Mr.ハードラックの記録帳

主にFEサイファ、FEヒーローズについての備忘録です。たまにサイファ、ヒーローズ以外のFEのことも書きます。詳しくはプロフィールにて。

FEサイファデッキ紹介7(スーパークロスナイツ)

デッキ解説第7回です。今回で私が作ったデッキ紹介も一区切りしようと思います。

前回からかなり間が空きましたが、FEHのイベントが結構多かったのでそれで更新する時間が取れませんでした。今はFEHの方も第4部が終わってイベントがあまりない状態なので、更新を再開します。

今回紹介するデッキは残念ながら優勝経験がありません。なので改良の余地がかなり残されたデッキと言っても良いです。

ここで使っている用語はこちらを参照ください。

デッキのタイプについてはこちらを参照ください。

デッキの概要

  • デッキ名:「スーパークロスナイツ」
  • 主人公:エルトシャン君
  • シンボル:聖戦旗
  • デッキの型:耐久型

デッキレシピ

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  • 「未来のノディオン王 エルトシャン」×1★
  • 「アグストリアの聖騎士 エルトシャン」×4
  • 「獅子心の騎士王 エルトシャン」×4
  • 「兄を慕う姫 ラケシス」×3
  • 獅子王女 ラケシス」×4
  • 「気高き理想の下に シグルド」×4
  • 「グランベルの皇子 セリス」×3
  • 「神々の血を引く聖王 セリス」×4
  • 「暗黒を秘めし炎 アルヴィス」×4
  • 「ファラの血を引く魔道騎 アゼル」×4
  • 「シレジアの天馬騎士 フュリー」×3
  • 「銀天に舞う純白騎 フュリー」×4
  • 「天馬を駆る少女 カリン」×3
  • 「清光の雷姫 ティニー」×4
  • 「凄腕の傭兵騎士 ベオウルフ」×1

計50枚(★は主人公カード)

デッキの解説

遊び方編でキヌガチャの対戦相手になっていたデッキです。

このデッキは第12弾発売時に真っ先に組んだもので、作成時期としては第3回で紹介した「邪竜チキ」とほぼ同じです。

エルトシャン君のクラスチェンジコストが5なので序盤は大変ですが、クラスチェンジした後はスキル「闇を裂く聖刃」で絆エリアのカードを増やしていきます。枯渇しやすい手札はアルヴィス君かティニー君のスキルで補充し、裏になった絆エリアのカードはセリス君のスキル「真の聖戦」で表にします。

終盤でエルトシャン君のスキル「出撃、クロスナイツ!」か、シグルド君のスキル「語り継がれし勇者」で絆エリアから強力なカードを多数出撃させ、一気に敵主人公を叩きます。

弱点としては出撃コスト1のカードが極端に少なく、序盤はクラスチェンジコスト2のカードにクラスチェンジしないとかなりきついです。

残念なことにこのデッキでの優勝経験はなく、勝率は中の下ぐらいだと思います。バランス型には勝ちやすい一方で、速攻型や耐久型特化には負けやすく、特に速攻型(アグロタイプ)が弱点です。絆にエルトシャン君自身を置く都合もあって、エルトシャン君自身のリカバリーもしずらく、序~中盤で何もできずに終わることも多々あります。

第12弾当時は耐久型のアイク君が、このデッキレシピ通りになった第19弾時点では速攻型のセリス君やシルヴァン君が流行っていたため、優勝の目を見ることはありませんでした。

マリガンの条件

基本的に3コスの「アグストリアの聖騎士 エルトシャン」がなければマリガンです。特に後攻を取ってしまった場合は3コスに乗るのはほぼ必須です。

先攻を取って手札に5コスの「獅子心の騎士王 エルトシャン」しかない場合は、相手の構築如何でマリガンしなくても良いと思いますが、相手はこちらの主人公がエルトシャン君だとわかった瞬間に速攻型のムーブに切り替える可能性があるので、マリガンして3コスを手札にした方が安全です(勿論、マリガンしてもっと酷くなる可能性もあるので、マリガンするかどうかはあくまで個人個人が判断してください)。

当然ながらエルトシャン君のCCカードが全くなければマリガンです。

理想のムーブ

ここではエルトシャン君が3コスの「アグストリアの聖騎士 エルトシャン」に乗る前提とします。

このデッキの勝率が低い要因として、後攻だと勝率が下がるというのもあります。というのもエルトシャン君が5コスにCCするターンの4ターン目は、先攻の相手が3コス以下でCCする主人公の場合は、敵主人公以外に4コスの強力な敵が少なくとも1体はいるはずなので、それでエルトシャン君側が不利になることが多いからです。

なので後攻になってしまった場合は、なるべく敵主人公は攻撃せずにオーブ破壊で相手に手札を補充させないようにするのがベターです。

ポイント1

このデッキの味噌はエルトシャン君を絆に置いて、「獅子心の騎士王 エルトシャン」のスキル「獅子王のミストルティン」とスキル「出撃、クロスナイツ!」を発動させるようにすることです。

