Mr.ハードラックの記録帳

主にFEサイファ、FEヒーローズについての備忘録です。たまにサイファ、ヒーローズ以外のFEのことも書きます。詳しくはプロフィールにて。

FEヒーローズをやろう(英雄編)

FEH入門編5回目となる今回は、英雄(キャラクター)や彼らとの交流について説明します。

英雄の種類

前回の育成編でも「伝承英雄」や「神階英雄」という言葉が出て来たと思いますが、召喚されたキャラクターは「~英雄」という区別をされることがあります。

恒常英雄

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召喚メニュー問わず召喚されるキャラクターのことです。FEH公式では単に「英雄」と呼ばれていますが、他の英雄と区別するために攻略サイト等では「恒常英雄」という呼ばれ方がされています。

この恒常英雄には星5だけでなく、星4や星3のキャラクター、さらには毎年行われる英雄総選挙で上位となったキャラクターも含まれます(総選挙上位のキャラクターも召喚メニュー問わずに召喚されるため)。

因みに、英雄総選挙で上位となったキャラクターは「総選挙英雄」とも呼ばれることがあります。

星4恒常英雄のオススメ

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恒常英雄の星4キャラクターのうち、一番私が個人的にオススメしたいのがこのラインハルト殿です。

青魔法の騎馬に加えて、星5の専用武器「ダイムサンダ」が非常に強力で、魔防の低い赤属性の敵であれば先制の2回攻撃で大抵沈めてしまうことができるからです。

さらに言えばラインハルト殿は星4以下なので召喚されやすく、限界突破もしやすいという利点もあります。

個性は攻撃得意で、スキルは「鬼神の一撃」や「攻撃魔防の凪」などががお勧めです。

神装英雄

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第1回のコラムでも少し話にあった課金要素「フェーパス」のアイテムによる強化された恒常英雄です。

初期の星5や星4以下の恒常英雄が対象で、能力が強化される他、イラストも一新されます。因みに神装英雄の衣装はFEHに登場する国家の装束を模したものとなっています。

但し、神装英雄は課金による強化なので、上記のように610円かかる上、フェーパス(1か月間950円)にも加入しないといけません。

神装英雄の対象となる英雄は今後も増える予定です。

大英雄

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召喚メニューからは召喚されず、「大英雄戦」の初回クリアで仲間になるか、聖杯で召喚されるキャラクターのことです。

「大英雄」と大層な名前がついていますが、FE原作で敵対していたキャラクターがこの「大英雄」に抜擢されることが多いです。

超英雄

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クリスマスやハロウィン*1などの季節もののイベントやお祭りで登場するキャラクターです。それぞれのお祭りにちなんだ衣装に身を包んで、キャラクターたちがお祭りやバカンスを楽しんでいるという設定です。

また、この季節もののイベントには「戦禍の連戦」という連戦イベントがあり、そこの報酬で仲間になるキャラクターも超英雄になります。尚、戦禍の連戦の報酬で仲間になるキャラクターは後に聖杯でも召喚できます。

当然ながら期間限定の召喚なので、恒常英雄より入手機会は少ないです。

因みに、「本編で戦争しているキャラクター達が祭りなんて楽しんでいる暇あるのか?」という意見はあるかと思いますが、それについてはこのツイートを見て一考してみてください。

比翼英雄

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2人1組になっているキャラクターです。MAP上でも2人同時に現れますが、戦闘するのは名前欄のキャラクターで、もう片方はサポートに回っているという設定です。

比翼英雄の主な特徴として、

  • 「比翼スキル」というスキルを保持している
  • ステータス画面で特殊な会話が用意されている(左上にある「…」の吹き出しのアイコンをタップ)
  • ホーム画面でキャラクターをタップしたときにどちらかのキャラクターが喋る

の3つです。

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「比翼スキル」は下側のメニューの翼のようなアイコンをタップすることで発動します。発動する前に使用して良いかどうかの確認が出るので、そこで「使用する」を選択すると特殊なエフェクトと共に比翼スキルが発動します。

尚、比翼スキルが発動するときの効果の範囲は確認画面が出る時に表れるので、そこで確かめることができます。

双界英雄

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比翼英雄と同じく2人1組のキャラクターです。こちらも名前欄のキャラクターが戦ってもう片方はサポートに回るという設定です。

