FEサイファデッキ紹介1(キヌガチャ)
今回からは、私が今まで組んだデッキについて紹介しようと思います。
本当は遊び方編で簡潔に説明しようと思ったのですが、先週のFEサイファ最終回生放送を見てしまったら色々と語りたくなってしまい、一つデッキを紹介しただけで記事の分量が多くなりそうなので、一つのデッキにつき一つの記事で紹介しようと思います。
勿論デッキのレシピや動かし方も教えますが、記事の後半は思い出になるので、そこは興味なければ読み飛ばしていただいて結構です。
はじめに
ここでも触れましたが、私が今回から紹介するデッキは「他の人がこれを参考にデッキを組んで良い」ということを許可しますので、気にせず参考にしてみてください。解説もありますので、参考の際は必要に応じてカードを入れ替えてデッキを組んでみても良いでしょう。
ここで使っている用語はこちらを参照してください。
デッキの型はこちらを参照してください。
デッキの概要
- デッキ名:「キヌガチャ」
- 主人公:キヌ君
- シンボル:白夜、暗夜
- デッキの型:速攻型
デッキレシピ
- 「じゃれつき妖狐 キヌ」×3★
- 「金毛の妖狐 キヌ」×4
- 「終焔の白神子 カムイ(女)」×4
- 「忠節なる老騎士 ギュンター」×2
- 「えいってしちゃうの ピエリ」×3
- 「白夜の弟王子 タクミ」×4
- 「前向きな弓使い キサラギ」×3
- 「ぼんやり弓使い セツナ」×3
- 「空飛ぶ暗殺者 ベルカ」×4
- 「狭間を彷徨う心 シグレ」×4
- 「穢れなき彩花の姫 エリーゼ」×4
- 「天真爛漫な愛妹 エリーゼ」×3
- 「夜天に踊る妖姫 カミラ」×4
- 「夜を越えし王子 カンナ(男)」×4
- 「夜を越えし姫 カンナ(女)」×1
計50枚。
(★は主人公カード)
デッキ解説
遊び方編でも取り上げている、一番付き合いの長いデッキです。このデッキに対する思い出などは「デッキ作成の経緯」で取り上げることにします。
遊び方編5でのムーブからわかる通り、このデッキは2ターン目にキヌ君を3コスの「金毛の妖狐 キヌ」に高速CCさせた後、3ターン目以降に自身のスキル「妖宴の戯れ」や周りのスキルで戦闘力の高いカードを多く出撃させ、敵主人公を集中的に攻撃して相手をどうしようもない状況に持っていかせるアグロデッキです。うまく回れば3~5ターン目に決着がつきます。
主人公の3コスのキヌ君は戦闘力が60なので一見頼りなさそうに見えますが、スキル「次は次はー?」で味方や敵が出撃する度にターン終了まで戦闘力が10づつ上がっていくので、比較的緩い条件で戦闘力80以上になるため、戦闘でも活躍してくれます。
支援は飛行系12枚と「攻撃の紋章」を持つ支援力20の弓使いのカードが10枚あり、防御側の戦闘力が高くても、支援で撃破しやすいようにしています。ただ、逆に支援スキルのない支援10のカードも6枚あるので、比較的支援事故も起きやすいです。
因みにキヌ君はもう一つCC先として4コスの「フォックス・イン・ブラック キヌ」がありますが、そちらにCCすると勝率が安定しないのと、デッキに組むと支援スキルのない支援力10が増えてしまい、肝心な時に攻撃が通らないことが多くなるので入れてません。
マリガンの条件
手札にCC先である3コスのキヌ君がなければ即マリガンです。
ただしキヌ君のCC先である3コスキヌ君は4枚しかないので、マリガンしても来ない時があります。
理想のムーブ
ここではキヌ君がCCしている前提で解説します。
このデッキは高速でCCして敵主人公を集中攻撃するアグロタイプなので、先攻・後攻はどちらでも強いです。先攻の方がより強いですが、後攻でも1ターン目から敵主人公に攻撃できるので問題ないです。
ポイント1
まず何と言っても、スキル「妖宴の戯れ」で退避エリアに落ちたカードが戦力となるかどうかです。落ちたカードが
- 戦闘力60以上あるカード
- 必殺攻撃ができるカード
のいずれかであれば出撃させます。
ポイント2
3ターン目の強いムーブの一例です。タクミ様は前のターンからいて、ピエリ君はターン開始時のスキル「妖宴の戯れ」で出撃しています。
まず手札からギュンター殿を出すと、カミラ様のスキル「愛の黒翼」が誘発されます。ここでコストを払えばこのカミラ様を出撃できるので、このターンだけで計3体出撃したことになります。
これでキヌ君、ピエリ君、ギュンター殿、カミラ様、タクミ様で一気に敵主人公を畳みかけることが可能です。
