Mr.ハードラックの記録帳

主にFEサイファ、FEヒーローズについての備忘録です。たまにサイファ、ヒーローズ以外のFEのことも書きます。詳しくはプロフィールにて。

時を戻す、黄金の魔女

今回はごく最近追加された新イベント「時を戻す、黄金の魔女」の攻略について書こうと思います。

このイベントですが事前準備不足が後々祟ってくるものなので、本記事ではイベントを攻略する前にどういう準備が必要なのかを私が忘れないように備忘録として纏めます。

「時を戻す、黄金の魔女」とは

「時を戻す、黄金の魔女」とは、つい最近追加されたFEHのイベントの一つで巨影討滅戦と同じく数か月に1回のスパンで開催されます。

このイベントでは、元々装備していたABCスキルと聖印が封印(効果発動しない状態)されており、その代わりマップを進めるごとに新しくABCスキルを得たり、封印された元のABCスキルを解放していきボス戦をクリアする、といったものになっています。

封印されるのは元々装備していたABCスキルと聖印だけであり、武器スキル、補助スキル、奥義スキルは装備中のものがそのまま使えます。但し、一度イベント攻略に入ると全てのスキルを途中で装備替えすることができなくなります。加えて元々A~Cスキルと聖印が装備されてなかった場合は適当なスキルと聖印が装備されます。なので、全てのスキルや聖印装備変更などの事前準備はしっかりとやっておく必要があります。

尚、イベント中に新しく得たスキルは、イベントをクリアしてしまうと消滅してしまいます。ただ「偶像の天楼」や「つながる絆」のように、今後のアップデートで課金アイテムによってイベント中に得たスキルを貰える可能性も無きにしも非ず…かもしれません。

事前準備

では、具体的にどういった事前準備が必要かを説明していきます。

当然ですが「時を戻す、黄金の魔女」イベントに出撃させるキャラクターは星5、Lv40まで鍛えましょう。余力があれば限界突破や神竜の花等で能力も底上げしておくと尚良いです。

ABCスキルを全て装備する

先にも触れた通り、キャラクターが元々ABCスキルのいずれかを装備していない場合は、適当にスキルが装備されてしまいます(イベント終了後には適当に装備されたスキルは消えます)。適当に装備されると、例えば既存の他のスキルとかみ合わせが悪くなったり、「獅子奮迅」や「~の渾身」が装備されて戦闘するたびにHPがゴリゴリ削れていく…といった不都合が生じる可能性があります。

なのでイベント攻略に出撃するキャラクターのABCスキルに空きがあれば、そのキャラクターと相性の良いスキルを継承・装備しておきましょう。

とは言えまだFEHを始めて間もなくて、効果がかなり強い高級スキルが揃ってないという人はいると思いますので、私のオススメする星4キャラクターから継承するABCスキルをピックアップします。

Aスキル
  • ~の一撃…特に「鬼神飛燕の一撃」がオススメ。星4キャラクターだとリュート君やキサラギ君が持っている。
  • 相性激化…武器相性が良くても敵を倒しきれない場合に。星4キャラクターだとロイ君が持っている。
  • ~の大覚醒…特に「攻撃速さの大覚醒」がオススメ。星4キャラクターだとセテス殿が持っている。
Bスキル
  • 進軍阻止…特に防御の高いキャラに装備させたい。星4キャラクターだとルカ君やカムイ王子様が持っている。
  • 救援の行路…味方が思わぬダメージを食らいピンチになったときに。星4キャラクターだとカイン君やマリナス殿が持っている。
  • 切り返し…速さが足りなくて追撃できない場合に。星4キャラクターだとクレイン君やツバキ君が持っている。
Cスキル
  • 生の息吹…戦闘しながら少しでも体力を回復したい場合に。星4キャラクターだとフロリーナ君やフェリシア君が持っている。
  • ~の威嚇…特に「速さの威嚇」がオススメ。星4キャラクターだとシャニー君やルーナ君が持っている。
  • ~の紫煙…特に「速さの紫煙」オススメ。星4キャラクターだとチャド君が持っている。

奥義スキルは「夕陽」か「太陽」を覚えさせる

出撃キャラクターが奥義スキルを何も持っていない場合は、「夕陽」もしくは「太陽」を優先的に継承させると良いでしょう。

「時を戻す、黄金の魔女」も連戦マップで受けたダメージは引き継ぐので、自己回復できる手段があると非常に楽になります。

「夕陽」は奥義カウントが2の代わりに相手に与えたダメージの30%を回復、「太陽」は奥義カウントが3の代わりに相手に与えたダメージの50%を回復なので、継承するキャラクターの相性の良い方で継承させましょう。

補助スキルは「引き戻し」を覚えさせる

出撃キャラクターが補助スキルを持っていない場合は、優先的に「引き戻し」を覚えさせることをお勧めします。

「引き戻し」のスキルはかなり便利で、次の敵ターンに袋叩きに遭いそうな味方を安全圏へ逃がしたり、逆に倒したい敵までの歩数が足りない場合に距離を詰めさせるなど、攻守一体の動きができます。

「引き戻し」を覚えているキャラクターは数多く、特にルーナ君は先述の「速さの威嚇」を、マリナス殿は「救援の行路」を持っているので、「引き戻し」のついでに継承させると良いでしょう。

聖印を装備させる

聖印も装備されていない場合は、ABCスキルと同様に適当に聖印が装備されてしまいます(イベントクリア後は装備された聖印は外されます)。なので、イベント攻略に出撃するキャラクターと相性の良い聖印を装備させておきましょう。

聖印は「仲間」→「個性・装備の変更」→「聖印生成・聖印覚醒」で生成可能です。

ボーナス出典かつボスに相性の良いキャラクターを編成させる

「時を戻す、黄金の魔女」では「双界を超えて」と同じように、特定の作品出典のキャラクターだと能力にボーナスが付いたり、スキル「特別枠」が解放されるなどの特典があるので、積極的にボーナス出典のキャラクターで編成しましょう。

さらに「時を戻す、黄金の魔女」のボスはイベントのホーム画面左上に示されているので、ボーナス出典でボスに相性の良いキャラクターや特効を突けるキャラクターを編成に加えると良いです。

今回の場合、ボーナス出典はヒーローズと烈火で、ボスは伝承リン君(緑弓)なので、ヒーローズ出典で火力と素早さの高い伝承ヴェロニカ君(赤魔)を編成させます。

他に編成の注意点としては全ての色属性(赤・青・緑・無色)を編成させて、射程1と射程2の味方を2人づつ、少なくとも魔法系は1人以上入れると良いでしょう。

可能であれば竜特効スキル持ちを出撃させる

もし可能であれば、竜特効スキル持ちのキャラクターも編成させると楽になります。

というのも「時を戻す、黄金の魔女」に出てくる敵は恒常英雄だけでなく、超英雄や伝承英雄もいて、特に超英雄や伝承英雄の竜石キャラクターは難敵が多いです。

なのでボーナス出典でなくても良いので、手強い竜石の敵を対処しやすくするためにも竜特効スキル持ちのキャラクターを編成させましょう。

実際私は今回の最終マップで伝承リン君よりも、一緒に出てくる花嫁チキ君の対処に苦労しました…。

杖使いは出撃させるべき?

