Mr.ハードラックの記録帳

主にFEサイファ、FEヒーローズについての備忘録です。たまにサイファ、ヒーローズ以外のFEのことも書きます。詳しくはプロフィールにて。

ミョルニル(基礎編)

今回からは暫く「ミョルニル」についての攻略記事を書こうと考えています。

前書き

まずは前回の更新から半年以上ご無沙汰して申し訳ありません。

本当であれば、当ブログはFEHを辞めておきながら悪ノリ便乗で門番君に投票しまくったこの方にFEHを復帰してもらい、そして彼のために色々FEH関連の記事を書こうと思っていました。が、彼はどうも復帰するそぶりが無いのと、そもそも彼が復帰しないのに何を書けばいいのかというのもあって今まで更新していませんでした。

ただここ最近、彼だけではなくFEHを遊ばれている皆様やひいては自分のために、FEH攻略の手助けとなるようなことを書こうと思い、半年ぶりに筆(?)を取りました。ツイッターだけで攻略内容を書くのも限界がありますしね。

勿論、ここよりも優れた攻略が載ったサイトは数多くあります。ここはあくまで参考書的な感覚で見ていただけると幸いです。

ミョルニル攻略

さて、前置きはこのくらいにして本題に入りましょう。今回はミョルニル攻略の基礎的な所を説明したいと思います。

ミョルニルとは

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こちらでも少し触れましたが、比較的短めのスパンでイベント開催される防衛マップです。

設定としてはFEHの世界における戦神トール君が、異界の英雄たちを差し向けてアスク王国に攻め入ってくるというもので、トール君の軍勢からアスク王国の門を防衛するということになっています。

上のとおりアルフォンス君は「突破されればアスク王国に明日はない」と言っていますが、度々ミョルニルでトール君の軍勢に負けています。最も、トール君の軍勢に反撃で負けているので、別にアスク王国がトール君の軍勢に制圧されたわけではないのかもしれませんが…。

因みにミョルニルがいつ開催されるかは、FEH公式が月初に発表するイベントスケジュールには一切載ってません。本当にトール君が急襲してくるという感じになります。但し、ミョルニルが開催される2~3日前には公式から予告があります。

ミョルニルでの戦闘

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ミョルニルでは大英雄の敵将が同じ作品出典の恒常英雄*1を引き連れて、マップ最上段の列から最下段にある扉(写真の赤丸で囲ったギミック)に向かって進軍します。例えばマークス様が敵将の場合、if出典の恒常英雄が敵軍となります。

2ターン目以降は2~3体ほど敵軍の増援がマップ最上段の列から出現します。

敵の思考ルーチンは扉への進軍が最優先で、敵が扉を2つともに到達すると敗北します。なので、こちらも敵を倒して敵の進軍を食い止めましょう。勿論、自軍が全滅しても敗北です。

勝利条件は7ターンの間、扉を1つでもいいから守り切ることです。尚、7ターン以内に敵将を倒したり、敵を全滅させてもクリアとはなりません。

ミョルニルの戦準備(出撃キャラクター)

ミョルニルの戦準備は開催期間中にも可能ですが、開催するずっと前からも準備可能です。ここではまずキャラクターの出撃について説明します。

ミョルニル出撃キャラクターの編成は「ミョルニル」→「秘宝砦の編集」→「防衛編成」メニューで可能です。

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ミョルニル出撃のキャラクターはダブルを組むことができ、状況に応じて好きな時に前衛と後衛を交替できます。前衛がやられた場合は後衛がその場に残ります。召喚師はダブルを組むことができません。

尚、ダブルを組むと比翼スキルや双界スキルを使うことができません。ダブルを組ませずに出撃させれば比翼・双界スキルを使うことができる(と思います)が、相対的に戦力が減るのでそことの二者択一になります。

上の写真のとおり、一番左端の遊撃役以外は特定の能力が上がるので、いずれかの能力に優れたキャラクターを配置するとベストです。

遊撃役

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一番左端のキャラクターは「遊撃役」といい、マップ上段の4列以内(写真の赤枠内)を移動できます。この部分は敵軍の増援が出てくる場所ですが、敵は遊撃役を狙うことはありません(遊撃役が攻撃したら反撃はします)。