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なので、序盤はエルトシャン君のカードを絆に起きます。3コスの「アグストリアの聖騎士 エルトシャン」は絆エリアに置くとボンド「誇り高き獅子王」で手札を1枚ハンデスする代わりに退避からエルトシャン君のカードを回収できます。なので、ここで5コスの「獅子心の騎士王 エルトシャン」を回収できます。

主人公のカードを絆に置くので回避札が減って自殺行為に見えます。この自殺行為もこのデッキの勝率を低くしている遠因ですが、そうしないとやりたいことができません。

少しでもエルトシャン君のカードを絆に起きたくない場合は、代わりに「グランベルの皇子 セリス」を置きましょう。そうすればボンド「光の公子」でこのカードがエルトシャン君扱いになります。

ポイント2

4ターン目で「獅子心の騎士王 エルトシャン」にCCします。ここでは既にエルトシャン君のカードが2枚絆に置かれているものとします。

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5コスのエルトシャン君はエルトシャン君自身が1枚絆に置かれているのでスキル「獅子王のミストルティン」常に戦闘力80になります。

さらにエルトシャン君のカードが2枚絆に置かれていれば、スキル「出撃、クロスナイツ!」で絆から黄色の騎馬のカードを出撃させることができます。CCまでに時間がかかって相手に強力な敵がいれば、こちらもスキル「出撃、クロスナイツ!」で強力な味方を出撃させましょう。

スキル「出撃、クロスナイツ!」での出撃を考えると、絆カードはエルトシャン君2枚以外は黄色の騎馬のカードをなるべく置きましょう。一番絆に置いて、かつ絆から出撃させる優先度が高いのは4コスの「獅子王女 ラケシス」です。

獅子王女 ラケシス」はボンド「勇姫の説得」で手札が3枚以下であればカードが引けるので、手札が枯渇しやすいエルトシャン君と相性がいいです。さらにスキル「怒れる大地の剣」で射程2を得られるのと、スキル「愛は血と共に」で絆の主人公(エルトシャン君)の枚数だけ自ターン中に戦闘力が強化されるので、アタッカーとしても優秀です。

ポイント3

5コスの「獅子心の騎士王 エルトシャン」にCCした後は、スキル「闇を裂く聖刃」でもう1回絆フェイズができるので、実質絆カードを2枚置けます。当然2枚置くかどうかは任意ですが、スキル「出撃、クロスナイツ!」で絆が減っていくことも考えると、絆はなるべく2枚置いた方がよいです。

そうなると直面する問題は手札の枯渇です。手札の枯渇をリカバリーする方法は3つあります。

1つ目は「ポイント2」でも説明したラケシス君のボンド「勇姫の説得」ですが、これは手札が3枚以下という条件付きです。

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2つ目は「清光の雷姫 ティニー」のボンド「トードの血」を使うことです。これは絆にこのカードが置かれたときにコストを支払えば手札を1枚引くことができます。このコストはティニー君自身でも良いです。ボンド「トードの血」を使えば実質絆に置いたカードの消費がなかったことになります。

3つ目は「暗黒を秘めし炎 アルヴィス」のスキル「マイラの聖血」を使うことです。これは絆が6枚以上であればコストを支払ってカードを1枚引くことができます。絆が多くなりやすいエルトシャン君デッキとかなり相性は良いです。

因みにですが、スキル「出撃、クロスナイツ!」で出撃できる絆カードは表向きのものに限られます。裏絆は無名のシンボル、タイプなしのカードという扱いなのでスキル「出撃、クロスナイツ!」で出撃させることができません。

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スキルのコストで裏絆が増えてしまった場合は、5コスの「神々の血を引く聖王 セリス」場に出した状態で、黄色の味方を出撃させましょう。そうするとスキル「真の聖戦」が発動して裏絆を表向きにすることができます。

終わりに

さて、ここまで私が作ったデッキを7つご紹介しましたが、それでも複数回優勝経験があるものはほんの一握りです。振り返ってみれば2016年初ぐらいから始めて2020年初までの約4年間、数々のデッキを作りましたがそのほとんどは失敗に終わり、スランプの時期も長いときもありました。それでもカードを買ってコンボを考える楽しさと、それで優勝した時の爽快感は今も忘れることのない財産となっていると思います。

尚、サイファ公式がサービス終了を宣言して2021年の3月で店舗サポートを打ち切ることと、現在もコロナ禍が下火になっていないことからも、私がFEショップ対戦会に行くことは今後ないと思います。

心残りがあるとすれば、私が作ったデッキで以下の色のキャラクターが主人公のデッキを優勝させることができなかったことです。

  • 青(聖痕)
  • 黒(暗夜)
  • 黄(聖戦旗)
  • 茶(女神紋)

作品ごとであれば、以下の作品出典*1のキャラクターが主人公のデッキを優勝させることもできなかったのも心残りです。

特に最新作の茶色については、この色が混ざったデッキすら優勝経験がないため本当に心残りで、今でも悔しいと思っています。

 

今後、このブログについてはサイファ関連で何か書くかもしれませんし、ヒーローズについて何か書くかもしれませんが今のところは決まってません。

*1:黒竜と紋章は新旧含めて「紋章の謎」扱い、蒼炎・暁はワユ君が蒼炎時代と暁時代のものがある、無双は「邪竜チキ」のチキ君が無双出典のため除外