ミョルニル(実践・聖戦&トラ7編)
今回は聖戦&トラ7出典のミョルニル敵部隊と、ミョルニルの防衛部隊編成のオススメキャラクターを説明します。
ミョルニルの敵部隊(聖戦&トラ7編)
敵将の大英雄が聖戦またはトラ7(トラキア776)出典の場合、ミョルニルの敵編成も聖戦とトラ7出典となります。言い換えればユグドラル大陸のキャラクターがミョルニルの敵となり、サイファで例えるなら黄色(聖戦旗シンボル)単色のデッキが相手というような感じです。
聖戦&トラ7出典の敵部隊は割合的に初期の強さ控えめのキャラクターが少なめかつ、敵将も嫌らしいスキルを持っていることが多いので、難易度的には高い方です。特に敵の特徴として、
- こちらから攻撃すると強くなる敵(レヴィン君や闇落ちマリータ君など)
- 相手から攻撃されると強くなる敵(シャナン君やオーシン君など)
- 周囲1マス以内に味方がいないと強くなる敵(イシュタル君やセティ君など)
- 絶対追撃と追撃不可を無効化する敵(マリータ君やアスベル君など)
- 敵のバフを無効化して戦闘する敵(ラクチェ君やアスベル君など)
が満遍なくいるので、敵のスキルや武器はよく見て戦う必要があります。召喚師で敵を倒す場合も同様に敵をよく見て戦うか、どうしても倒せない場合は「ムスペルの篝火」などで固定ダメージを与えてから倒しましょう。
注意すべき敵
聖戦&トラ7出典の敵の中で、特に注意すべき敵は以下の5人(見出し敬称略)だと思います。
アゼル
第5部で実装された最新の聖戦出典のキャラクターで、防御面以外の能力が高いです。
「速さの大応援+」で敵の速さを大幅に上げて来る上、「速さ魔防の大共謀」で応援使用時に彼と応援相手と同じ列にいるこちらの味方の速さ・魔防を下げ奥義を発動させなくするデバフをバラまきます。
増援として出現したら即座に遊撃役で倒したいところですが、武器スキルの「慕炎の書」が戦闘中の敵のHPが半分以上であれば敵の速さと魔防を-6させる上に、敵の速さと魔防が強化の値の2倍だけ減少させる代物なので、アゼル君本人の速さもあってこちらが普通に追撃を取るのは難しいです。
幸い攻撃を下げたり絶対追撃を防ぐスキルはないので、強力な青属性の攻撃で一撃で沈めるか、「赤魔殺し」*1のスキルを装備させたキャラクターで戦うといいでしょう。
フュリー
アゼル君と同じく第5部で実装された最新の聖戦出典のキャラクターで、魔防以外の能力が高い難敵です。
「攻撃・守備の牽制」で戦闘中はこちらの攻撃と防御が低下する上、武器スキルの「シレジアの氷晶」は敵のHPが半分以上だとフュリー君の攻撃と速さが上がる代物なので、まともにやり合うと返り討ちにされる可能性が高いです。
さらには味方が受けたデバフをバフに反転させる「一喝+」も持っているので、応援役もこなします。
守備が高い一方魔防は低い*2ので、弓で攻撃するよりかは緑属性の魔法で攻撃すると良いでしょう。グラフカリバーのような緑属性の魔法かつ飛行特効だと尚良いです。
闇落ちユリア
厳密には闇堕ち英雄ですが、出典が聖戦なので聖戦&トラ7出典のミョルニルの敵として登場します。
一見すると速さと守備がかなり低くてあまり脅威に見えなさそうですが、武器の「暗黒の聖書」が竜特効を持たない敵に対して絶対追撃してくるので、油断していると痛い目を見ます。
尚且つ、スキル「光と闇と」が敵のバフを無効化する上に、「射程2の敵に守備と魔防の低い方で計算」も無効化するため、全てのブレス攻撃を高い魔防の方で受け止めてしまいます。
素直に彼女の攻撃を受けようとせず、射程1の物理武器で戦いましょう。
オーシン
攻撃と速さが高いだけでなく、守備も高いため隙のない能力をしています。
さらに強力なのは彼の代名詞と言ってもいい専用武器スキルの「プージ」で、原作と同じように射程2の敵から攻撃されても反撃してきます。
魔防だけは低めのように見えますが、「鬼神明鏡の構え」で魔法やブレスに攻撃された際にも魔防が上がるので見た目以上の耐性があり、下手に魔法で攻撃しようものであれば先述のプージの反撃も相まって返り討ちに遭います。
例えばオーシン君の方から剣や赤属性の竜石キャラクターに攻撃させて反撃で戦うか、「ムスペルの篝火」などで固定ダメージを与えてから倒すと良いでしょう。
アスベル
第5部で実装された最新のトラ7出典のキャラクターで、彼も防御面以外の能力が高いです。
