Mr.ハードラックの記録帳

主にFEサイファ、FEヒーローズについての備忘録です。たまにサイファ、ヒーローズ以外のFEのことも書きます。詳しくはプロフィールにて。

FEサイファをやろう(デッキ構築編2)

今回は予告通り、実際にデッキ構築をしてみようと思います。

デッキ構築の最低条件はこちらをご参照ください。 

公式サイトのデッキ構築は以下をご参照ください。

fecipher.jp

はじめに

構築するデッキは以下とします。

  • 主人公:ミスト君
  • デッキタイプ:耐久型
  • シンボル:メダリオン(緑)のみ
  • デッキのカード枚数:50枚

なぜミスト君にしたかというと、ミスト君は蒼炎・暁の中で一番好きなキャラクターであることと、射程のない杖使いからスタートなのでデッキ構築の難度が高いことから、デッキ構築の応用例として一番適当だと判断しました。

実はミスト君が主人公のデッキは、私が何度も組んで失敗し、結局別の主人公になってしまうデッキでした。それをデッキ構築の応用例として使っていいのかと思う人はいると思いますが、だからこそあえてまた構築に挑戦し、これを一番難度の高いデッキ構築の例として説明しようと思いました。

なので最初にお断りしますが、今回構築する私のデッキよりも、もっと上手い構築があると思います。つまり、ここで構築した私のデッキは、あくまでデッキ構築方法の参考程度に留めていただくと幸いです。

またこの記事では、カードの個人的な感想を含みます。

主人公カードの選別

主人公が決まったら、主人公カードを選別しましょう。ここでいう主人公カードとは出撃コスト1のカードとクラスチェンジ先のカードのことです。

今回のミスト君は、出撃コスト1とクラスチェンジ先のカードが複数あるタイプです。出撃コスト1のカードは5種類、レベルアップとクラスチェンジ先のカードは7種類あります(第21弾現在)。当然ながらこれら12種類のカードは戦闘力やスキルなどが異なります。

どれを主人公カードやクラスチェンジ先に使うかはイラストや効果などを見て決めるのもいいですが、迷う場合は以下の方針で決めるといいでしょう。

  • 出撃コスト1は戦闘力が高いもの(またはスキルで戦闘力が高くなるもの)を採用する
  • クラスチェンジ先のカードはカードのレアリティが高いものを採用する

まず、主人公となる出撃コスト1のカードですが、ミスト君は戦闘力が20しかないカードが3種類あります。戦闘力20はかなり心許ない数値で、戦闘力30の敵の攻撃で撃破されやすいです。なので、戦闘力が30ある方を採用しましょう。

次はクラスチェンジ先のカードです。説明が今になってしまいますが、FEサイファのカードにもレアリティがあり、N(ノーマル)、HN(ハイノーマル)、R(レア)、SR(スーパーレア)の4種があります*1。記載の順にレアリティが高くなり、高くなるとカードにホロ加工など豪華な加工が入り、スキルや戦闘力も強力なものになります。カードのレアリティはカード左下の称号の下側に小さく書いてあります。

なので、クラスチェンジ先のカードはレアリティが高いものを採用すると、主人公も強力になり、デッキも相対的に強くなります(レアリティが高くなればシングルカードの値段も高くなり、デッキ構築のハードルは上がりますが…)。

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現在、ミスト君の最高レアリティはSR2種で、どちらも役割が違います。

ここでは、戦闘力が70以上になれる出撃コスト5の方を採用します。

まず、主人公カードとして出撃コスト1のミスト君を1枚、出撃コスト5のミスト君を4枚をデッキに入れます。

クラスチェンジ先のカードが出撃コスト5だけでは心許ないので、クラスチェンジコストが2のカードも入れましょう。そうすれば相手が序盤で出撃コスト1のカードを出撃させてきた場合に、ある程度その敵の攻撃を凌ぐことができます。

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クラスチェンジコストが2のミスト君は「強き正の心」を採用します。スキル「フロレート」でミスト君のカードが手札にあれば攻撃手段を得るのと、スキル「癒しの春風」で退避エリアからミスト君以外の好きなカードを手札に加えることができます。こちらも4枚入れます。

これで主人公のカードだけで、「世話好きの妹 ミスト」×1 +「強き正の心 ミスト」×4 +「正なる癒しの戦騎 ミスト」×4 = 9枚となり、残りデッキに組める枚数は41枚です。