「フェーちゃんねる」や「シャロンと学ぶ」では、他の味方を回復させるために杖使いは必ず出撃させることを推奨していますが、編成やスキル次第ではその限りではありません。

奥義スキル「太陽」や武器スキルなどで自己回復できる手段があれば、杖使いを無理に編成させる必要はないでしょう。

杖使いを編成させる場合は、いざという時に攻撃に参加できるようなある程度戦える杖使い(少なくとも「神罰の杖*1」は必須)のキャラクターを編成させましょう。

他にも杖使いが敵からのダメージを負ってしまった場合に、杖使い自身の体力を回復させる手段*2も必要です。

「時を戻す、黄金の魔女」攻略ポイント

ここからは「時を戻す、黄金の魔女」の攻略ポイントをいくつか紹介します。

「時を戻す、黄金の魔女」ではいくつかルートが分岐しており、どちらに進むかを決めます。一度ルートを選ぶと選ばなかった方のルートには行くことができません。尚、各ルートがどのようにつながっているかは横スクロールで確認可能です。

ルート上にある四角いマスには「A」や「B」の文字がありますが、これはそのマスでの戦闘マップに勝利すれば「A」スキルや「B」スキルが入手できることを意味します。

マスの色にはの三種類があり、の順に難易度が高くなり、難易度が高いほど勝利時に貰えるスキルが強力に、時の砂の量も多くなります。

ヴァナの紋章を目指す

ルート選定のポイントとしては、まずは「ヴァナの紋章」を目指すことを念頭に置きましょう。

「ヴァナの紋章」とは光り輝くマスのことで、ここに到達すると戦闘マップがない代わりに、時の砂を消費して封印されたABC聖印スキルをランダムで誰か一人どれか一つだけ解放したり、より強力なABCスキルを入手できる場所です。

なので「ヴァナの紋章」を経由するルートを優先的に選択しましょう。

上の画像の場合、ヴァナの紋章に至るルートは3通りありますが、ABCスキルを満遍なく入手でき、尚且つ序盤なら中級(赤マス)でも難度は高くないので、より強力なスキルを得るためにも赤い矢印のルートを進むのがオススメになります。編成の強さに自信が無ければ、緑矢印のルートでも構いません。

マップクリア報酬の選び方

通常のABCマスの戦闘マップをクリアすると、報酬としてマスと同じアルファベットのスキル2個と時の砂が3種類提示され、その中から一つを選ぶ形になります。黄色の砂時計が「時の砂」になります。

スキルはアイコンと名称だけ表示されていますが、具体的なスキル効果を知りたい場合は、スキルアイコンをタップすると説明が出てきます。

スキルの横に編成キャラクターの顔アイコンが表示されていますが、これはそのスキルが装備可能なキャラクターを示しています。例えば「攻撃魔防の信義」は移動タイプが騎馬のキャラクターが装備できないため、正月アシュ君と正月アスク君のみ顔アイコンが表示されています。

どのスキルを選ぶか迷う場合は、以下の優先度で折衷案を考えて決めると良いでしょう。

  1. 時の砂の量が多いもの
  2. スキル効果が強いもの
  3. スキル装備可能なキャラクターがなるべく多いもの

特に「時の砂」は「ヴァナの紋章」での封印スキル解放に2000も使うので、多いに越したことはないです。

ただ、時の砂の量は少ないが強力なスキルが提示されている場合もあるので、時の砂を取るか強力スキルを取るか、強力スキルを取ったところで装備可能なキャラクターがどのくらいいるか、などをよく考えて選びましょう。

スキルの装備

入手したスキルはマップクリア後のルート画面で装備できます。一度マスに進んで戦闘マップに入るとスキルが装備できないので、マスに進む前に必ず装備しておきましょう。

画面下のスキルを装備したいキャラクターアイコンをタップした後、「装備変更」ボタンをタップします。

ABCスキル枠をタップし、スキル一覧から装備したいABCスキルをタップすると、選択したスキルがスキル枠に装備されます。装備確定したら「決定」ボタンをタップで装備完了しましょう。

マップを進めてスキルが増えても、スキル一覧のスキル右上に以下のアイコンがあるので、混乱なく装備できると思います。

  • キャラクターの顔アイコン…そのキャラクターが装備しているスキル
  • チェックマーク…すでに自分が装備しているスキル
  • ×マーク…装備不可のスキル
  • なし…誰も装備していないスキル

因みに、一番右の黄色のスキル枠は「特別枠」と呼ばれ、装備可能なABCスキル1つを装備可能な枠となっています。但し、特別枠が現れるのはボーナス出典のキャラクターのみなので注意しましょう。

中ボス戦は中級を選ぶ

5マス目には必ず中ボス戦があります。難易度は赤の中級紫の上級があります。

基本的に中ボス戦は中級に進むと良いです。というのも上級との報酬の差は英雄の羽2000枚が追加されるだけなので、特に羽が不要で確実に勝ちたい場合は中級に進むと良いでしょう。

中ボス戦をクリアすると5、15、25マス目の場合は封印スキル解放、10、20マス目の場合は新しくABCスキル枠が解放されます。

他にも時の砂とABCスキルのいずれかも報酬として貰えます。どれを選ぶべきかは「マップクリア報酬の選び方」を参照してください。

その他注意点

スタミナと敗北条件

「時を戻す、黄金の魔女」では「偶像の天楼」と同じく、1マス進むごとに専用のスタミナを消費します。スタミナは5マス分あり、1日に1回5マス分回復します。

また戦闘マップの敗北条件は「大英雄戦」と同じく、誰か一人でもロストするとその時点で敗北します。

なので、進んだマスの戦闘マップで敗北すればスタミナを1ロスした状態でその場でとどまってしまうので、戦闘マップではなるべく敵からのダメージを受けずに慎重に戦いましょう。

尚、中ボス戦やボス戦に限っては敗北してしまってもやり直し可能です。

無色属性の特殊三すくみ

「時を戻す、黄金の魔女」では、無色属性に限り以下のような特殊な三すくみ*3が存在します。

  • 味方の無色属性は、敵の属性には有利になるが、敵の無色属性には不利になる。
  • 味方の属性は、敵の無色属性には有利になる。

少しややこしいですが要するに、無色属性同士で戦わせずに、敵の無色属性には属性で対処する、とだけ覚えておきましょう。

この三すくみは戦闘マップ右下の相性有利不利の簡略図にもあります。

回復の地には進むべき?

中ボス戦クリア後の分岐ルート上には「回復の地」と呼ばれる草が生い茂るマスがあります。

ここに入ると戦闘マップやスキル報酬が全くない代わりに、編成キャラクターの全員のHPを全回復するという効果があります。

基本的に編成の体力に余裕があるうちは「回復の地」に進まなくてよいですが、ここまでに編成全体が致命的なダメージを負っている場合は「回復の地」に進むことを勧めます

特に誰か一人でもロストすれば敗北してしまうのと、次のマップで回復が追い付かない場合は、闇雲に次の戦闘マップに進んで敗北してしまうよりは、ちゃんと「回復の地」で編成全体のHPを確保することも大切です。

詰んだら「時を戻す」

どうしても次の戦闘マップで勝てない場合は時を戻してみましょう。時を戻すことによって、別の安全なルートを選択することもできますし、より強力なスキルが報酬として出てくる可能性もあります。

「時を戻す、黄金の魔女」ホーム画面に戻り「時を戻す」ボタンをタップすると時を戻せます。「時を戻す」ではイベントに挑戦する前の最初の状態か、直近でクリアした中ボス戦後の状態の2つを選べます。

時を戻したタイミングまでに消費したスタミナは全て貯蓄分として戻ってくるので、1日のプレイで時を戻す直前まで進んだところまで挽回することも可能です。

*1:杖の攻撃が他の武器と同様のダメージ計算になるスキル。ない場合は与えるダメージが半減する。

*2:回復した分だけ自分も回復する「ご奉仕の喜び」など。

*3:三すくみのダメージ倍率は有利時が1.2倍、不利時が0.8倍。

FEヒーローズの英雄たち(闇堕ち英雄その2&魔器英雄)