反対に遊撃役以外の味方(写真の青枠内のキャラクター)は赤枠内に入ることはできず、遊撃役以外の味方が敵の射程内にいれば敵はそちらを狙って来ます。

遊撃役はなるべく他の味方の負担を減らせるように、厄介な敵が遠くに現れても直ぐに駆け付けられる騎馬系が良いと思います。さらに攻撃後再移動を持つキャラクター(レギン君や総選挙エイリーク君など)であればなお良いでしょう。

召喚師

ミョルニルでは召喚師自身も参戦します。能力はやや控えめですが、自分が所持している英雄のスキルを装備できる特性*2があるため、装備するスキル次第では十分な戦力になり得ます。召喚師のスキルは「仲間」→「仲間との交流」→「マイ召喚師」メニューでカスタマイズ可能です。

2021年11月現在、召喚師は剣槍斧と4色(赤、青、緑、無色)の魔法が装備可能ですが、個人的には無色の魔法を装備するのがオススメです。理由は、

  • 3すくみ不利になることが少なく、安定してダメージを与えられる
  • 「~殺し」のスキル*3で不利になることがない

の2点です。勿論、状況に応じて無色の魔法以外を装備しても構いません。

スキルのカスタマイズについても敵軍や防衛編成、装備武器によって適切なものに変えてもいいです。因みに私は現在以下のスキル編成にしています。

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  • 死銃ブレイザブリク…召喚師が現時点で唯一装備可能な無色魔法*4
  • 攻撃速さの応援+ミョルニルの敵相手には兎に角攻撃と速さが大事なので。
  • 凶星…最もスキルカウントが少ない奥義。魔防が高い相手だと若干苦戦するので、「月虹」や「血讐」でも良いかも。
  • 金剛の反撃・近距離…近距離武器敵の対策。近距離武器敵に攻撃されれば攻守が上がる上反撃も可能。
  • 速さ魔防の凪3…戦闘中、敵の速さと魔防がマイナスされるため、召喚師が敵を倒しやすくなる。
  • 攻撃速さの信義3…ターン開始時に味方と隣接していれば攻撃と速さが強化される。応援の都合上、味方と隣接していることが多いため。
  • 攻撃守備の密集3…自身の周囲2マス以内に味方が多いほど攻守が上がる。もっと良い聖印があればそっちにしても良いかも。
特別枠

編成の一番右端の枠は「特別枠」といい、条件を満たせばもう2人編成することができます。

特別枠が有効になるのは、以下の条件を全て満たした神階英雄が編成されたときです。

  • 特別枠に描かれた祝福と同じ祝福を持つ
  • 「攻撃部隊特別枠」の神階効果を持つ

特に肝となるのが2番目の「攻撃部隊特別枠」を持っているかどうかです。

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神階英雄が「攻撃部隊特別枠」を持っているかどうかは、神階英雄の祝福アイコンが金縁になっているかどうかで判別可能です。例えば、レギン君は天の祝福アイコンが金縁なので「攻撃部隊特別枠」を持っていますが、オルティナ様は金縁ではないので持っていません。尚、祝福アイコンをタップしても、「攻撃部隊特別枠」を持っているかどうか確認可能です。

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特別枠に編成可能な味方は、特別枠に描かれた祝福と同じ祝福を持つキャラクターのみです。

例えば上の写真の場合、天の祝福かつ「攻撃部隊特別枠」を持っているレギン君が編成されているため「特別枠」が有効になっています。同じ天の祝福を付与されたエイリーク君は特別枠に編成できますが、異なる理の祝福を付与された門番君は編成できません。

ミョルニルの戦準備(ギミック)

ミョルニルの戦準備では出撃キャラクターだけでなく、マップ上に5つまで味方を強化したり敵を弱体化させるギミックを配置することが可能です。ギミックの配置は「ミョルニル」→「秘宝砦の編集」メニューで可能です。

2021年11月現在は以下のギミックが存在します。

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ギミックの発動

防衛マップのギミックは飛空上のギミックと違って自動で発動するものではなく、任意のタイミングで発動させます。

ギミックをタップしたのち、画面右下に出てくるf:id:hardluck_mr:20211106145007p:plainアイコンをタップし、確認ダイアログで「はい」をタップするとギミックの効果が発動します。実際にギミックを発動させるスクリーンショットは後の記事で載せます。

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ギミックをタップするとギミックの効果が及ぶ範囲が現れるので、発動前に今一度確認しましょう。

f:id:hardluck_mr:20211106145007p:plainアイコンの横にある数字は、ギミック発動後に再発動可能になるまでのターン数を示します。例えば「ムスペルの篝火」を使用すると、その2ターン後まで「ムスペルの篝火」を再使用することができなくなります。なのでギミックの発動も戦況をよく見て発動するかどうか考えましょう。