先程フュリー君のところで説明しましたが、武器スキルの「グラフカリバー」が飛行特効なので、飛行系は注意です。
また、他の聖戦&トラキア出典のキャラクターが周囲1マスに誰もいなければ強化されるのに対し、彼の場合はグラフカリバーと「速さ魔防の信義」で周囲1マス以内に味方がいれば速さと魔防が強化され敵のバフも無効になるので、逆にアスベル君の周りに敵が密集していると強化されます。
なるべく孤立を狙って誘導させるか、若しくは守備が低いので強力な赤属性の物理武器攻撃で一撃で沈めましょう。
敵将
2021年12月現在、ミョルニルの敵将となる聖戦&トラ7出典の大英雄は以下の8人です(見出し敬称略)。
アルヴィス
聖戦&トラ7出典のミョルニルで最初に戦うことになる敵将です。
魔防と速さに優れ、武器スキル「ファラフレイム」でターン開始時にアルヴィス殿の縦横3列以内の敵の攻撃と魔防を下げて来ます。
おまけに「守備の謀策」でアルヴィス殿の十字方向にいる彼より魔防が低い敵の守備も下げて来る上、敵のデバフの合計値を自分の攻撃に加算するので、デバフをとことんばら撒いて自身を強化するタイプの敵です。
とは言え、初期のキャラクターなので全体的な能力は控えめであり、召喚師の武器が青属性であれば充分に倒せると思います。
デバフが面倒であれば遊撃役で1ターン目開始時に倒してしまうのも手です。
サイアス
アルヴィス殿の次に戦うことになる敵将で、トラ7出典の敵将としては最初に戦うことになります。
彼も速さと魔防に優れ、武器スキル「軍神の書」でサイアス君の縦横3列以内の敵の攻撃と魔防を下げ、さらには「速さの謀策」で彼の十字方向にいる魔防が低い敵の速さを下げ、敵のデバフの合計値を自身の攻撃に加算するという、なんかついさっきどこかで見たような戦い方をします。
彼もまた全体的な能力は控えめなので、召喚師の武器が緑属性であれば充分に倒せると思います。
こちらも面倒であれば遊撃役で1ターン目開始時に倒してしまいましょう。
ユリウス
私としては今度彼がミョルニルの敵将として出た場合、ミョルニル敵将の中でも一二を争う難敵になるのではないかと考えています。
と言うのも、ユリウス君は少し前のアップデートでかなり凶悪な武器スキル錬成を貰っているからです。
一見すると魔法使いらしく魔防が高くて守備が極端に低そうに思いますが、武器スキルの「ロプトウス」で敵が竜特効でないと敵の攻撃を下げて来ます。
それどころか錬成によって、魔防が敵よりも高いと受けたダメージを魔防の差だけ軽減するので、見た目以上の防御能力を誇ります。
さらにはターン開始時に敵同士が隣接していると彼よりも魔防が低ければその敵の攻撃と魔防を下げてくる*3上、戦闘開始時にユリウス君のHPが1/4以上であればさらに敵の攻撃を下げて来ます。
しかしながらその代償としてユリウス君自身も竜特効を受けてしまうので、もし彼がミョルニルの敵将として出てきたら竜特効のスキルを持つキャラクターを編成すると良いでしょう。
ジャムカ
速さが高めな上、彼の代名詞と言っていい武器スキルの「キラーボウ鍛+」で奥義が発動しやすいです。
さらにはヒーニアス君と同じ「相性相殺」を持っているので、無色武器相手に3すくみ有利になるスキルを持ったキャラクターで攻撃すると、逆にすくみ効果が反転して不利になってしまいます。
とは言え防御力が低めなのと近接反撃の手段もないので、素直に射程1の武器で倒しましょう。全体的な能力も控えめなので、召喚師でも十分倒せると思います。
ケンプフ
全体的な能力としては器用貧乏そうに見えますが、かなり面倒な敵将です。
と言うのも武器スキルの「毒の剣」が戦闘中に攻撃していれば、戦闘終了後に敵とその周囲2マス以内の敵に10ダメージを与え、尚且つ反撃不可の状態異常までつけるからです。
さらには「死の吐息」で攻撃した敵の周囲2マスの敵に10ダメージ与えるので、「毒の剣」とセットで20ダメージ負うことになります。
被害を最小限に抑えるのであれば、1ターン目開始時に遊撃役で倒しておいた方が無難です。若しくはニフル君と同じように射程2の攻撃で倒してしまうか、騎馬特効で一撃で沈めましょう。
トラバント
攻撃と守備は高い一方で速さと魔防が低い上に武器も「銀の槍」の錬成なので、他の聖戦&トラ7出典の敵将と比べるとかなり倒しやすいです。
召喚師が魔法系であれば充分に倒せると思います。
ベルド