今年も闇堕ち英雄の季節がやって参りました。

闇堕ち英雄についての詳細は前回の記事をご参照ください。

hardluck-mr.hatenablog.com

前回の闇堕ち英雄の記事から2年経ち、本当であれば去年も更新すべきだったかもしれませんが、それだけだと記事の分量が足りなくなるので、2年経った今更新しようと思います。

今回は闇堕ち英雄の他に、新しく追加された魔器英雄についても説明しようと思います。

闇堕ち英雄一覧

最初に第6部と第7部(現行2023/5/13時点)の闇堕ち英雄について紹介します。

参考までにFEサイファでも収録された闇堕ちバージョンや闇堕ちに関係するキャラクターのカードを紹介しているFEサイファ公式ツイートも載せます。

尚、FEサイファは今からもう3年前には最終弾が登場し、去年(2022年3月末)にサポートを完全終了しています。その影響で、第6部以降からはサイファに収録された闇堕ち英雄は極端に少なくなります。

第6部から登場

心を奪われし氷竜 ニニアン

FE烈火中盤で、ネルガル殿に洗脳されたニニアン君です。エリウッド君一行が初めて竜の門に到達したときにエフィデル君がニニアン君を攫い、そのままネルガル殿に洗脳されたニニアン君がエルバート殿(エリウッド君の父)のエーギル(生命エネルギー)を奪って古の火竜を召喚するタイミングと言えばピンとくる人はいると思います。踊りスキルの「オイデ、ヒノコタチ」はその時にニニアン君が発した言葉になります。

ただその最中にニルス君が乱入したことによりニニアン君は正気に戻り、召喚は失敗します。その召喚失敗の余波に巻き込まれ、フィデル君も古の火竜ともども消滅することになりますが…(こらそこ!ワープで逃げればいいのにとか言わない)

洗脳状態のニニアン君はサイファに収録されていません。

透魔竜の娘 リリス

FEifにおいてマイキャッスルの守護竜であるリリス君ですが、実は正体はハイドラ神の娘であることがDLC「見えざる史実」で判明します。

DLC「見えざる史実」はFEifの物語の前日譚であり、この段階ではリリス君は狂気状態のハイドラ神の僕として、別世界から来たとある3人組と対立します。

その時に3人組を連れて来たまだ正気状態のハイドラ神が狂気状態のハイドラ神の呪いから彼女を解放し、さらに死の間際に本当の気持ちを彼女に伝えたことにより、リリス君は改心し兄(姉)のカムイ様の下へ向かいます。

リリス君は闇堕ちというよりかは、元々敵対していたが改心してよく知るリリス君になったということから考えると、光堕ち英雄と言ってもいいかもしれません。

死せる王 グスタフ

FEヒーローズのメインキャラクターであるアルフォンス君の父親で、第3部にてヘル王の攻撃からアルフォンス君を庇って命を落としてしまいます。しかしその後、アルフォンス君らがヘル(ヘル王が治める国)に入ろうとしたときに、死者の魂となった彼はヘル王に操られアルフォンス君と敵対することになります。

彼もまた厳密には闇堕ちではなく、死後その体と魂を敵方に利用されるという点で覚醒の屍兵やifの透魔兵に近い存在といえます。

因みに想いを集めてでは、亡くなった人に出会えるという謂れのある泉にふらっと立ち寄ったヘンリエッテ君(アルフォンス君の母でグスタフ王の妻)の前に現れ、夫婦水入らずの思い出話に花を咲かせるといった内容になっているので、一見の価値はあると思います(というより見て欲しいです)。

グスタフ王はエイル君やリーヴ君と同じ第3部のキャラクターですが、ヘル王と同じくサイファに収録されていません。

白きもの レア

FE風花雪月銀雪ルート終章で、理性を失って暴走してしまったレア様です。闇に蠢く者達との戦いで最後の最後でタレス殿が放った兵器から身を挺してベレト(ベレス)君達を守り、その時の深手が原因で理性を失ってしまい暴走してしまいます。この「白きもの」として暴走したレア様が銀雪ルートのラスボスになります。

当然ながら彼女を止めることによってレア様は絶命してしまいます…が、実はベレト(ベレス)君の支援がS(生涯のパートナーとして指輪を渡した相手がレア様)であれば一命をとりとめ、ベレト(ベレス)君と幸せな余生を送ったとのことです。

暴走する本能 ムワリム

FE暁でイズカ殿からなりそこないの薬を飲ませられて、「なりそこない」になりかけている状態のムワリム君です。暁の女神第一部終盤で「なりそこない」になりそうになってしまいますが(分かりづらくて済みません)、ラフィエル君の呪歌で事なきを得ます。

「なりそこない」とはずっと化身状態が続くが理性を失ってしまった獣と同等のラグズのことで、イズカ殿がこの研究をしていました。実際武器スキルの「暴走の虎の爪牙」は、2ターン目と4ターン目以降は強制的に化身状態になり、尚且つ化身状態で戦うと戦闘後に自分に5ダメージを負うという、まさに「なりそこない」を表すような代物になっています。

大英雄なので現在では聖杯で召喚することで仲間になります。

ムワリム君自身はサイファに収録されていますが、この状態のムワリム君は収録されていません。

第7部から登場

生贄の王女 マリア

FE紋章第2部終章で洗脳され、メディウス殿の生贄にされそうになっているマリア君です。姉のミネルバ君が話しかけることによって洗脳が溶け、彼女は解放されます。

洗脳された英雄としては彼女(と他3人のシスター)が最初ですが、ヒーローズでは第7部とかなり遅い登場になります。

奥義スキルの「恐慌の聖光」とは最近実装された攻撃系の杖の奥義で、魔防の25%をダメージに加算する他、戦闘相手と周囲2マス以内の敵を「パニック状態*1」にし、攻撃速さを-6させます。攻撃系の杖の奥義は他にも開花エリンシア君などが会得しています。

サイファではこの状態のマリア君は収録されていません。

屍王 クロム

FE覚醒でギムレーに取りつかれてしまったルフレ君によって落命したクロム君が、屍兵の王としてギムレーの僕になってしまった姿です。

FE覚醒本編およびDLCでは屍王となってしまったクロム君は出てこず、こちらも例の暴勇アイク君と同様FEサイファのオリジナル設定で収録されたカードが元ネタになっています。

ただFE覚醒の作中でウード君が「親が屍兵になって襲ってくることがあり得る」と言っているので、クロム君が屍王になるのはFE覚醒の設定上ではあり得る話ではあります。なので、個人的には屍王はまだ許せる範囲内だと思っています(暴勇アイク君は絶対許せませんが…)

他にもFE覚醒DLCの「無限の神器」に出てくる神器持ちの屍兵は

  • かつて世界の命運をかけた戦いで負けた者たちである
  • その中に聖痕を持った屍兵もいた

と言っていたので、屍王は本編でもここにいたのでは?という見解もあります。

サイファの屍王とは衣装や移動タイプが違う他、ヒーローズ版ではよく見ると左脇腹に凶器となったトロンが刺さったままだったりします。

狂気の透魔竜 ハイドラ

FEifの黒幕にしてインビジブルキングダムのラスボスであるハイドラ神です。かつては始祖竜として人間と共存していたが、気の遠くなるほど長い年月を経て正気を失ってしまい、白夜暗夜透魔諸共滅ぼそうと画策するようになります。

リリス君のところでも触れましたが、狂気の状態でもまだ正気の状態の意識は残っており、正気状態の彼は別世界のとある3人組に助けを求めて、暗夜王国に転移させます。その後、リリス君の呪いを解いたところで正気状態の意識は殆ど無くなって狂気に呑まれ、そしてifの物語が始まります。

