前回まではFEサイファの話を取り上げていましたが、今回からはFEヒーローズ(FEH)の話に入りたいと思います。
はじめに
前回の更新から2か月強が経ちました。FEサイファの店舗サポートもいよいよ残り2か月弱を切りますが、緊急事態宣言の再発令などで中々外に出れない上に、サイファの店舗サポート打ち切りも近いので、多くのカードショップがサイファから撤退し始めて、FEサイファに触る機会もなくなりつつあります(悲しいですけど…)。
勿論店舗サポートが終了しても個人イベントなどで、まだまだFEサイファを盛り上げたりしてやり続けることは大いに結構です。
ただ、もしFEサイファ以外の別の選択肢でFEを楽しみたいと考えている人がいた場合、私はFEヒーローズ(FEH)を始めることをお勧めします。
今回からはFEサイファからFEHに興味を持たれた方や、遥か昔にインストールしたけど休止して復帰を検討されている人向けに、FEHの遊び方や楽しみ方を色々書いて行こうと思っています。
今回はFEHを始めるにあたっての、導入的なところを説明したいと思います。
FEサイファプレーヤーにFEHを勧める3つの理由
私がわざわざFEサイファをやっている人にFEHを勧めるかというと、大きくは3つ理由があります。
その1 作品の垣根を越えてFEキャラクター同士で共闘できる
FEHでは4人1組のパーティ*1を作り、そこでFEの各作品の垣根を越えてキャラクターが共闘することができます。
これはFEサイファでも同じことが言えますが、FEサイファの場合は色の問題であまりにも各作品の垣根を超えるようなデッキを作ると色事故を誘発しやすくなるという弱点があります。なので、FEサイファと比べると各作品の垣根の超えやすさはこちらの方が上です。
勿論、こちらもFEサイファで同じことが言えますが、上の写真のように本編では叶わなかった親子の夢の共闘もできるのも魅力です。
なのでFEサイファで作品の垣根を越えた夢の共闘を実現してきたプレーヤーからしてみれば、FEHも同じことができるのでとっかかりやすいと言えます。
その2 FEサイファのイラストレーターが数多く参入している
FEHに登場するキャラクターのイラストを担当する人には、FEサイファでのイラストレーターも多いです(写真左下のペンのマークの名前が担当イラストレーター名)。
特にここ最近はFEサイファがサービス終了する宣言したあたりから、FEサイファでイラストを手掛けた人がFEHにも参入し始めています。
FEサイファでSRの絵を手掛けて、かつFEHにも参入されている代表的なイラストレーターさんは以下のとおりです。
- ワダサチコさん
- 北千里さん
- コザキユースケさん
- Daisuke Izukaさん
- 山田孝太郎さん
- 鈴木理華さん
- まよさん
- かわすみさん
- 藤ちょこさん
- 店主マイトオ(Daigoman)さん
- ニジハヤシさん
- 大熊ゆうごさん
- 海鵜げそさん
- п猫Rさん
- とよた瑣織さん
勿論上記で挙げた人の他にもFEサイファのイラストレーターさんは数多くいます。ただし逆に、FEHに参入されていない人(例えばクロサワテツさん*2)もいます。
FEサイファを手掛けてきたイラストレーターさんの新しいイラストが見たいという方にもFEHを勧められると思います。
その3 FEサイファに収録されなかったキャラクターが登場する
FEサイファの中にはドーマ神やデュッセル将軍など、残念ながら収録されなかったキャラクターも多くいます。FEHではそのようなキャラクターでも強力な武器やスキル付きで実装されることがあります。
なのでFEサイファでお気に入りのキャラクターがカード化されるのを待っていたのに収録されなくて残念という人は、そのキャラクターがもしFEHに出てくればFEHをインストールして、そのキャラクターと一緒に他のFE作品のキャラクターと交流したり、FEHの世界を冒険すると良いです。
FEHを始めるタイミング
とはいえ、FEHはどのタイミングから始めればいいか迷う人もいると思います。これからFEHを始めるタイミングである2つのポイントを説明します。
