避不可の攻撃でとどめを刺します。もし通らなかった場合で相手の支援が「祈りの紋章」でなければ、ニノ君で回収したワユ君を使って必殺攻撃しましょう。

最初の「英雄の紋章」をデッキトップに仕込むところは、支援を操作できるのであればニノ君以外でもOKです。

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こちらはエリウッド君のスキル「白馬の君主」で「英雄の紋章」をデッキトップに仕込んでいます。

相手の主人公が後衛に引っ込んでしまった場合は、スキル「白馬の君主」で前衛に引きずり出しましょう。

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こちらはティーナ君の場合です。スキル「至高の光 アーリアル」で竜石の敵を撃破したのち、スキル「勝ちなさい!!」で退避エリアから「英雄の紋章」をデッキトップに仕込みます。

スキル「至高の光 アーリアル」が使えなくても、ティーナ君の攻撃で敵を撃破できれば同じようにスキル「勝ちなさい!!」で退避エリア*1から「英雄の紋章」をデッキトップに仕込めます。

手札に「英雄の紋章」がない場合や、竜石の敵がいる場合に有効です。

ポイント5

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4コスのマーシャ君のスキル「励ましの光翼」は、攻撃終了時に主人公のワユ君のカードをデッキからサーチできる強いカードです。通常のコストは2リバですが、ワユ君がLv4以上であれば1リバで済みます。

ニノ君だけで主人公を回収しきれない場合や、デッキリフレッシュで退避エリアにカードがない場合に重宝します。

デッキ作成の経緯

第3弾環境でのキヌ君主人公デッキでのショップ対戦会優勝を機に、FEサイファにどっぷりハマってしまった私は、第4弾環境になってからはキヌ君以外の主人公のデッキを作ろうと模索していました。

このころはキヌガチャと双璧をなすようなデッキとして、シリウス君やルキナ君、斗馬君、まもり君、キュアン君主人公デッキなど数多くのデッキ*2を作りましたが、いずれも決め手に欠けてたのでショップ大会で優勝できず、酷いときには全敗もしていたのでスランプを感じていました。

また、当時の流行りだったマルス様やアイク君デッキも組みましたが、いずれも相手ナバール君の回避不可攻撃にやられて優勝できませんでした。しかし同時に、ナバール君のような主人公も神速回避させないデッキは、かなり私の関心をそそられました。

第5弾にはワユ君の新たなCC先である「頂へ昇る剣士 ワユ」が収録されたのもあり、早速このカードを入れたワユ君主人公デッキを作成しショップ対戦会で挑戦したところ、優勝することができました。

この時は紫ではなく赤と組んで、序盤に戦士系で敵主人公を攻撃してオーブを破壊し、スキル「より高く! より強く!」で回収したスターターマルス様で後衛に逃げた主人公を引きずり出して、神速回避できなくなったLv4のワユ君でとどめという形でした。

とは言え勝率は安定せず、ワユ君がLv4になる前に倒されるという事態も多々あったため、赤緑ワユ君でショップ対戦会に優勝したのはこの1回だけでした。

時は過ぎ、第7環境では主人公を回収できる4コスのニノ君が流行ったため、キヌ君でも勝てない場合が多くなりました。この時思ったのが「敵主人公が回避できなければなぁ…いや、主人公を回避させないデッキにニノ君を積んだら強いのでは?」であり、この愚直な思いがニノ斬りの誕生につながることになります。

最初はナバール君主人公にニノ君を入れたデッキを組みましたが、ナバール君ではニノ君を回収する手段が乏しいので勝率は安定しませんでした。

安定してニノ君を回収できる方法を模索していくうち、例の3コスのワユ君がスキル「より高く! より強く!」で4コスのニノ君を回収できるということに気づきました。

早速、赤緑ワユ君のデッキを解体してニノ君入りの緑紫デッキにしてショップ対戦会に挑戦したところ、ニノ君が流行っていた環境のショップ対戦会で優勝しました。下はそのときのデッキです。

第7弾環境では相手はニノ君の「家族は、あたしが守る!」で主人公を守るムーブをしていたため手札が主人公だらけになり、Lv4になったワユ君の回避不可によって逆に苦しむことになる上、こちらのニノ君の「家族は、あたしが守る!」でワユ君が敵主人公を確実に仕留めるため、ニノ君が流行った第7弾環境にぶっ刺さるデッキとなりました。因みにその時に「(ニノをそんなふうに使うなんて)許せん!」と相手に言われたこともありましたが、今となってはいい思い出です。

今でも勝率は高く、特に相手がニノ君を入れていたデッキだと十中八九勝てました。

こちらは第8弾環境終盤で調整したものです。第8弾環境でも勝率は安定していましたので、個人的にはキヌガチャと双璧をなすデッキと評価しています。

因みに「ニノ斬り」という名前は、「ニノ君入りのデッキを斬る」、「ニノ君のスキル「家族は、あたしが守る!」で敵主人公を斬る」、「敵のニノ君が守った敵主人公を無情にも斬る」など色々意味が込められています。

*1:この時ティーナ君の攻撃に支援しているカードは除く

*2:この辺りのデッキはカード整理やレシピ散逸で復元できません