設定的に神階英雄でも良さそうですが、今回は闇堕ち英雄としての登場です。加えて竜の化身状態も人型のままだったりするので、ちゃんとした竜に化身できる正気状態のハイドラ神が神階で来る可能性があります。

復讐を誓いし器 ベレス

FE風花無双でソティス君に体を乗っ取られた状態のベレス君です。

風花無双は私はやったことがなく(やる予定もない)、元ネタがよくわからなかったので無双をプレイした方に聞いたところ、どうやら無双のソティス君は自分や同胞たちが闇に蠢く者達によって殺害され遺体を損壊させられた記憶を持っており*2、そのため闇に蠢く者を「地虫」、他の人間を「小さき者」と見下し、復讐鬼になってしまった…とのことです。

なので厳密にはベレス君が闇堕ちしているわけではなく、ソティス君が闇堕ちしていると言った方が正しいかもしれません。その証拠に彼女だけ闇堕ち英雄に見られる紫色のオーラではなく緑色のオーラに包まれており、声もソティス君となっています。

風花雪月無双はFEサイファのサポート終了後に発売されたものなので、当然この状態のベレス君はサイファには収録されていません。

闇の中の狂犬 ライナス

FE烈火終章でネルガル殿の手によってモルフ化したライナス君です。ライナス君は作中でエリウッド君一行と交戦し命を落としてしまいますが、その時に奪ったエーギルから作られたモルフとして再度エリウッド君らに立ちはだかります。

モルフとはネルガル殿が作った人間そっくりの生きた人形のことで、白い肌に黄色い瞳が特徴です。ヒーローズ版のモルフライナス君もモルフの特徴を備えています。

他にもロイド君やウルスラ君などもモルフ化していますが、今回はライナス君のみの実装です。原作ではモルフのライナス君は終始無言ですが、ヒーローズでは結構喋ります。

大英雄なので今後のアップデートで聖杯で召喚できる英雄に追加される予定です。

サイファではモルフ状態のライナス君は収録されてません。

魔器英雄

最後に魔器英雄について説明します。

魔器英雄とは

魔器英雄とは2022年9月ごろから登場した新しい英雄種別で、「魔器」とよばれる強力な武器スキルを持つ英雄です。魔器英雄は祝福アイコンの隣に赤い剣のようなアイコンが付いています。

「魔器」は名前だけ聞くと屍王クロム君が持っているような禍々しいイメージがありますが、中にはアルフレッド君やターナ君など可愛らしい見た目の「魔器」もあったりします。

これだけ聞くと他の専用武器持ちの英雄と大差なさそうなのと、寧ろ屍王クロム君の魔器スキルも昨今の専用武器と比べると効果はやや控えめのように見えます。

しかし、魔器英雄には他の英雄にない以下の二つの特徴があります。

特徴1 魔器は他の英雄に継承可能

魔器は専用武器ではないため、同じ武器種であれば誰でも継承可能です。誰でも継承可能なためか、昨今の専用武器スキルと比べると効果は控えめになっています。

それでも例えば、最初期(特に第2部以前)のキャラクターの錬成済み専用武器に比べると遥かに強いので、そういったキャラクターにとっては喉から手が出るほど欲しい逸品だと思います。

加えて魔器英雄は魔器の他にも強力なスキルを持っているので、そちらも合わせて継承させると最初期のキャラクターもかなり強力になると思います。

特徴2 スキル継承で継承元の魔器英雄はいなくならない

通常、スキルを継承すると継承元の英雄はいなくなるのですが、魔器英雄に限りスキル継承しても兵舎からいなくならないという特徴があります。魔器英雄本人も強力なので、継承で兵舎からいなくなってしまう心配はありません。

これが魔器英雄の一番の特徴といっていいでしょう。

魔器の制約

これだけ嬉しいこと尽くしな魔器英雄ですが、いくつか制約があります。

制約1 魔器英雄からスキル継承できるのは1回だけ

タイトル通りですが、魔器英雄からスキル継承できるのは1回だけで、1回継承してしまうとその魔器英雄からはスキル継承できなくなります。なので誰に魔器と他のどのスキルを継承させるかは慎重に考える必要があります。

魔器英雄がスキル継承済みかどうかは、スキル継承画面で魔器英雄のアイコン右側の剣のマークで判断できます。

剣マークが赤く塗りつぶされていれば継承可能、灰色になって斜線が引かれていれば継承済みになります。

継承済みの同名の魔器英雄が複数人いた場合は、その魔器英雄を限界突破させると良いでしょう。

制約2 魔器と同時に専用スキルを装備できない

魔器を継承した英雄は、魔器と同時に専用スキルを装備することができなくなります。ここで言う専用スキルとは「本人のみ装備可能」と書いてあるスキルのことを指し、奥義、補助、ABCスキルが対象となります。

例えばクリスマスソティス君に魔器を装備させようとすると、奥義「天狼」が専用スキルのため魔器を装備させることができません。なので、装備させるためには奥義「天狼」を他の汎用奥義スキルに変更する必要があります。

少しややこしいのが専用スキルのうち「歌う」、「踊る」、「奏でる」は魔器と同時に装備可能ですが、その上位互換の「ユラリ、ユレリ」や「あまいゆめ」は魔器と同時に装備できません。

また、魔器英雄本人は専用スキルを装備可能です(ずるい)

制約3 魔器英雄はすり抜けで召喚されない

これは制約かというと微妙に違うかもしれません。

今は魔器英雄は恒常新英雄と一緒の召喚に登場していますが、この召喚が終わってしまうと魔器英雄は恒常英雄や開花英雄と異なり、他の召喚ですり抜けて召喚されることはありません。

言ってしまえば魔器英雄は超英雄や伝承・神階英雄と同じ扱いで、ピックアップされている召喚以外からは登場しません。

なので、もし魔器英雄が登場する召喚があれば天井でも良いので、1体は確保しておくと良いでしょう。

新英雄召喚を逃した場合は、伝承・神階英雄召喚と共に登場することがある他、「新英雄召喚Returns」と呼ばれる専用召喚にも登場します。

*1:バフをデバフ扱いにする状態異常

*2:風花雪月本編ではソティス君にはその記憶がない。

巨影討滅戦

前回の更新からまたご無沙汰しています。前回の記事で今年の闇落ち英雄について解説すると言ってましたが、それだけだと記事の分量が少なくなりそうなので、またの機会に説明しようと思います。

今回は巨影討滅戦について解説します。

巨影討滅戦とは

巨影討滅戦とはFEHのイベントの1つで、数か月に1回のスパンで開催されます。「巨影」と呼ばれる特定の英雄を形どった巨大な影*1相手に、7ターンの間できるだけ大ダメージを与える*2という、生存タイプの特殊戦闘マップイベントです。

実施期間はおよそ6日間で、3回戦(1回戦ごとに2日間)あります。1回戦ごとに順位がリセットされ報酬も更新されます。

巨影は1回戦ごとに2体存在し、HPが0になると交替して登場します。巨影も1回戦ごとに更新されますが、1回戦ごとに登場する2体の巨影の武器種と移動タイプは同一になる傾向があります。

例えば2022年9月に開催された巨影討滅戦では、

  • 1回戦…伝承カムイ様と闇落ちカムイ様(どちらも歩行かつ無色の竜石
  • 2回戦…シャナン君とアイラ君(どちらも歩行かつ
  • 3回戦…伝承ルキナ君と伝承クロム君(どちらも歩行かつ青弓