比翼英雄と似ていますが、

  • 「双界スキル」というスキルを保持している
  • キャラクターは2つの異なる作品が出典元であること(比翼英雄は2人とも同じ作品が出典元)

が大きな違いです。

「双界スキル」も一見すると「比翼スキル」と似ていますが、双界英雄と同じ出典元の味方にもスキルの効果が作用する違いがあります。例えば上のチキ君とニニアン君の場合、双界スキルを発動するとそのスキルの効果が他の「紋章の謎」または「烈火の剣」出典の味方(マルス様やリン君など)にも作用します。

因みに出典元はステータス画面で名前欄をタップすると確認できます。

伝承英雄

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通常の召喚では召喚されない強力なキャラクターです。主に各FE原作での主人公格のキャラクターが伝承英雄に抜擢されることが多いです。

伝承英雄は毎月末に実施される伝承(神階)英雄召喚にて召喚されます。

伝承英雄には火、水、風、地のいずれかの祝福が付いており、この祝福を変更することはできません。その代わり、その伝承英雄と同じ祝福が付与された味方を強化する「伝承効果」が付与されています。

伝承効果は伝承英雄ごとに異なります。

祝福と伝承効果

伝承英雄と同じ祝福が付与された味方は、伝承英雄の持つ祝福のシーズンであれば、戦闘MAPでその伝承効果に応じた強化を受けることができます。

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例えば、キヌ君に伝承アイク君と同じ「地」の祝福を付与した場合、伝承アイク君と同時に出撃するとHPと攻撃が強化されます。これはキヌ君が伝承アイク君の伝承効果「HP+3、攻撃+2」の効果を受けているからです。

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但し、先ほど説明した通り、伝承効果はいつでも受けられるわけではなく、伝承英雄と同じ祝福のシーズンでないと伝承効果が発動しません。伝承アイク君の場合、「地」のシーズンでないと伝承効果が発動しません。

因みに今どのシーズンかはホーム画面等で左上の祝福属性アイコンをタップすると確認できます。戦闘MAPでは確認できないので、戦闘MAPに入る前に事前によく確認しましょう。

神階英雄

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伝承英雄と同じく、通常の召喚では召喚されない強力なキャラクターです。主に各FE原作でも神話上や神に近しい伝説の存在が神階英雄に抜擢されることが多いです。

神階英雄も毎月末に実施される伝承(神階)英雄召喚にて召喚されます。

伝承英雄と同じで、神階英雄には光、闇、天、理のいずれかの祝福が付いており、この祝福を変更することができない代わりに、その神階英雄と同じ祝福が付与された味方を強化する「神階効果」が付与されています。但し、この神階効果は「飛空城」でしか効果が発揮しません。

神階効果は神階英雄ごとに異なります。

祝福の入手方法

さてここまで記載した祝福ですが、入手機会は少ないです。特に神階英雄の属性と同じ光、闇、天、理の祝福はかなり手に入りづらいです。

祝福の主な入手方法は以下のとおりです。

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  • 各種イベントや闘技場の報酬(火、水、風、地のいずれか)
  • 伝承英雄戦または神階英雄戦のハード初回クリア報酬(伝承・神階英雄と同じ属性の祝福がもらえる)
  • 伝承英雄または神階英雄を召喚したとき(伝承・神階英雄と同じ属性の祝福がもらえる)
  • 飛空城挑戦の報酬(光、闇、天、理のいずれか)

尚、祝福を付ける時の注意点は、異なる属性の祝福を付けると祝福が上書きされて、それまでの祝福に戻すことができなくなります。なので、付け替える時など祝福は計画的に消費しましょう。

聖杯で英雄を召喚

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先ほども説明した「大英雄」や「戦禍の連戦」の報酬で仲間になるキャラクターは、後に「聖杯」というアイテムを使用することで召喚されます。

聖杯による召喚は、「仲間」→「聖杯で英雄を召喚」メニューで行います。

聖杯は飛空城の挑戦報酬等で貰えます。

注意しないといけないのは同じ英雄を何度も召喚すればするほど、消費する聖杯の量が増えます。例えば初回は消費する聖杯は100個ですが、召喚回数を増やすと50個ずつ増えて行きます。