その1 好きなキャラクターが実装されたとき
やっと君に出会えた…。
— Mr.ハードラック (@hardluck_mr) 2019年2月20日
というわけで、ヒーローズ 始めました。
拙いプレイするかもしれませんが、その時はご鞭撻のほど宜しくお願いします。 pic.twitter.com/exNCk9OJSM
まず一番お勧めするのは、自分の好きなキャラクターが実装されたときが始め時だと思います。恐らくFEサイファでも好きなキャラクターの収録で始めた人もいると思いますので、そこはFEHでも同じです。
実際、私もキヌ君が実装されるまでFEHはやりませんでした(そしてキヌ君が出たタイミングで真っ先にインストールしました)。
尚、既に好きなキャラクターが実装されている場合は、上の写真のようなピックアップ召喚というのが定期的に開催されますので、そこで始めるのも狙い目です。このピックアップ召喚では、ピックアップ対象のキャラクターが召喚される確率が高くなります。
その2 何かしらのキャンペーンをやっているとき
もう一つは何かしらのキャンペーンをやっているときが始め時です。
例えば2021年2月現在はFEHリリース4周年を記念して、色々な召喚イベントや各種アイテムの無料配布などをやっています。なのでもしFEHに興味を持たれている方は、2021年2月のちょうど今が始め時だと思います。
尚、先述のピックアップ召喚や各種キャンペーンをいつやるかなどの情報は、下記FEH公式Twitterで収集できますので、是非ともフォローしてチェックしてみるといいです。
コラム:品質について
インストールするとFEHをどの品質でプレイするかの選択が出てきます。
品質には「高品質」、「推奨品質」、「軽量」の3段階あり、当然ながら高い方が画質も音質も良くなります。
どの品質でプレイするかはプレイスタイルとかによりますが、スペックの低い機種やあまり通信量を多くしたくない場合は「軽量」で、スペックもいいし通信量を気にせずに高品質の画像と音声を楽しみたい場合は「高品質」で、判断に迷うようであれば「推奨品質」にしましょう。
因みに私は当時「推奨品質」が無いときにFEHを始めたので「軽量」です。ただ個人的には「軽量」でも酷い品質とは思いません。
召喚について
さて、ここまでFEHについての概要や始め時をサラッと書いてきましたが、ここから先は実際にFEHをインストールしてキャラクター(英雄)を召喚するところを軽く説明したいと思います。
召喚の流れ
まずFEHをインストールしたら一通りチュートリアルをこなすとキャラクターを召喚できるようになります。召喚メニューから好きな召喚を選びましょう。
召喚を選ぶと上記のように最大4色の召喚石が現れます。どの色でお気に入りのキャラクターが召喚されるかは召喚前の画像で分かるので、そこで選ぶ色を定めて召喚しましょう。
注意しなければならないのは、一度召喚を選ぶとキャンセルできず前の召喚メニュー画面に戻れないので、召喚したい色は事前によく確認しましょう。
因みに上の写真では偶々4色全て現れていますが、中には2色しか現れなかったり、ごく稀に1色しか出ない場合もあります。
召喚を実行すると台座に召喚石とオーブをセットするアニメの後にキャラクターが召喚されます。
召喚を続ける場合は「召喚する」をタップします。ここでも一度召喚を選ぶとキャンセルできないので注意しましょう。
説明にも書いてありますが、通常は一つの召喚石につきオーブは5個消費しますが、続けて召喚するとオーブの消費量が減っていきます。また、各召喚メニューで最初に召喚する場合は最初の1回だけ無料になるので、オーブの消費をさらに抑えることができます。
レアリティと確率
さて、FEHにも召喚されるキャラクターのレアリティがあり、上の写真のとおり星5が最高レアリティで、召喚される確率はかなり低いです。召喚メニューの絵にいるキャラクター(今回の場合はエリンシア君とターナ君とヒーニアス君)も星5になりますが、ピックアップ対象なので確率は「★5ピックアップ」と書いてある4%になります。
因みに上記の確率は「英雄の提供割合」をタップすると表示されます。