となっていました。

なのでそれぞれの戦闘で巨影と相性の良い武器や巨影に特効がつける英雄で部隊を編成して、巨大影討滅戦に挑みましょう。

難易度は「初級」、「中級」、「上級」の3つです。初心者やまだ強力な英雄の数が少ない場合は、写真にあるように「中級」を挑戦するのがオススメです。

報酬には累計ダメージ、順位、1回の戦いで巨影に与えた合計ダメージの3種類があります。累計ダメージではオーブや秘伝書の紙片、神竜の花等が貰えます。順位では順位に応じた数の英雄の羽が貰えます。1回の戦闘で与えた合計ダメージが15万を超えた場合は「巨影の残滓」と呼ばれるアクセサリーが貰えます。

また、巨影討滅戦開催時期にも秘伝書の紙片などが貰えるミッションがあるので、是非とも巨影討滅戦に参加して報酬を得ましょう。

注意しないといけないのは巨影討滅戦は開催前に参加するかどうかの意思表示選択があるので、忘れずに「参加する」を選択しましょう。

先述したようにこのイベント自体は数か月に1度という比較的少ない頻度で開催されるため、毎回私がどう攻略していたかを忘れたころに開催されます。なので、今回は私の備忘録的な意味合いも込めて、巨影討滅戦の攻略記事を書こうと思い立ちました。

巨影の仕様

巨影はその名のとおり、マップ上では紫色のオーラに包まれた黒っぽいユニットとして現れます。マップ上のユニットアイコンでは分かりづらいですが、戦闘アニメーションをオンにして戦ってみると、オリジナルの英雄の倍の体躯をしていることが分かります。

巨影の最大の特徴は何と言っても数十万もあるHPで、一見すると7ターン以内に倒せるかどうかも怪しそうです。

巨影の武器スキルは「影没の波動」、奥義スキルは「影没」、聖印は「巨影」固定です。A~Cスキルはオリジナルの英雄が覚えるスキルと同じですが、難易度によって何をどのレベルで覚えているかは異なります。

巨影の武器スキル、奥義スキル、聖印を詳しく見て行きましょう。

まず武器スキルの「影没の波動」は共通して以下の特徴を持ちます。

  • 敵から攻撃されたとき、距離に関係なく反撃する
  • この攻撃は、最低でも1ダメージを与える

つまり、「影没の波動」は反撃不可の武器スキルでない限り必ず反撃を食らってしまうことと、どんなに守備や魔防が高くてもダメージが0になることはありません。

また、この他に武器種特有の効果も持ち合わせています。例えば竜石だと「射程2の敵に敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算」が付与され、弓だと「飛行特効」が付きます。

奥義の「影没」は、戦闘後に敵と周囲2マスの敵に10ダメージ与える上、自分と敵の位置を入れ替えるという、「切り込み」のような効果が付いた範囲攻撃型奥義となっています。

注意しなければいけないのは他の範囲攻撃型奥義と異なり、戦闘後に奥義スキルが発動可能な状態であれば自動的に発動する点であり、こちらからの攻撃でも奥義発動状態であれば発動します。

こちらの編成4人が全員巨影に追撃できかつ巨影も反撃する場合、1回の戦闘で奥義カウントは3減るので、計算上は7ターンの間最大11回発動し、こちらが影没で負うダメージも累計で110と無視できない値になります。

加えて奥義発動後に位置が入れ替わるので、場合によってはこちらのペースが乱されてしまいます。

聖印の「巨影」は、自軍の攻撃ではHPが0にならないという不死身のような効果を持ちます。つまり、HPが0になる攻撃を受けても必ずHPが1残ります(ダメージが0になるわけではない)。

ただでさえHPが高いのにその上倒せないとなると絶望しそうですが、7ターン目終了時に同盟軍が駆け付けて巨影にダメージを与えるアニメーションが入り、そこで初めてHPが0になって巨影を討滅することができます。

但し、7ターン目までにこちらが与えたダメージが余りに少ないと、同盟軍の攻撃でも巨影を倒しきれない場合もあります。

巨影討滅戦攻略

ここからは、巨影討滅戦の攻略について解説します。

大ダメージを与えるコツ

巨影討滅戦では巨影に与えるダメージを倍増させる「倍率」というものがあります。例えば上の写真のように倍率が2.0となっている場合、マルス様が与えるダメージは80×2.0×2=320となり、かなりのダメージを与えることができます。

この倍率は巨影に攻撃するか、増援の敵を倒すと少しずつ上がっていきます。なので毎ターンなるべく巨影に攻撃を入れつつ増援も倒せば倍率はどんどん上がっていき、6~7ターン目くらいには巨影に与えるダメージも1000を超すようになります。

スタミナ消費で8倍攻撃する

巨影討滅戦では1回戦うごとに専用のスタミナを消費します。このスタミナは難易度選択画面の上の方に斧のようなアイコンで示され、1回戦うごとに1個消費します。1個回復するのに1時間を要します。

このスタミナを一気に8個消費すると8倍攻撃が可能になります。1倍攻撃の場合は倍率は2.0から始まりますが、8倍攻撃の場合はさらに8倍されるので、2.0×8=16.0から始まります。先ほどのマルス様の例で言うと、1ターン目から80×16.0×2=2560ものダメージを巨影に与えることができるようになります。

また8倍攻撃の場合、毎ターン増援を全滅しながら巨影に攻撃できれば、6~7ターン目には倍率が40~50になるので、「巨影の残滓」が手に入る15万の合計ダメージを与えるのも夢ではありません。

その代わり8倍攻撃をした場合は、スタミナが全回復するまで8時間も要します。

このスタミナは「討滅の斧」と呼ばれるアイテムを使用することで一気に8個回復することができます。「討滅の斧」は累計ダメージや巨影討滅戦ミッションの報酬で入手可能です。

巨影に一番ダメージを与えられる味方は一番最後に攻撃する

先程も説明した通り、倍率は巨影を攻撃すると少しずつ増えていきます。

つまり、巨影に一番ダメージを与えられる味方を一番最後に攻撃させれば、倍率が一番上がった状態で攻撃できるので、より多くのダメージを巨影に与えられることができます。

例えば上の写真の場合、

  1. カチュア君が与えるダメージ=61×4=244
  2. マルス様が与えるダメージ=93×2=186
  3. フィヨルム君が与えるダメージ=46×2=92

なので、一番多くダメージを与えられるカチュア君を一番最後に攻撃させると良いです。

逆に言うと、一番与えるダメージが少ないフィヨルム君は一番最初に攻撃しましょう。

攻撃の手数を増やす

単純に攻撃の手数を増やすのも巨影に大ダメージを与えるポイントになります。

例えば素早さが十分に高い、或いは絶対追撃のスキルを持つ英雄に勇者系の武器スキルを継承させれば、自分のターン中は追撃込みで4回攻撃できるので、巨影に大ダメージを与えることができます。

また4回攻撃できる英雄に奥義「疾風迅雷」*3を継承させておくと、1ターンに1回ですが4回攻撃した直後に奥義発動で再度行動できるので、合計8回も巨影に攻撃することができます。

奥義「疾風迅雷」は例えばティアモ君が持っています。彼女は恒常の星4以下で出やすい上、「勇者の槍」「相性激化」など巨影に大ダメージを与えるスキルを備えているので、巨影討滅に編成させる槍の英雄のスキル継承元としてはかなりお勧めです。