彼もまた他作品の闇魔道士の例に漏れず速さと魔防が低めなので、召喚師が物理武器であれば充分に倒せる敵将ではあります。
但し、武器スキルの「ストーン」が5ターン目までHP・攻撃・速さ・守備・魔防のいずれかが最も低い敵の攻撃と速さを下げ、グラビティ状態*4にしてしまうので、放っておくとこちらが不利になります。なので1ターン目開始時に遊撃役で倒しておいた方が無難です。
ディートバ
フュリー君と同じ四天馬騎士の一人ですが、速さは高い一方で彼女と違って守備よりも魔防が優れています。
但し武器スキルは汎用の「火薙ぎの槍」の錬成なので、他の敵将と比べるとそこまでの強敵ではなく、召喚師でも十分に倒せると思います。
ミョルニル防衛部隊オススメキャラクター
ここからはミョルニルの防衛部隊編成にオススメのキャラクターをピックアップしようと思います。今回は配布*5の神階英雄についてピックアップします(見出し敬称略)。
神階英雄
ヒーローズ第3部からはその部のメインヒロインが1人、神階英雄として必ず仲間入りします。
こちらでも触れましたが、ミョルニルではボーナス神階英雄と言うものがあり、ボーナス対象と同じ祝福を持つ神階英雄は能力が強化されます。
なので、仲間入りした神階英雄をミョルニルの防衛部隊に編成するとこちらが有利になるので、是非ともミョルニルが始まる前に仲間にしておきましょう。
注意しなければならないのは2021年12月現在、配布の神階英雄の属性は「光」と「天」しかおらず、「闇」と「理」はありません。
配布の神階英雄で私が特にオススメしたいのはレギン君とアシュ君の二人です。
レギン
第5部のメインヒロインで、第5部第1章5節をクリアすると仲間入りします。
騎馬系なので移動力が高い他、1~3ターン目まで攻撃後に最大3マス再移動できるので、遊撃役にかなり適任です。
能力も速さが高い上に武器スキルの「リュグンヘイズ」や「鬼神飛燕の一撃」で自分から攻撃すると攻撃と速さが高くなり、さらに「速さ守備の凪」で敵の速さと守備のバフも無効化するので、追撃しやすいです。
奥義スキルの「魔弾」は1ターン目開始時には奥義スキルが発動できる状態になっている上、威力+15かつ敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算するので、1ターン目に敵将を倒しておきたいときも彼女が適任と言えます。
低めに見えそうな防御力も「リュグンヘイズ」の効果で、自分から攻撃すれば最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減するので、案外耐久力もあります。
最後にレギン君は「攻撃部隊特別枠」を持っているので、特別枠が「天」属性であれば彼女を編成するだけで特別枠が有効になります。
アシュ
第6部のメインヒロインで、第6部第1章5節をクリアすると仲間入りします。
速さは低い代わりに守備は高く、武器スキルの「開く者の角」や「攻撃守備の連帯」で周囲に味方がいれば敵の攻撃を下げたり自身の守備が上がるので、壁役として適任です。タイプが「歩行」なのであまり特効を受けない点もプラスです。
一見すると速さが低いので追撃できないどころかされやすそうに見えますが、こちらも「開く者の角」の効果で周囲の味方の数が多ければ絶対追撃したり敵は追撃不可になります。
スキル「開神の眷属」は、周囲2マス以内の味方はアシュ君の周囲2マス以内に移動できる代物なので、例えば敵が予想外の方へ移動した場合でも「開神の眷属」で一気にその敵の方に移動することも可能です。
ここまで説明してわかると思いますが、アシュ君の場合は周囲に味方がいるほど強化されかつ味方の援護もできるので、遊撃役より通常の防衛部隊に編成した方が良いです。守備の高さを生かして「守備+10」の枠に入れてもいいですし、「魔防+10」の枠に入れて防御面の隙を無くすのもアリです。
アシュ君も「攻撃部隊特別枠」を持っているので、特別枠が「光」属性であれば彼女を編成するだけで特別枠が有効になります。
今回はここまでにします。次回はヒース君が封印と烈火勢を引き連れてやってくる予定なので、封印と烈火勢の攻略についてです。
トラバント殿が2021年大晦日と2022年元日にかけてミョルニル襲来して来たので、図らずも2021年最後かつ大晦日の更新となりました。
それでは皆さん、よいお年をお迎えください。