Mr.ハードラックの記録帳

主にFEサイファ、FEヒーローズについての備忘録です。たまにサイファ、ヒーローズ以外のFEのことも書きます。詳しくはプロフィールにて。

ミョルニル(実践・Echoes&聖魔編)

ミョルニル実践編第3回となる今回は、Echoesと聖魔+α出典のミョルニル敵部隊について説明します。

ミョルニルの敵部隊(Echoes編)

先ずはEchoes(外伝)出典の敵部隊から説明します。

Echoes出典の敵部隊も紋章と同じく、強さが控えめな最初期のキャラクターが大多数を占めているため、難易度的には上級でも低い部類になります。なので召喚師でも倒しやすい敵も多くいます。

また、Echoesの敵部隊には守備が高い敵が多いので、魔法や竜石のキャラクターを編成させると良いでしょう。

尚、Echoes出典の大英雄が現状4人しかいない*1ため、Echoes出典のミョルニル襲撃は他の作品に比べてかなり少ないです。

注意すべき敵

Echoes出典の敵の中で特に注意すべき敵(見出し敬称略)は以下の3名です。

カチュア

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元々は紋章のキャラクターですがEchoesにも登場します。Echoes出典ではファルコンナイトの装束で登場します。

応援スキルの「一喝+」でこちらが敵をデバフさせたとしてもそれを強化に反転させてしまうので、厄介な応援役になります。

おまけに攻撃と速さも高い上「曲技飛行」で思わぬところから奇襲を仕掛けて来るので、「一喝+」をせずに敵を攻撃して沈めてくるということもあります。

増援として現れたら遊撃役で倒したいところですが、近接攻撃で戦闘を仕掛けると思わぬ反撃を食らうことも間々あるので、遊撃役に射程2のキャラクターを入れて応戦しましょう。

パオラ

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こちらもカチュア君と同じくファルコンナイトの装束で登場します。

カチュア君と違いこちらは応援の方を最優先にし、尚且つ応援した後に安全圏まで再移動するため、応援役の厄介さと言ったらパオラ君の方が上かもしれません。

直接戦闘も強力で、「レディソード」が常に2回攻撃する上に敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算と何故かブレスと同じ仕様なので、守備が高いキャラクターで攻めようとしても魔防が低ければ返り討ちに遭います。

弱点は低めの速さと魔防なので、増援として出てきたら射程2の魔法の遊撃役で倒すと良いでしょう。

ジー

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パオラ君よりもさらに遅い速さを持ちますが、その短所を補って余りあるほど戦闘に特化したキャラクターです。

と言うのも「聖槍グラディウス」が射程2の敵に攻撃されたら反撃する上、HPが25%以上なら絶対追撃してくるため、射程2の魔法で攻撃したら反撃で返り討ちということが多々あります。

さらには「攻撃守備の凪」や「攻撃守備の機先」などで戦闘時はこちらの攻撃と守備が下がるため、生半可な攻撃と守備のキャラクターだとジーク君にダメージを与えられずにこちらが大ダメージということもあり得ます。

戦闘で苦戦するようであればムスペルの篝火などでダメージを与えてから倒すと良いでしょう。

同じグラディウスを装備した大英雄のカミュ君より遥かに強いと言うのは禁句です。

敵将

2021年12月現在、ミョルニルの敵将となるEchoes出典の大英雄は以下の4人です(見出し敬称略)。

ベルクト

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Echoes出典のミョルニルで最初に戦うことになる敵将です。

彼も最初期の大英雄で武器スキル含め全体的な能力は控えめな方なので、召喚師でも倒しやすい敵です。

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全くの余談ですが、運が良いと闇堕ちバージョンと同時に出てくることもあり得ます。因みに厄介度は闇堕ちの方が上です。

デューテ(闇堕ち)

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厳密には闇堕ち英雄の大英雄ですが、出典はEchoesなのでEchoes勢の敵将として登場します。

魔道士らしく速さが高く守備は低いので、こちらも魔防が高いキャラクターで応戦し直接物理攻撃で倒しましょう。

彼女もベルクト君と同じで、運が良ければ通常のデューテ君と一緒に出ることがあります。強さ的には闇堕ちも通常版も同じ能力傾向の青魔法なので似たり寄ったりです。

コンラート

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武器スキル「バリアの槍」で他の敵と比べると守備よりも魔防の方が高いですが、それでも全体的な能力は控えめなので、召喚師でも倒しやすい敵と言えるでしょう。