コラム:デッキのカード枚数をなるべく50枚にする理由

デッキはカードが50枚以上であれば何枚でも良いのですが、なるべくデッキのカード枚数は50枚にするとよいです。

これは公式サイトのデッキ構築でも説明がありますが、デッキのカード枚数が多いほど、最初の6枚の手札に主人公のクラスチェンジ先のカードが来る確率が低くなります。

主人公のクラスチェンジ先のカードがないと、やりたいことができない上に、対戦相手に一方的に有利を取られて負けやすくなってしまいます。

なのでデッキのカード枚数は50枚にして、主人公のクラスチェンジ先のカードが手札に来る確率を最低限高い状態にしておきましょう。

主人公以外の戦力を整える

主人公と相性の良いカード

主人公カードを選別したら、主人公カードのスキルから、どのカードが相性が良いか当たりをつけ、そのカードをデッキに入れます。

出撃コスト5のミスト君はスキル「暖かな歌声(自身を含むメダリオン(緑)の味方を次の相手ターン終了まで戦闘力+10にしてスキルで撃破されないようにする)」と、スキル「春風のフロレート(他に味方が2体以上いれば「暖かな歌声」をコストなしで使えて、射程1~2を得られる)」を持っています。

つまり、味方はなるべくメダリオン(緑)で、スキルなどで多く出撃させると、ミスト君の実力を十二分に発揮できます。

ここで、私が今まで入れるのを躊躇っていた、ミスト君と非常に相性の良いカードを紹介します。

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それがこの「悪夢の暴勇 アイク」です(以下「暴勇」と記載)。このカードは戦闘力100かつ、スキル「荒れ狂う力」で敵を攻撃で撃破するとついでに重ねられたカードの枚数だけ敵を撃破できる凶悪なカードですが、スキル「暴走」でターン終了時に重ねられたカードの枚数だけ自身含めて味方を撃破しないといけないカードです*2

しかし、ミスト君のスキル「暖かな歌声」は、スキル「暴走」によるターン終了時の味方の撃破を味方1人だけ防いでくれます。

さらに言うと、この暴勇にスキル「暖かな歌声」の効果を付与すると、敵はこの暴勇をスキルで撃破することができず、必殺攻撃で撃破するしかありません。必殺攻撃は敵と同じユニット名のカードを手札から退避エリアに置かなければならないため、その時点で相手の手札が削れて苦しくなります。

耐久型デッキは相手の手札を削って自分が有利な状況に持っていくことも重要なので、耐久型のミスト君にはほぼ必須のカードです。

実は私がミスト君のデッキの構築に何度も失敗していたのは、この暴勇をデッキに入れるのを躊躇っていたからです。というのもこの暴勇は「暁の女神」本編には絶対あり得ない展開なので、これを入れると「暁の女神」という作品を否定しそうで嫌だったからです*3

とはいえ、このミスト君には暴勇が必要不可欠なので、不本意ですがこのカードをデッキに入れます。

支援力0なのとスキル「禁断のメダリオン」で支援エリアに置かれると強制的にアイク君の上に重なってしまうことを考えると、4枚フルではなく、かといって2枚以下は少ないので、ここでは3枚デッキに入れます。これで先の主人公カードと合わせて計12枚、残り38枚です。

支援力30の飛行系

ミスト君の実力を発揮させるには、味方を多く出撃させることが必要になります。

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そこでこの「皇帝を護りし神翼 シグルーン」を採用します。

このカードはスキル「親衛隊よ、我に続け!」でコストを支払えば、退避エリアから出撃コストが2以下の飛行のカードを2枚まで出撃させることができます。これでミスト君のスキル「春風のフロレート」の発動条件をあっさり満たせるので、ミスト君との相性は良いと考えられます。

また、スキル「制空の陣」で他の飛行の味方を1体行動済みにすると後衛の敵を1体選んで移動させるのも強力です。神速回避がなさそうな敵を前衛に引きずり出して暴勇で仕留め、さらに暴勇のスキル「荒れ狂う力」で厄介な敵も撃破できるコンボも期待できます。

このカードは出撃コストが5ですが、クラスチェンジコストが3なので、出撃コスト1からクラスチェンジさせれば出撃コスト4で済みます。

シグルーン君はこの出撃コスト5のカードを4枚、出撃コスト1のカードを3枚、計7枚入れます。これで計19枚、後31枚です。

 

さて、公式サイトのデッキ構築編にもありますが、支援力30を持つ飛行系のカードは最終的な戦闘力が高くなるので、なるべく多めに入れたほうが良いです。

また、シグルーン君のスキル「親衛隊よ、我に続け!」でも出撃コスト2以下の飛行系が必要になるので、出撃コスト2以下かつ支援力30の飛行系を入れます。

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飛行系はこの3種類を3枚ずつ計9枚入れます。支援スキル「天空の紋章」で攻撃時に他の味方を移動できるのと、他の味方を移動できるスキルを持っているからです。

支援力30の飛行系はシグルーン君の7枚を含めてこれで16枚、50枚デッキとしては十分な数です。

全体的には計28枚、残り22枚デッキに組み込めます。

コラム:支援力30の飛行系は何枚入れるべき?

