FEヒーローズをやろう(スキル編)
今回はFEHのスキルについて説明します。
今回説明するのはスキルの種類や習得、継承、装備方法で、実際どういったスキルがあるか、どのようなスキルを継承させるかまでの細かいところは、また次の機会に説明します。
FEHのスキル
FEHのスキルはキャラクターのパラメータの右隣にある7つの枠(写真赤枠)になります。上から順に武器、補助、奥義、A、B、C、聖印となります。
因みに上の写真のようなキャラクターのステータスは、マップのキャラクターのアイコンまたは編成の顔写真をロングタップすると現れます(元の画面に戻る場合は左上の矢印をタップします)。
武器スキル
装備武器です。武器もスキル扱いで、他のスキルと同じように付け替えることで装備武器を変更します。何も武器スキルを装備しなければ丸腰も可能です。
当然ながらスキル扱いなので、FEHの武器には外伝やifと同じように耐久が存在しません。なので武器が壊れることは考えなくて良いです。
補助スキル
ライブなどの杖による回復や、踊り、応援、移動補助などのコマンドで発動する補助スキルです。
杖による回復も補助スキルのため、こちらも杖の耐久は考えなくてよいです。
奥義スキル
発動すれば敵に大ダメージを与えるスキルです。FEHにおける必殺の代わりになります。
奥義が発動すると、戦闘アニメーションでセリフ付きのカットインの後に奥義専用のエフェクト付きで攻撃します。例えば「氷華」だと上の写真のように雪華が舞います。
奥義カウント
奥義スキルをタップしたときに表示される数字は奥義カウントと呼ばれ、奥義が発動するまでのカウントになります。
戦闘で攻撃を加えるか受けるかすると1づつ減っていき、0になるとその攻撃で奥義が発動します。発動後はまた元の最大カウント(例えば「氷華」の場合は4)に戻ります。因みに、杖のキャラクターの場合は杖による補助スキルを使っても1減ります*1。
奥義カウントはマップ上のキャラクターのアイコン(武器アイコンの下の数字)にも表示されます。奥義発動状態になると奥義スキルと同じマークが表示されます。
この奥義カウントはスキルの効果で増減することもできます。例えばキル系武器はこの奥義カウントがさらに-1され、逆に「キャンセル」のスキルは敵の奥義カウントの減りが-1(つまり敵の奥義カウントが±0)されます。
カウントの少ない奥義と多い奥義
奥義スキルには似た効果ではあるが、
- 奥義カウントが少ない代わりに、発動時の効果がやや控えめのもの
- 奥義カウントが多い代わりに、発動時の効果が大きいもの
の2つがあります。
例えば、「氷蒼」と「氷華」はどちらも自身の魔防の値でダメージを追加しますが、
- 「氷蒼」は奥義カウントが3*2の代わりに、魔防の50%をダメージに追加
- 「氷華」は奥義カウントが4の代わりに、魔防の80%をダメージに追加
という効果にになっています。
どちらを覚えさせた方が良いかはそのキャラクターの強さや編成する味方、マップ上の敵などに依存するのでケースバイケースです。
範囲攻撃型と杖の奥義
奥義には戦闘時に発動するものが殆どですが、他にも
- 戦闘前に特定の範囲の敵にダメージを与える範囲攻撃型(写真左)
- 杖のキャラクターが回復時に発動する杖の奥義(写真右)
- 戦闘後に発動する奥義(疾風迅雷、巨影の奥義など)
があります。
範囲攻撃型の場合は、ダメージを与えるマスに奥義スキルのマークがつきます。
ABCスキル
奥義や補助スキルに属さない3つのスキル枠です。自身の強化や敵の弱体化などが多いので、覚えておくと戦闘を有利に進められます。
ABCスキルに明確な違いというものはないですが、傾向としては
- Aスキル…遠近反撃系、戦闘時に自身が強化されるもの(「~の一撃」など)、常に何かしらの強化がされるもの(「死線」など)
- Bスキル…戦闘順序が入れ替わるもの(「待ち伏せ」など)、追撃に関するもの(「守備隊形」など)、敵が弱体化するもの(「~の凪」など)
- Cスキル…ターン開始時に味方の能力を上げたり(「~の波」など)敵の能力を下げたり(「~の謀策」など)するもの、周囲の味方の能力を上げたり(「~の紋章」など)敵の能力を下げたり(「~の牽制」など)するもの
となっています。
聖印
いわゆる4番目のABCスキル枠です。
聖印として存在する任意のスキルを装備することができ、すでにABCスキルで装備しているスキルと同じものでも装備することも可能です。
聖印のスキルはABCスキルと同じものが多いですが、中には聖印にしか存在しないスキル(「重装のブーツ」など)もあります。
スキルの習得と装備
ここからはスキルの習得や装備について説明します。