(持っている人向け)双界カチュア君を編成させる

こちらは完全に双界カチュア君を持っている人向けになってしまいますが、もし彼女を持っているのであれば巨影討滅の編成に入れることをお勧めします。

双界カチュア君の武器スキル「幸せの鐘の斧」は、ターン開始時に周囲2マス以内の味方に「トライアングルアタック」のバフ状態を付与し、この状態は同じ「トライアングルアタック」状態を持つ味方が周囲2マス以内に2体以上いれば常に2回攻撃(追撃込みで4回攻撃)できるようになります。

例えば味方が上の写真のような布陣になっている場合、カチュア君、フィヨルム君、マルス様に「トライアングルアタック」の状態が付与され、カチュア君だけでなく、フィヨルム君やマルス様も追撃込みの4回攻撃できるようになります。

勇者系武器スキルは威力が低めなので、もっと高火力の4回攻撃をしたい場合には、是非とも双界カチュア君を編成に入れましょう。

因みに「トライアングルアタック」の状態が付与された英雄は、マップ上のユニットアイコン右下に人が3つ並んだようなマークが表示されます。

但し、双界カチュア君自身の防御面は低めな上、

  • 武器種が斧なので赤属性の巨影に弱い
  • 飛行系なので弓の巨影に弱い

という弱点があるため、双界カチュア君を入れれば安牌という訳ではないことに留意してください。

影没対策

次は巨影の厄介な奥義スキル「影没」対策について考えましょう。

巨影の奥義発動カウント変動量を減らす

一番手っ取り早いのは、巨影の奥義発動カウント変動量を減らすことです。そうすれば戦闘中に巨影は奥義カウントが減らなくなり、「影没」が発動しなくなります。

奥義発動カウント変動量減少スキルには代表的なところだと「キャンセル」があります。

「キャンセル」は誰でも継承できる上に、星4以下の恒常英雄だとリュート君やティアマト君が持っているので比較的入手しやすいです。但し、HPが80%以上という割と厳しい制約があるため、HP管理には十分注意が必要です。

HPを回復する奥義を継承させる

巨影討滅戦の編成に入れる英雄に、「夕陽」や「太陽」などHPを回復する奥義を継承させるのも手です。

そうすれば影没によるダメージも回復できる他、先程の「キャンセル」発動のためのHP管理もしやすくなります。

また利点として巨影に与えるダメージは数百単位なので、奥義で回復できるHPも数百単位になり、一気にHPを全回させることもできます。

注意点としては、当たり前ですが巨影の残りHPが1の状態だと奥義でHPを回復することができないので、巨影がかなり弱ってる状態だと実質死にスキルになってしまうところです。

また奥義スキルが「夕陽」や「太陽」だと巨影に与えるダメージも増えないので、巨影へのダメージを増やすかHPを回復して生き残るかのトレードオフになります。

奥義スキルが「天空」であればHP回復と同時に巨影に与えるダメージも増加しますが、奥義カウントが5と高いのでこちらはこちらで考えどころです。

(持っている人向け)大共謀持ちの英雄を編成させる

こちらも持っている人向けですが、もし「~の大共謀」のスキルを持っているキャラクターがいれば、「影没」対策として編成させるのも手です。

「~の大共謀」はミョルニル攻略でも散々説明したと思いますが、応援スキルを使用したときに自身と応援相手と同じ列にいる敵の特定の能力を下げるだけでなく、奥義も発動させない凶悪なデバフをばらまくスキルです。

なので「~の大共謀」持ちの英雄は攻撃ではなく専ら応援に回ることになりますが、味方を強化させるだけでなく、巨影の能力を下げて「影没」も発動させなくするので、編成に入れる価値は大いにあると思います。

大共謀持ちの星5の恒常英雄は何人かいますが、私が一番お勧めしたいのはアネット君です。

アネット君のデフォルトの応援スキルは「攻撃速さの応援」、大共謀スキルは「守備魔防の大共謀」となっており、応援で味方の攻撃を上げるだけでなく巨影の防御能力も低下させるので、結果的に巨影に大ダメージを与えやすくなります。

加えて彼女は速さと防御面がそこそこ高いので巨影や増援に狙われても倒されにくく、武器スキルの「打ち砕くもの」が守備か魔防の低い方でダメージ計算するので、巨影や増援の守備が高かろうと魔防が低ければ大ダメージを与えられます。

Aスキルに遠距離反撃系のスキルを覚えさせれば、巨影と増援の射程が2でも反撃できるようになるので、余力があれば継承させると良いでしょう。

その他編成させておきたい英雄

最後にこちらも持っている人向けになってしまいますが、巨影討滅戦の編成でオススメの英雄をいくつか紹介します。

(持っている人向け)護り手持ちの英雄

「~の護り手」持ちの英雄を編成させておくと、増援の処理など攻略が非常に楽になる場合があります。

例えば開花フィヨルム君の場合、「兜の護り手・遠間」により周囲2マス以内の味方が射程2の敵に攻撃された場合に身代わりになりつつ、武器スキルによる反撃で射程2の敵を倒してくれます。

開花フィヨルム君の「兜の護り手・遠間」の使いどころとしては

  • 射程2の増援に射程1の味方が狙われた場合に、身代わりになりつつ増援を処理
  • 射程2の巨影に応援役が狙われた場合に、身代わりになりつつ巨影を反撃
  • 弓の巨影や増援に飛行系が狙われた場合に、身代わりになりつつ反撃

等が挙げられます。

このように護り手のスキル所持英雄は、巨影討滅に編成した他の味方や巨影の射程に応じて適切に編成すると良いでしょう。

(持っている人向け)距離に関係なく反撃できる英雄

そもそも論になってしまいますが、巨影や増援の射程に関係なく反撃できる英雄が一番効率よく倍率を稼いで巨影に大ダメージを与えやすいと言えます。

射程に関係なく反撃できる英雄かなりの数いますが、守備と魔防どちらもそこそこ高く、速さもそこそこ高いか絶対追撃のスキルを持つ英雄がオススメです。例えば先ほどの開花フィヨルム君の他、確実に仲間になる伝承アイク君や、恒常英雄だとジーク殿などが該当します。

他にも巨影討滅に編成する英雄に、遠距離反撃か近距離反撃系のスキルを継承させるのも手です。

*1:英雄本人ではないという設定

*2:或いは7ターン以内に巨影に計16万のダメージを与えてもクリアとなる

*3:射程2の英雄には継承不可

ミョルニル(実践・封印&覚醒編)

大分時間が経ちましたが、最後のミョルニル攻略記事は封印勢と覚醒勢の攻略と、これまでのアップデートで強化された大英雄と注意すべき新英雄について記載します。

前置き

前回の最後にも触れましたが、封印勢のミョルニル部隊が攻めてくるのがだいぶ先なのと、FEサイファのカード一覧が削除されるのでそれに関する記事を書こうと思っていました。が、結局何を書けば良いか迷っているうちにカード一覧が閉鎖されたのと、サイファのカード一覧を載せていたサイトが公式からの権利申し立てで閉鎖されたりしたこともあって、断念しました。

また、今からするとゲイル君が敵将の封印勢ミョルニル襲来は大分前になりますが、この時はFEHのイベントスケジュールで5月頭に新英雄が来ることが分かっていたので、それを待ってから更新しようと思っていました。ただ、5月頭の新英雄はこの時期恒例の闇堕ち英雄だったため、またの別の機会に記事にしようと思います。

ミョルニルの敵部隊(封印&覚醒編)

先ずは残った封印出典と覚醒出典のミョルニル攻略について書きます。

封印と覚醒はヒーローズ最初期だとそれなりに恒常英雄は実装されていますが、実は他の作品と比べると封印も覚醒も最近の実装回数は落ちている傾向にあります。覚醒については総選挙参加未実装キャラクターが残り9人しかいないことと、封印は未実装キャラクター数こそ多いものの未実装の女性キャラクターが2人しかいないのが影響してか、他の作品よりも恒常英雄の実装機会が減っているという現状です。