また、同じ英雄は20回までしか召喚できません。なので、継承可能なスキル目当てで無限に召喚するということはできないので注意しましょう。

聖杯で召喚できる英雄のオススメ

FEHを始めたばかりでまだ戦力が整っていない場合は、聖杯から英雄を召喚して戦力を整えると良いでしょう。ここで、私がオススメする聖杯で召喚できる英雄4名を紹介します。

幼少ミネルバ

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とある事情でかなり強化された幼少期のミネルバ君です。見てのとおり魔防以外の能力が全て高いうえ、「赤い竜騎士の盾」というスキルで飛行特効が無効化されるので弓も受けられます。

装備武器スキルである「赤い竜騎士の斧」も強力なので、飛行の斧使いとしても十分一軍になる実力を持っています。

プラハ

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デイン王国四駿の1人である大英雄です。速さが高い槍の騎馬というのもありますが、一番強力なのは武器スキルの「フレイムランス」です。

「フレイムランス」は残りHPが高いと敵の魔防でダメージ計算する他、武器種「牙」に特効です。「牙」のキャラクターはほぼほぼ魔防が低いキャラクターが多いので、「牙」の敵が出て来た時に非常に有利に戦えます。

ネサラ

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キルヴァス国王の大英雄です。飛行タイプ「牙」のキャラクターで速さが高い他、自ターン開始時に化身していれば移動力が3になり、高い機動力を誇ります。

但し防御と魔防は低いので、飛行特効を突かれなくても大ダメージを受けてやすい点は注意が必要です。

忍者カザハナ

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忍者のお祭りに参加している超英雄のカザハナ君です。武器スキルと「死線」のスキルで攻撃と素早さが極端に高く、おまけに「忍の斧」で自分から攻撃したときに2回連続で攻撃します。

但し、守備と魔防が極端に低いので、武器相性が良くてもHPが半分以上削れてしまうことがザラにあります。

支援

最後にFE原作にもある支援について説明します。支援にはキャラクター同士の通常の支援の他、召喚師との絆の契りの2種類あります。

キャラクター同士の支援

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FEHの支援も原作と同じように、支援相手の味方が近くにいれば戦闘中の能力が強化されます。支援相手はパラメータ画面で見ることができる他、MAP上でキャラクターを選択したときに、ハートマークが現れるのが支援相手のキャラクターになります。

支援は「仲間」→「仲間との交流」→「支援」メニューでつけることができ、最初は支援レベルCから始まって最高レベルはSです。

暁の女神と同様、支援相手は一人のみで、他のキャラクターと支援を付ける場合はそれまで支援を結んでいた相手とは支援レベルが解消されるので注意しましょう。

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支援相手に制限はありません。原作通り仲の良いキャラクター同士や夫婦同士で支援を付けるのもアリですが、原作では敵対していたキャラクター同士や、サイファと同様に作品の垣根を越えて付けるのもアリです。

但し、支援値が貯まる条件は、戦闘MAPで自分の2マス以内にいる支援相手がLv35以上の敵と戦闘したときです。なので、大分強敵と戦わないと支援値が貯まらない点で言うと、FEHを始めたばかりだと支援レベルを上げるのも少々厳しいかもしれません。

召喚師との絆の契り

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召喚師(プレイヤーの分身)との支援です。キャラクター同士の支援と違うのは、常時能力が上昇する点です。

召喚師との絆の契りは、「仲間」→「仲間との交流」→「召喚師との絆の契り」メニューでつけることができ、支援と同様最初はレベルCから始まって最高レベルはSです。

召喚師との絆の契りのレベルがSになると、そのキャラクターのパラメータ画面の背景が特別なものになり、編成画面の顔写真の星もピンク色に変わります。

召喚師との絆の契りも支援と同様、結べる相手は一人のみで、他のキャラクターと召喚師との絆の契りを結ぶと、それまで結んでいた相手とのレベルが解消されるので注意しましょう。

但し、フェーパスに加入していれば召喚師との絆の契りを結べる相手が3人まで増えます*2

こちらも支援と同じく、召喚師との絆の契りによる支援値が貯まる条件は、戦闘MAPで召喚師との絆の契りを結んだ相手がLv35以上の敵と戦闘したときです。

*1:作中ではクリスマスは「冬祭り」、ハロウィンは「秋の収穫祭」と呼ばれています

*2:キャラクター3人と召喚師との絆の契りを結んだ状態でフェーパスの加入から脱退した場合、結んでいた3人の内いずれか1人を選んで召喚師との絆の契りを結ぶことができます