ポイント3
4ターン目の理想のムーブの一例です。ギュンター殿はスキル「妖宴の戯れ」で出撃しています。
出撃フェイズでカムイ様を出撃させ、行動フェイズでスキル「光と闇の炎刃」を使用して、退避エリアにある黒の3コスを出撃させます。ここではピエリ君を出撃させます。
なお、カムイ様はスキルのコストで行動済みになってしまいますが、黒のカードを出撃したことにより、未行動になります。
ピエリ君は素の戦闘力は60ですが、スキル「死んじゃえなのー!」を使うと戦闘力+30されます。
そのコストには味方を撃破しないといけませんが、ここは攻撃済みでかつ「妖宴の戯れ」で出撃させたギュンター殿を撃破します。ギュンター殿はターン終了時に「妖宴の戯れ」で撃破されるので、スキルのコスト対象にはうってつけです。
また、もし手札が少なくオーブも多い場合は、コストの対象に主人公のキヌ君を撃破してオーブをわざと破壊させ、手札を増やすという手もあります。
ポイント4
ここまで敵主人公が集中的に攻撃されると、相手は誰かを壁役にして敵主人公を後衛に逃がすと思います。
もし味方に「穢れなき彩花の姫 エリーゼ」がいれば、エリーゼ様のスキル「闇を照らす微笑み」で敵主人公を前衛に引きずり出して、引きずり出した敵主人公を集中攻撃しましょう。
このエリーゼ様は黒の3コスなので、カムイ様のスキル「光と闇の炎刃」の出撃対象であるところもポイントです。
デッキ作成の経緯
このデッキはFEサイファ初期の第3弾環境で作ったもので、私が初期のころに完成させたデッキの中で初めてショップ大会で優勝したものでもあります。
今日のFE0公認大会全勝は、Mr.ハードラックさんの「幸か不幸かキヌガチャ」デッキでした!「大人気なかったと反省している」とのことです。おめでとうございます!
— フルコンプ吉祥寺店 (@kichi_fullcomp) 2016年4月2日
子供の頃読んでた鰐淵さんの顔を思い出す世代です。#FEcipher pic.twitter.com/sSCiis6BYo
私自身、全FEキャラクターの中で一番キヌ君が好きなのと、当時の第3弾環境でキヌ君が流行っていたこともあって、他の優勝されているデッキを参考に組んで試したところ、ショップ大会で初めて優勝できたので、今でも思い入れは相当あります。
私がFEサイファを始めたのは第2弾環境の終盤で、きっかけは炎の聖戦でフルートさんと部下sさんが対戦していたのをみて興味を持ったからです。それから私の高校の同級生で、FEサイファの先輩である侍マーケットさんにアドバイスを乞いながらデッキを作成して対戦会にも参加しました。
因みに、初期に組んだデッキにはキヌ君の前にも
などを作りましたが、いずれも優勝経験はありません。特にカムイ様デッキで侍マーケットさんのLv5の状態になった「神剣の勇将 アイク」*2に手も足も出せなかったのはトラウマでした。
尚、キヌガチャ以外の初期のデッキは他のデッキのリソースになったりで解体されたのと、レシピも散逸しているので復元は難しいと思います。
キヌガチャデッキではキヌ君が緩い条件で戦闘力80以上を出せるので、前のように戦闘力80の敵に手も足も出ないという事態はなくなりました。特にトラウマだった、別の方が使う「神剣の勇将 アイク」に勝てたのは感慨深かったです。
勝率は高く、第3弾環境以降も優勝経験があり、これで日本一決定予選への参加権を得たこともあります。
今日の戦績は3勝0敗。つまり、権利獲得。
— Mr.ハードラック (@hardluck_mr) 2016年9月11日
な、なんだと!?こんな幸運は…いや、初めてではないが、初めてだと言いたい!!
未だに震えが止まらない…。 pic.twitter.com/RGCtYbOOFM
このデッキは新しい白黒のカードが出るたびにカードを変えて、現在の形になっています。
今週のFE0ショップ対戦会の全勝は、Mr.ハードラックさんの「帰ってきたキヌガチャ」(白黒キヌ)デッキでした。「ベロア君も組みたい」とのこと。おめでとうございます!
— フルコンプ吉祥寺店 (@kichi_fullcomp) 2017年9月30日
FE無双楽しそうですね、プレイしたいけどswitchはありません……また来週!#FEcipher pic.twitter.com/ZFcDMeu7e4
こちらは第10弾環境のもので、ここではもう一つのCC先である4コスの「フォックス・イン・ブラック キヌ」を積んでいました。