公式サイトのデッキ構築では16~20枚が目安とされています。

ただし、支援力30の飛行系の殆どは射程が1なので、入れすぎると後衛の敵を攻撃し辛くなるデメリットがあります。

最低枚数としては12枚が適当です。ただし主人公の戦闘力が常に80以上になれたり、飛行系を入れることでやれることができなくなる場合は、これよりも少なくしても問題ないです。

手札を補充するカード

主人公カードにせよ、ミスト君と相性の良いカードにせよ、最初の手札6枚や普通の開始フェイズのカード1枚引き、破壊されたオーブだけではどうしても来ない場合があります。

その場合は、退避エリアに置かれたカードを回収するか、スキルでカードを引いて手札を補充する手段が必要になります。なので、これら手札を補充できるカードも必要になります。

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まず手札補充のカードとして優秀なこの2種のカードを入れます。

トパック君はスキル「おれは子供じゃない!」でクラスチェンジ時にカードを1枚引けるのですが、クラスチェンジ時のクラスチェンジボーナスと合わせて実質カードを2枚引くことができます。

さらに言うと射程2を持っており、スキル「焔の首領」で前衛であれば自分のターン中は戦闘力80、スキル「ラグズに負けぬ俊足」でお互いのターン終了時に移動できるため、アタッカーとしても優秀です。

エリンシア君の方はスキル「クリミアの聖杖」で、退避エリアからエリンシア君以外で、ユニット名が異なるメダリオンのカードを、2枚退避エリアから手札に加えることができます。

トパック君はクラスチェンジで本領を発揮するカードなので、出撃コスト1と出撃コスト5のカードをそれぞれ4枚ずつの計8枚、エリンシア君は出撃コストを考慮して2枚入れます。

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さらにダメ押しでこの2種のカードも入れます。

リアーネ君はスキル「喜樂の呪歌」でコストを支払えば、他の味方1体と同じユニット名のカードを退避エリアから手札に加えられます。

クルトナーガ君はスキル「集え、黒翼の下に」でコストを支払えば、「クルトナーガ」君以外で出撃コスト5のカードを1枚退避エリアから手札に加えられます。

どちらも制限付きですが、退避エリアから手札にカードを加えられるカードです。

また、リアーネ君は出撃コスト2の飛行なので、シグルーン君のスキル「親衛隊よ、我に続け!」で出撃できる対象であり、クルトナーガ君は強力なアタッカーも兼任できます。

リアーネ君はシグルーン君との相性を考慮して3枚、クルトナーガ君は出撃コストの関係で2枚入れます。

ここまでで計43枚、残り7枚です。大分デッキが出来上がってきました。

コラム:主人公以外のカードの低出撃コストと高出撃コストの比率

公式サイトのデッキ構築では低出撃コスト(出撃コスト2以下)と高出撃コスト(出撃コスト3以上)の比率は2:3が適当とされています。

が、構築によっては1:1でも、高出撃コストが低出撃コストよりも比重が大きくなっても問題ありません。

とはいえ、あまりにも高出撃コストの比重が大きいと、序盤で相手が低出撃コストの敵を出撃させたときの対抗手段がなくなるので、高出撃コストの比重がかなり大きい構築は避けた方がいいです。

また、今回のように射程のない主人公の場合、序盤は生き残ることを優先しなければならないため、低出撃コストのカードをある程度入れて壁役にしないと厳しくなります。

弱点を補う

ここまでデッキが出来上がったら、デッキを改めてみて弱点が何かを探り、必要に応じてそれを補強する手段を入れます。

今回の場合、ここまでで出撃コストが低い射程2を持つカードが、トパック君の出撃コスト1の4枚しかないことに気づきます。

なので他にも出撃コストが低くて射程2を持つカードを入れましょう。

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ここで出撃コスト2のミカヤ君を入れます。

このミカヤ君はスキル「大いなる希望」で出撃時に出撃コスト5以上の味方がいればカードを1枚引けるのと、スキル「光の鼓動」で他の味方がレベルアップ(クラスチェンジ含む)したときに戦闘力が20アップするので、手札補充役やアタッカーとしても機能します。

このミカヤ君を3枚入れて、残り4枚です。

 

次に考えなければならないのは、このデッキの肝心要の暴勇を生き残らせることです。

なので暴勇と同じユニット名のカードであるアイク君のカードを神速回避用として入れます。

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アイク君は支援スキル「連携の紋章」を持つ出撃コスト1のカードを採用します。