ボーナスギミック

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ギミックの中には設置すれば全味方の能力がアップする「ボーナスギミック」があります。ボーナスギミックは毎回異なるので、準備期間中に1つは設置すると良いでしょう。

因みにですが、参考までに私は5つのギミックをこのように配置しています。

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配置するギミックは敵に固定ダメージを与える「ムスペルの篝火」と「炎まとう召喚師」、味方を回復する「生命の宝玉」と「命溢れる召喚師」、そしてボーナスギミックです。前者4つがボーナスギミックと被った場合は、敵を弱体化させる「エンブラの魔印」を5つ目に置くことが多いです。

ミョルニルではいかに敵を多く倒し味方を生き残らせるかが大切なので、固定ダメージ付与と味方回復は私にとって必須ギミックです。

敵増援にもダメージを与えるため「ムスペルの篝火」は遊撃枠に一番近いところに、多くの味方を回復させるために「命の宝玉」は中央に、それ以外は後方に設置しています。

その他

ボーナス神階英雄

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ミョルニルでは特定の祝福を持つ神階英雄が強化される「ボーナス神階英雄」がいます。例えば上の写真の場合は、天と理の祝福を持つ神階英雄が強化されます。こちらも毎回変わるので、ボーナス対象の神階英雄を防衛部隊に編成させると有利に戦えます。

尚、勘違いしやすいですが

  • ボーナス対象の祝福を持つ神階英雄以外の英雄も強化される
  • ボーナス対象の祝福を持つ神階英雄の神階効果を受けられる

わけではないので注意しましょう。

スコアと報酬

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ミョルニルの防衛戦では「将位」と呼ばれるランクがあり、「将位」が高いほどミョルニル開催終了時に貰える報酬の量も多くなります。

報酬は個性の実、秘伝書の紙片、秘宝玉、各種神竜の花と豪華なので、ミョルニルが開催されれば是非とも参戦しましょう。「秘宝玉」はミョルニルのギミックを強化するための材料です。

「将位」はミョルニルの防衛戦での得られるスコアが高いほど高くなります。スコアは減点方式で、

  • 味方がロストする
  • 扉が1つ突破される

とスコアが減ります。なので、高スコアを狙うためにも味方はなるべく生存させましょう。

またこの他にも、開催期間中は「召喚師で敵を倒す」ミッションがあり、達成すればより多くの秘伝書の紙片が報酬として貰えます。なので、召喚師も防衛戦で敵を多く倒して活躍させましょう。

敵の強さと難易度

敵軍の強さは、自分の今の「将位」、編成しているボーナス神階英雄の限界突破回数、マップの難易度、の3つによって決まります。

ミョルニルのマップには「初級」、「中級」、「上級」の3つがあります。当然ながら「上級」で敵が強いほど得られるスコアも高くなりますが、余りにも敵が強すぎる場合は「中級」または「初級」で戦うと良いでしょう。

因みにミョルニルに編成する味方のレベルは、どの難易度でもLv40(MAX)推奨です。

自動ターン終了設定

ミョルニルで防衛戦をする前に、「環境設定」で以下の設定をしておくことを強くお勧めします。

  • 「自動ターン終了」を「オフ」または「ダブル・比翼以外」に設定する

「自動ターン終了」が「オン」だと、味方の行動が全員終了すると即敵ターンの開始になるため、味方の行動全員終了時にギミック発動や前衛と後衛の交替ができなくなるからです。

上記の設定であれば味方の行動が全員終了しても敵ターンの開始とはならず、発動するギミックが残ってないか、前衛と後衛の交替は問題ないかをじっくりと確認できます。確認が終われば「ターン終了」ボタンをタップして敵ターンを安全に開始しましょう。

 

 

さて、長くなりましたがミョルニルの基礎編はここまでとします。

次回は今から丁度10日くらい後に、死神騎士が風花雪月勢を引き連れて来るので、その時にミョルニル攻略実践向けの攻略記事第1回を書こうと思います。

*1:総選挙英雄は除く

*2:キャラクター専用スキル、および歩行や現在装備している武器種で装備できないスキルは除く

*3:特定の武器種の敵は追撃できなくなる上に、自分は絶対追撃

*4:他の無色魔法は専用武器スキルなので装備不可