裏を返すと、封印と覚醒出典のミョルニルの敵部隊は最初期の強さ控えめなキャラクターが大多数を占めているので、この2作品の難易度は上級でも低い方です。召喚師で倒せるキャラクターも多いので、ミッションをこなすためにもなるべく召喚師で敵を倒しましょう。

とはいえ、第4部~第6部で実装された最近のキャラクターは例に漏れず強いので、油断は禁物です。

注意すべき敵

封印と覚醒出典の敵の中で、特に注意すべき敵は以下の7人(見出し敬称略)です。封印と覚醒出典のキャラクターをまとめて紹介します。

ギネヴィア

魔道士系らしく速さと魔法防御が高く、さらには「攻撃魔防の凪」でこちらの攻撃と魔防のバフを無効化してきます。

一番厄介なのは武器スキルの「アーリアル」で、竜特効ではなく何故か魔法特効の効果を持ちます。なので、ギネヴィア君の素早さと魔防も考慮すると魔法キャラで戦わせると非常に危険で、特に召喚師が魔法武器であれば有無を言わせず昇天する危険性が高いです。

素直に、近づいてきたところを射程1の武器攻撃で倒しましょう。

ディーク

魔防以外の能力が高く、スキルも「近距離防御」や「攻撃守備の威嚇」で相対的に射程1の物理武器には強いです。

武器スキル「虎の剛斧」は、奥義が発動しやすく、自分から攻撃したときか周囲2マス以内に味方がいればHP以外の全ての能力が+5され、さらに敵のHPが満タンであれば絶対追撃してきます。なので、守備の高い赤属性キャラクターでディーク君を引き付けると、逆に倒される危険性も高いです。

素直に近づいてきたところを、赤属性の魔法で攻撃して倒しましょう。

開花イドゥン

最新の第6部の封印出典のキャラクターで、封印出典の敵の中では最要注意キャラクターと言っても過言ではありません。

全体的に隙の無い能力で、一番低い速さも30あるので生半可な速さのキャラクターでは追撃を取ることも地味に難しかったりします。

武器スキル「芽生えし心の竜石」は自身の重装特効を無効化するので、実質特効は竜特効のみとなり、その上武器は重装特効なので重装で相手すると確実にやられます。

また「盾の護り手・近間」を持っているので、周囲2マス以内の敵を近接攻撃すると彼女が身代わりになる上に、「鬼神金剛の構え」や「盾の護り手・近間」でさらに彼女の攻撃・守備・魔防が上がり、「正面隊形・敵方」でこちらから攻撃すれば絶対追撃+こちらのバフを無効、さらにさらに武器スキル「芽生えし心の竜石」で彼女のデバフが無効化+こちらは追撃不可となります(何だこれは…)

なので竜特効の武器で攻めても普通に耐えることはザラにあります。倒すのが難しければ、「ムスペルの篝火」や「炎纏う召喚師」でHPを削ってから倒すと良いでしょう。

アンナ

アンナ君はヒーローズ含めて他の作品にも登場していますが、このアンナ君は覚醒に登場する行商人のアンナ君となっています。

ミョルニルではもはやおなじみの「応援+大共謀」の厄介キャラクターであり、「攻撃速さの大応援+」で敵の攻撃と速さを上げて来る上、「攻撃速さの大共謀」で応援使用時にアンナ君と応援相手と同じ列にいるこちらの味方の攻撃・速さを下げ奥義を発動させなくするデバフをバラまきます。

おまけに武器スキル「裏の五連闘の宝槍」で、周囲2マス以内の味方の横にワープできるので、歩兵でありながら思った以上の移動力も併せ持ちます。

速さを始めとして能力のバランスも良いので、普通に戦えば倒しきれない場合も多々あると思います。不安であれば遊撃役に「槍殺し」*1を装備させると良いでしょう。

マーク(闇落ち)

厳密には闇堕ち英雄ですが、出典が覚醒なので覚醒のミョルニル敵部隊に登場します。

どちらも一見すると速さがかなり低く追撃を取りやすそうに見えますが、武器スキル「破滅の邪書」や「絶望の邪斧」によって、戦闘開始時に自分のHPが25%以上であれば敵の攻撃と魔防(守備)を-6させる上に、自身の能力の合計強化値と敵の能力の合計デバフ値の差によって、敵は追撃不可になったり、逆にマーク君が絶対追撃してくるようになります。Cスキルに「攻撃魔防(守備)の脅嚇」も持っててさらに敵の能力を下げてくる点も厄介です。

倒すのが難しければ、「ムスペルの篝火」や「炎纏う召喚師」でHPを削ってから倒すと良いでしょう。

女のマーク君は飛行系なので男のマーク君よりも想定外の動きをしてくることにも注意です。ただ、十分に速さが高くて「斧殺し」*2を持った弓使いならある程度対処しやすいでしょう。因みに、片方が追撃不可、もう片方が絶対追撃のスキルを持つ場合は、追撃の可否は単純な速さ比べになります。

パリス

開花イドゥン君と同じ最新の第6部の覚醒出典のキャラクターで、覚醒出典の敵の中では最要注意キャラクターと言っても過言ではありません。

魔防以外の能力が高く、スキルも「攻撃守備の万全」や「速さ守備の奮起」でさらに能力を強化する上、「見切り・追撃効果」で敵の絶対追撃や自身の追撃不可も無効化します。

ここまで書くと、低い魔防の弱点を突いて青魔法や青のブレスで倒したいところですが、武器スキル「末流ラグネル」が射程2の敵にも反撃可能なのは勿論、自身のHPが半分以上かバフ状態であれば敵の攻撃と守備-6なので、生半可な火力と守備だと反撃で倒される危険性もあります。

倒すのが難しければ、「ムスペルの篝火」や「炎纏う召喚師」でHPを削ってから倒すと良いでしょう。

敵将

2022年4月末現在、ミョルニルの敵将となる封印&覚醒出典の大英雄は以下の12人です(見出し敬称略)。ここでも封印と覚醒出典纏めて登場順に紹介していきます。

ナーシェン

封印出典のミョルニルのみならず、全てのミョルニルで最初に戦うことになる記念すべき(?)敵将です。以前も触れましたが、ミョルニルの敵将が聖杯で召喚できる最新の大英雄だった場合、次はナーシェン君に戻って一巡します。

専用錬成武器スキル「ルーンアクス」は、戦闘中に攻撃すれば終了後にHPを7回復するという、原作におけるルーンソードのような効果となっています。であれば斧ではなく剣を装備させればよかったのに、と言うのは禁句です。

最初期の大英雄で強さは控えめなので、召喚師でも十分に倒せます。

ルフレ(女)

覚醒出典のミョルニルで最初に戦うことになる敵将です。

全体的にバランスの良い能力をしていますが、初期の大英雄なので強さは控えめであり、召喚師でも十分に倒せます。

但し、専用錬成武器スキル「軍師の風書」が無属性武器に相性有利になる効果を持つので、召喚師の武器が無属性魔法だと厳しいかもしれません。

ゼフィール

重装らしくHP、攻撃、守備が高く、速さと魔防は低い能力をしており、さらにスキル「守備隊形」でこちらは追撃不可になるので、絶対追撃のスキルか「見切り・追撃効果」のスキルが無いとゼフィール王には追撃できません。

「竜に世界を明け渡す」という目的のためか、武器スキルの「エッケザックス」が周囲2マスの竜以外の敵の守備-6という効果をしており、逆に竜石のキャラクターには強く出られません。