「連携の紋章」は攻撃しているメダリオンの味方の戦闘力を高めてくれるので、敵を倒しやすくなります。

また、他の出撃コスト1のアイク君は「英雄の紋章」で相手のオーブを2つ破壊するものが多く、それを採用すると逆に相手に有利を取られる可能性があるのも、「連携の紋章」の方を採用した理由です。

こちらも入れすぎると暴勇の支援に失敗しやすくなるので、2枚入れます。これで残り2枚です。

切り札を入れてみる

デッキに入れる残り枚数が少なく何を入れるか迷う場合は、思い切ったカードを入れるのも良いでしょう。

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ここでは「聖帝と称えられし者 サナキ」を入れます。

このサナキ君はスキル「新しき世界」で、出撃フェイズが終わったときに味方にメダリオンしかいなければ、コストを支払えばもう一度開始フェイズから行うことができる強力なカードです。さらに、スキル「受け継がれし双神剣」で手札を2枚入れ替えて射程2を得ることができます。

このサナキ君を2枚入れてデッキ完成です。

実際に対戦して調整する

さて、これでデッキが完成して満足…してはいけません。ここでミスト君と相性がいいと考えて組んだデッキはまだ机上の空論レベルです。

実際に組んだデッキで対戦してみて、うまく回らなければどこが悪かったかを分析し、必要に応じてデッキのカードを入れ替えます。これを繰り返して、ある程度の勝率になってはじめてデッキが完成したといえるでしょう。

対戦会で色々なデッキと対戦してみるのが一番ですが、それができない場合は自分が作った他のデッキと対戦させて一人回ししてみるのもありです。というより、対戦会でいきなりぶつけるより、まずは一人回ししてから調整するのがベターです。

私の場合、このミスト君デッキは他のキヌ君やエルトシャン君、ワユ君主人公に対して勝利できたので、この構築で問題ないと思います。流石にチキ君やセーバー君、ゼフィール王主人公とは相性悪くて勝てませんでしたが…。

 

このデッキで一人回しした調整点としては、出撃コスト1のマーシャ君3枚を、出撃コスト1のシグルーン君、エリンシア君、ハール君それぞれ1枚ずつに変えたことです。

というのも、マーシャ君の他の味方を移動させるスキル「天空の運び手」は自身を行動済みにしないといけないのですが、シグルーン君のスキル「制空の陣」でマーシャ君を行動済みにするとそれが使えなくなります。

他のエリンシア君とハール君は行動済みでも味方を移動できるスキルを保持しているため、マーシャ君を抜いてエリンシア君とハール君を追加、またシグルーン君をクラスチェンジさせやすいようにシグルーン君の出撃コスト1のカードをもう一枚追加しました。

他の人が組んだデッキを参考にする

さてここまで、デッキ構築のやり方について長々と説明しましたが、それでも中々デッキ構築が上手くいかない場合はあると思います。

そういう時は、他の人が組んだデッキを参考にするといいでしょう。

ショップ対戦会の中には、優勝したデッキのレシピをTwitterで公開したり、以下のサイトで個人的にデッキレシピを作ってアップするというものがあります。

www.gachalog.com

もしどうしてもデッキ作成が上手くいかなければ、これらのような公開されているデッキレシピを参考に作ってみるのも手です。

「デッキをパクられた」と言われそうと思われますが、デッキレシピを公開している人は「他の人がこのデッキを参考にしてよい」という意思表示をしているのが殆どのはずなので、そこは気にしなくても大丈夫だと思います。それでも気になるようであれば、デッキレシピを公開した人にこのデッキを参考にしてよいかどうか伺ってみてください。

尚、ただ単に参考にしてデッキを組んだだけではダメで、「この人がどういう意図で組んだか」を汲み取らなければなりません。この意図が汲み取れないと、デッキをうまく回せないでしょう。デッキの意図まで説明しているところは少ないので、その場合は何回か対戦してデッキの意図を汲み取りましょう。

また、意図を汲み取ったうえで、自分ならこっちのほうが良いと思ってカードを入れ替えると、オリジナリティも出てくると思います。

 

長くなってしまいましたが、デッキ構築方法についてはこれで終わりです。

次回は私が組んだ他のデッキについて紹介…と思ったのですが、長々と語ってしまいそうなので、それはまた別の機会にします。

次回はスキルとか、プレイする上でのトラブルになりやすい部分の注意点や、FEサイファ対戦でプレーヤーが良く使っている用語について説明しようと思います。

*1:他にもST(スターター)、PR(プロモーション)、HR(ヒーローレア)があります。HRはRの一種、STとPRはレアリティから外れます。

*2:例えば重ねられたカードの枚数が2枚であれば2人撃破する。

*3:FEサイファには暴勇の他にも、アルテナ君がグングニルを使っていたり、リリーナ君がアルマーズを使っていたりなど、物議を醸したカードがあります。