一見すると少なそうに見えますが、実は星5のキャラクターが連続して召喚されないと、星5が召喚される確率が上がっていくのです。ただし、一度でも星5のキャラクターが召喚されれば、確率は元に戻ります。
なので、星5が召喚される確率が低くても嘆くのは時期尚早です(最もかなり確率が上がっても来ない時は来ないですが…)。因みに上昇率は召喚メニューによって異なります。
コラム:すり抜け
上の召喚確率の写真から分かるように、「★5ピックアップ」の他に「★5」という確率が別途設けられています。
この「★5」はピックアップ対象以外の星5のキャラクターが召喚される確率で、そのピックアップ対象以外の星5キャラクターが召喚されることを「すり抜け」と言います。
先述した通り、星5が召喚されると確率が元に戻るので、お目当てのキャラクター以外の星5キャラクターが召喚される「すり抜け」は大抵は歓迎されない傾向にあります(ただしすり抜けたキャラクターがかなり強い場合もあるので、一概に歓迎されないかと言うとそうではありません)。
なので、SNSなどで私を始めとして「すり抜けた」という発言があった場合はそのことを指すと思ってください。
コラム:「★4特別チャンス」
召喚メニューにある「★4特別チャンス」とは、FEHリリース開始から2年の間に出た昔の星5のキャラクターが召喚される際の確率です。
これは通常の星5の確率とは別に設けられていて、「★4特別チャンス」の対象の星5キャラクターが召喚されても、通常の星5の確率は元には戻りません。
尚、「★4特別チャンス」の対象の英雄は特別なエフェクト付きで召喚されます。
課金について
さて、FEHもソシャゲである以上、課金要素は存在します。課金によって得られるアイテムは先述した召喚に使われるオーブです。オーブの値段は3個で250円、143個で9000円になります。
勿論無料配布分で召喚する分にはいいですが、お気に入りのキャラクターが中々来ないとなると課金する可能性もでてくるかもしれません。
FEサイファでもパックチャレンジやシングルカードの購入など財布を爆ぜ散らせている人もいると思いますが、FEHには当然シングルカードのように欲しいキャラクターを確定で購入することが基本できないので、召喚の運が悪いとFEサイファ以上に財布が爆ぜ散る危険性を孕んでいます。
最後に、あまり課金せずに済む方法や、課金するとしても何がお勧めかを紹介したいと思います。
お気に入りのキャラクターが来るまではリセマラ
FEHをやり始めてなおかつお気に入りのキャラクターが中々召喚されない場合は、ソシャゲの基本であるリセマラ(リセットマラソン)をするとよいです(私もキヌ君が出るまでやりました)。
やり方は色々な攻略サイトに書いてありますので、そちらを参考にしてください。
尚、もしリセマラで欲しいキャラクターが召喚された場合は、FEHをニンテンドーアカウント登録しておきましょう。そうすれば万一アンインストールしてしまった場合や機種変更した場合でもそのデータでFEHを引き継ぐことができます。
キャラクターがついてる福袋やブラックフライデーパック
課金するとして一番お勧めなのが、星5キャラクターがついて来るパックです。このパックはいつでもあるわけではなく、大抵正月シーズンの福袋か、11月後半のブラックフライデーなどがあります。
オーブの入手量はパックに依存しますが、星5のキャラクターがついて来るので、欲しいキャラクターが中々召喚されない場合はこちらを購入するのも手だと思います。
コラム:フェーパス
FEHには月額制の課金要素として「フェーパス」(1か月間950円)というものがあります。
これに加入すると星4や昔の星5のキャラクターが大幅に強化されるだけでなく、自動で周回できる機能や、戦闘でミスっても1手前に戻すなどの特典があります。
興味がある人については、詳細はこちらの公式サイトをご参照ください。
コラム:1フェー
よくSNSで言われる「1フェー」という単位がありますが、これは課金の最高額である9000円を意味します。
何故「フェー」と呼ばれるかについては諸説あります。