まず、注意しなければならないのはこれらスキルの習得と装備は、戦闘マップに入ったときにはできません。なので、戦闘マップに入る前にしっかりとスキルの取得や装備などの準備を行いましょう。
スキルの習得
スキルを習得するためには、SPを消費することで、そのキャラクターが覚えているスキルを習得することができます。
「仲間」メニュー→「仲間の強化」→「スキル習得」*3でスキルを習得できます。
SPはレベルアップか戦闘で敵を倒すと貰えます。敵を倒したときの「SP+X」という表示が敵を倒した後に貰えるSPを表します。杖のキャラクターの場合は杖のスキルを使用することでもSPは貰えますが、戦闘で敵を倒したときよりも少ないです。
注意しなければならないのは、いきなり効果の強いスキルを覚えることはできず、まず効果の弱いスキルから順に覚えないと強いスキルを覚えることはできません。
例えばSPの量的にスルト王「金剛の構え2」を覚えられますが、いきなり「金剛の構え2」を覚えることはできず、その前に「金剛の構え1」を覚えさせる必要があります。
因みに、強力なスキルを覚えさせる前に必要なスキルが存在する場合、「~の習得が必要です。」という表示がされます。
スキルの装備
「仲間」メニュー→「個性・装備の変更」→「スキル装備変更」と「聖印装備変更」*4で、覚えているスキルや持っている聖印を付け替えることができます。
またここで装備しているスキルのチェックマークを外すと、何もスキルを装備していない状態になるので、丸腰もここで可能です。
スキルの継承
さて、最初からキャラクターが覚えているスキルの他にも、他のキャラクターが覚えているスキルが欲しい場合があると思います。
その場合は他のキャラクターから「スキルの継承」を行います。
「仲間」メニュー→「仲間の強化」→「スキルの継承」でスキルの継承が行えます。継承元のキャラクター(或いは秘伝書)から継承したいスキルを4つまで選んで他のキャラクターからスキルを得ます。継承したいスキルを持ったキャラクターが見つからない場合は「スキル検索」ができます。
ここでもスキルの習得と同じで、未収得でいきなり効果の強いスキルを得ることはできません。未収得の場合は効果の弱いスキルから継承する必要があります。継承するのに必要なスキルがある場合は「~の素質が必要です」と表示されます。
尚、写真の注意書きにもありますが、スキル継承元のキャラクター(秘伝書)は継承が完了すると消滅してしまいます。なので、スキル継承は慎重に行いましょう。
また、継承元のキャラクターに「お気に入り」が設定されていた場合は、そのキャラクターを継承元に選ぶことはできません*5。
武器の継承
他のキャラクターが装備している武器を得る場合も「スキルの継承」で武器を継承します。従ってFEHも聖戦と同じで武器の交換というものがありません。
継承できる武器はそのキャラクターが装備している武器だけ継承できます。例えば剣のキャラクターは剣の武器のみ継承できます。
また魔法とブレスは、継承元のキャラクターと同じ色の魔法とブレスのみ継承できます。例外なのは弓と暗器で、弓と暗器は色が異なっても武器の継承が可能です。
尚、武器の中にはそのキャラクターしか装備できない専用武器というものがあり、その場合は継承元と継承先の武器が一致しても継承ができません。専用武器は「本人のみ装備可能」と記載があります。特に牙は専用武器が多いので武器の継承が難しいです。
コラム:炎魔法使いに闇魔法を持たせる
前回、魔法は色事に属性分けがされていて、炎魔法と闇魔法は赤魔法に分類されることを話しました。
ということはつまり、炎魔法と闇魔法は同じ赤魔法なので、武器の継承で炎魔法使いに闇魔法を持たせることが可能となります。勿論逆に闇魔法使いに炎魔法を持たせることも可能です。
同じようなことが青魔法の雷魔法と光魔法にも言え、雷魔法使いに光魔法を、光魔法使いに雷魔法を持たせることも可能です。
継承不可のスキル
武器以外のスキルもなんでもかんでも継承できるものではなく、どうしても継承できないスキルがあります。
専用武器のように「本人のみ装備可能」というものの他に、特定の移動タイプや武器のキャラクターに継承できないものがあります。「装備不可」の記載の横にそのスキルを継承できない移動タイプや武器種のアイコンがあるので、そこで継承可能かどうか確認可能です。特に杖のキャラクターは継承ができないスキルが割と多いので、注意しましょう。
スキルセット
スキルの継承などで覚えたスキルや聖印の組み合わせを記録しておきたい場合は、「スキルセット」を使うと良いです。
「仲間」メニュー→「個性・装備の変更」→「スキルセット装備・変更」*6でスキルセットを記録したり、記録したスキルセットのスキルを一括で付け替えることが可能です。