フェルナン

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彼もまたベルクト君や他の敵と同様に守備が高くて魔防は低く、速さもそこまで高くないので、召喚師でも倒せる敵だと思います。

但し、武器スキルの「瞬撃の槍」はフェルナン君の方から攻撃するとこちらは追撃できないので、なるべくこちらから攻撃して倒すようにしましょう。

ミョルニルの敵部隊(聖魔編)

続いては聖魔の光石出典の敵部隊です。

実は2021年12月現在、FEHに登場する全FE作品の中でも聖魔のみ出典の恒常英雄は一番数が少ないです*2。なので、ミョルニルの敵となる聖魔出典のキャラクターは増援ですぐに頭打ちになりやすくなります。

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そのためか、聖魔出典のミョルニル敵部隊はヒーローズ出典の恒常英雄*3との混成部隊になります。

聖魔(+ヒーローズ)出典の敵部隊は初期のキャラクターと最近のキャラクターが大体半々いるので、難易度的には中堅といったところです。召喚師で敵を倒す場合は相手をよく見る必要があります。

注意すべき敵(聖魔編)

注意すべき敵については聖魔出典とヒーローズ出典分けて記載します。聖魔では特に以下の4名(見出し敬称略)に要注意です。

ヒーニアス

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最初期からいるキャラクターですが、実は厄介な人。

見てのとおり何故か魔防が高く素早さもそこそこあるため、速さの遅い魔法系だと返り討ちにされる可能性が高いです。

それどころか、錬成武器の「ニーズヘッグ」はこちらから攻撃したときに敵が竜石か魔法だと敵は反撃できなくなるため、遠距離反撃を持っている竜石キャラクターでも一方的に攻撃されます。

さらには「相性相殺」で例えば無色の敵と三すくみ有利になるスキルで戦おうとすると、その三すくみが反転されて逆に不利になってしまいます。

…とここまで書きましたが、如何せん守備は低く、近距離反撃の手段もないので、近づいてきたら射程1の物理武器攻撃で倒しましょう。

リオン(闇堕ち)

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厳密には闇堕ち英雄ですが、出典が聖魔なので聖魔出典のミョルニルの敵として登場します。

防御面が高い上、武器スキルの「魔王の血書」で射程2の敵のダメージを削減するため、射程2の味方で戦闘すると苦戦を強いられます。

さらに「魔王の血書」は無色の敵相手だと三すくみ有利になるので、召喚師が無色魔法のままだと召喚師で倒すのは辛いです。

とは言え、速さはかなり低く絶対追撃してくる訳でもないので、射程1の赤属性で戦闘しましょう。

セライナ

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聖魔出典のミョルニル敵部隊における応援役の一人です。

アネット君と同様の「大共謀」スキルを持っており、セライナ君と応援相手の縦列方向にいる敵にデバフをばらまきます。

攻撃と速さもともに高いですが防御面はかなり低いので、増援として出てきたら遊撃役で倒しておく方が無難です。

尚、武器スキル「万雷の書」の効果で、彼女に対しては絶対追撃できない点は留意しましょう。

デュッセル

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セライナ君と同じグラド帝国六将の古参であり、アタッカーとして非常に強力な存在でセライナ君と双璧をなすと(私は)思います。

武器スキルの「黒曜の槍」は周囲1マス以内に味方がいなければ絶対追撃してくるので、速さが遅いからといって油断は禁物です。

おまけに「守備魔防の孤軍」や「守備魔防の奮起」で周囲1マス以内に味方がいなければ守備だけでなく魔防も強化されるので、条件が揃うと防御面に隙が無くなります。彼も騎兵なので孤立しやすく、条件が揃いやすくなります。

倒すのに苦労する場合はムスペルの篝火などで固定ダメージを与えてから、騎馬特効や緑属性で倒しましょう。

注意すべき敵(ヒーローズ編)

続いてはヒーローズ出典の注意すべき敵です。ヒーローズでは特に以下の3名(見出し敬称略)に要注意です。

ニフル

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聖魔+ヒーローズ混成部隊の応援役の一人で、「絶氷結界」で周囲の味方のダメージを軽減するので、彼女の周りの敵は倒しづらくなります。

速さは高いですが防御面は低いため緑属性や竜特効で倒すのが定石です。が、武器スキルの「絶氷のブレス」が、攻撃を受けた敵と周囲の敵も反撃不可状態になってしまうため、下手に攻撃すると攻撃役だけでなく周囲の味方も反撃不可状態になって、敵ターンに反撃できずに大打撃を受けることになります。

遊撃役は敵に狙われないことを利用して、彼女が増援として出てきたら遊撃役で倒すか、ニフル君自身は遠距離反撃の手段がないので騎馬または竜特効の魔法で一撃で沈めると良いでしょう。

ムスペル

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ニフル君と同じ応援役の一人で、尚且つ「絶炎結界」で周囲の味方の攻撃力を上げて来ます。

彼自身も防御面が高い上に武器スキルの「絶炎のブレス」や「竜鱗障壁」などでさらにダメージが軽減されるので、倒すのに苦労する場合はムスペルの篝火などで固定ダメージを与えてから青属性や竜特効で倒すと良いでしょう。

尚、武器スキルの「絶炎のブレス」は攻撃を受けた敵とその周囲の敵に回復不可の状態異常を与えるため、下手に攻撃すると攻撃役だけでなく周囲の味方もHP回復を一切受け付けなくなり、「命の宝玉」を発動してもHP回復できなくなるので注意です。

フィヨルム(開花)

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開花英雄も通常の英雄召喚で出てくる恒常英雄に当たるため、開花英雄である開花フィヨルム君も聖魔+ヒーローズの混成部隊に登場します。

彼女は聖魔+ヒーローズ混成部隊における護り手役であり、彼女の周囲の敵を射程2で攻撃すると彼女が身代わりになります。

一見すると守備は高くなさそうに思いますが、「飛燕金剛の構え」や「盾壁隊形」の恩恵で守備力が上がり、しかも武器スキル「絶氷ニフル」や「氷の聖鏡」で敵の射程2の攻撃を上乗せしつつ反撃してきます。

聖魔+ヒーローズ混成部隊も魔防が低いキャラクターの方が多いので、フィヨルム君の周りの敵を魔法で攻撃しようとしたら彼女が身代わりになって返り討ちにされないよう気をつけましょう。

彼女も倒すのに苦労する場合はムスペルの篝火などで固定ダメージを与えてから、赤属性や重装特効で攻撃しましょう。

敵将

2021年12月現在、ミョルニルの敵将となる聖魔出典の大英雄は以下の5人です(見出し敬称略)。

ヴァルター

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聖魔出典のミョルニルで最初に戦うことになる敵将です。

速さが高めで、専用武器スキル「魔性の槍」は奥義カウントの減少が早くなるキラー系武器となっています。

とは言え、彼も最初期の大英雄で全体的な能力は控えめな方なので、召喚師でも倒しやすい敵ではあります。

リオン

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闇堕ちしていない方のリオン君です。Echoesのベルクト君やデューテ君と同じように闇堕ちバージョンと同時に出る可能性があります。

闇堕ちと異なり、こちらは他作品出典の闇魔道士系と同じ赤魔法で守備も低めになっていますので、厄介さは闇堕ちの方が上と言っていいでしょう。

武器スキルの「ナグルファル」も無色相手だと三すくみ有利になるので、召喚師が無色魔法だと少々厳しいかもしれません。

クーガー

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守備は高いですが、武器スキルは汎用武器の錬成の他、魔防も低いので召喚師が魔法系であればさほど苦労することなく倒せると思います。

ケセルダ

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どの能力も中堅レベルで、尚且つ武器スキルも汎用の物を錬成しているので、彼も召喚師で倒せる敵だと思います。

余談ですが、ケセルダ君もヴァルター君も帝国六将の新参ですが、古参のデュッセル殿やセライナ君と比べると厄介さは一回りも二回りも下です。ケセルダ君もヴァルター君も(実質無料配布の)大英雄だからと言うのはありますが…。

オルソン

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厳密には闇堕ち英雄の大英雄ですが、出典は聖魔なので聖魔勢の敵将として登場します。
彼も守備が高く魔防と速さが低めなので、魔法系で倒すと良いでしょう。但し、彼の持つ武器スキル「虚ろな槍」が彼の周囲に味方がいない程強化される代物なので、面倒であれば1ターン目の味方フェイズに遊撃役で倒すのも手です。

 

 

次回はケンプフ君が、その次はトラバント殿がトラ7と聖戦勢を率いてやってくるので、トラ7と聖戦勢の攻略について書きます。

*1:聖杯で召喚されるロビン君やクレーベ君は大英雄ではない

*2:聖魔の光石」自体元々キャラクター数が一番少ないのも一因。サイファでは聖魔に新シンボルを作らず、封印や烈火と同じ紫の「神器」シンボルとしていた。

*3:スルト王と開花レーギャルン君は除く。開花レーギャルン君は何回かミョルニルを試行しましたが出現しませんでした。