魔防も高くはないので、竜石のキャラクターで戦わせると良いかもしれません。

ヴァルハルト

ゼフィール王と同じく、HP、攻撃、守備に優れ、速さと魔防は低い能力をしています。

ヴァルハルト殿の一番厄介なところは専用錬成武器スキルの「ヴォルフベルグ」であり、ターン開始時に周囲4マス以内に敵がいれば自身のHP以外の能力が全て+6される上、周囲4マス以内の敵の攻撃と守備-7かつ反撃不可の状態異常まで付与してきます。それだけにとどまらず、誰も味方と隣り合ってなければ戦闘中はさらにHP以外の能力が+4され、敵のHPが75%以上だと敵の攻撃と守備をさらに-5させる効果もあるので、まともに近接武器で戦おうとすれば返り討ちに遭います。

最初の自軍1ターン目で遊撃役、それも魔法攻撃で効果を発動される前に倒しておくと吉です。

インバース

ダークペガサスらしく、速さは高いもののその他は控えめな能力になっています。

ただ、彼女もヴァルハルト殿同じく武器スキル「インバースの暗闇」が厄介で、制圧戦や大制圧戦ではお世話になった人も多いかと思います。と言うのも、敵同士が隣接しているとHP以外の全ての能力を-4する上にパニック状態*3も付与するという非常に厄介な効果を持ちます。さらにはデバフの値だけ戦闘中さらに敵の能力を下げて来るので、デバフ状態で戦うと苦戦を強いられます。

とは言え、ミョルニルは敵が散開するので、味方が隣り合うような状況になることは滅多にはないはずなので、インバースの暗闇によるデバフは配置さえ気をつければそう頻繁に発動しないと思います。面倒であれば自軍1ターン目で遊撃役に倒してもらうのもOKです。

ベルベット

ミョルニルでも珍しい武器種牙の敵将であり、ベルベット君以外だと今のところネサラ君と今後出てくる暴走状態のムワリム君しかいません。

武器スキルの「タグエルの爪牙」は騎馬特効を備えているので、騎馬系は注意です。またネサラ君と同様ですが、ミョルニルの初期配置では彼女の周りに誰もいないので、敵の1ターン目から化身状態になります。

とは言え、全体的な能力としては速さが少し高いくらいで残りは控えめなので、召喚師でも十分に倒せると思います。

ルトガー

剣士らしく速さが高く守備もそれなりに高いですが、魔防は低く、武器スキルも汎用のキルソードの錬成なので、召喚師でも十分に倒せると思います。

シンシア

彼女もペガサスナイトらしく速さが高く、魔防も高めですが、それでも防御能力は低めであり、武器スキルも汎用の「火薙ぎの槍」の錬成なので、召喚師でも十分に倒せると思います。

ギャンレル

元がトリックスターだけあって、ギャンレル君も速さが高く、防御能力は低めになっているので、召喚師が物理武器であれば充分に倒せる敵将ではあります。

専用武器スキルの「サンダーダガー」は、敵がデバフやパニックなどの不利な状態異常であればHP以外の全ての能力が+4され、さらにダメージに自身の魔防の20%を加える効果を持ちます。

「攻撃の封印」や「恐慌の奇策」など、デバフやパニック状態にするスキルも持っているのでサンダーダガーの効果を発揮しやすいのでそこは注意です。

ゲイル

攻撃と守備は高い一方で、速さと魔防が低い上に武器も「キャンセル」の錬成なので、倒しやすい部類ではあります。召喚師が魔法系であれば充分に倒せると思います。

レンハ

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こちらでもミョルニルお勧めのキャラクターとして紹介しましたが、ミョルニルの敵将として出てくれば非常に手ごわい存在となります。

速さが高く防御能力は中堅と言ったところですが、武器スキルの「修羅アマツ」が周囲1マス以内に味方がいなければダメージを速さの差×4%(最大40%)軽減するので、見た目以上の防御能力を誇ります。

しかも敵から攻撃されたときは距離に関係なく反撃するので、射程2の敵にも強いです。

倒すのが難しければ、「ムスペルの篝火」や「炎纏う召喚師」でHPを削ってから倒すと良いでしょう。

ゴンザレス

全体的に能力は控えめですが、武器スキル「牽制の斧」の効果で周囲2マス以内の敵は戦闘中速さと守備が-5されるので、油断は禁物です。

魔防が低いので近づいてきたところを赤魔法で攻めると良いでしょう。

要注意ミョルニル敵キャラクター(アップデート編)

今回は2022年5月現在までに追加された恒常英雄や大英雄と、これまでの紹介した大英雄で、アップデートに武器錬成による強化を受けて要注意キャラクターになった大英雄を紹介しようと思います。

最新の闇堕ち大英雄であるムワリム君は、闇堕ちの記事の方で紹介しようと思います。

要注意恒常英雄

開花レーギャルン

hardluck-mr.hatenablog.com

以前聖魔編の攻略(2021/12時点)で出なかった開花レーギャルン君ですが、この間のケセルダ君が敵将の時の聖魔+ヒーローズ勢のミョルニルから登場します。

速さがかなり高い上に、武器スキルの「絶炎ムスペル」が自分がバフ状態であればさらに速さが上がる上、自分と敵のバフの50%をHP以外の能力に加算されるので、こちらがバフ状態だと彼女も強化されてしまいます。特に聖魔勢には応援役のセライナ君もいるので、彼女がレーギャルン君の応援するとかなりの強敵になります。

守備もそこそこ高いので騎馬特効の武器か、低い魔防の弱点を突いて魔法かブレスで攻めると良いでしょう。

因みに、12月時点のミョルニル(および修練の塔)で彼女が出なかった理由については、また別の機会に話そうと思います。

開花ヨシュア

第6部の聖魔出典のキャラクターで、聖魔+ヒーローズ勢のミョルニルでは要注意キャラクターに挙げられます。

攻撃と速さがかなり高く、武器スキル「ジャハナ王の砂刃」が自身のHPが25%以上であれば敵の速さと守備を-6する上に強化も無効化するという「速さ守備の凪」に似た効果を持ちます。

更にこの武器スキルは、敵が自身の十字方向にいれば敵は反撃不可、そうでない場合はダメージに敵の攻撃の15%が加算されるという効果も持っているため、射程2で戦う場合は味方の位置に注意が必要です。

防御面は脆いので、素直に近づいたところを射程1の武器で倒しましょう。

ティニ―

第6部の聖戦出典のキャラクターで、聖戦+トラ7勢のミョルニルでは要注意キャラクターです。

彼女も速さと攻撃が高い上、武器スキル「怒雷の紫書」が1~3ターン目に奥義カウントが1ずつ減るので、彼女が防衛地点に来る頃には奥義発動状態になっています。

更に奥義発動時に、敵のダメージを軽減するスキルを無効化するので、例えばダメージカットのスキルを持っている覇骸皇帝や総選挙エーデルガルト君で受けようとすると、奥義発動でダメージカットされずにそのまま撃墜されます。

増援として出てきたら、なるべく遊撃役の近距離物理攻撃で早めに倒すと良いでしょう。

開花イシュタル

ティニ―君と同じ第6部の聖戦出典のキャラクターで、彼女も聖戦+トラ7勢のミョルニルで要注意キャラクターです。

彼女も速さと攻撃が高い上、武器スキル「雷神トールハンマー」が自分から攻撃したときにHPが25%以上かつ敵との速さの差が10以上であれば2回攻撃するというダイムサンダのような効果を持っています。他にも奥義が発動しやすい効果もあるので、魔防の高いキャラで受けようとしても速さが遅ければ4回攻撃+月光で落とされます。

開花ヨシュア君と同じで防御面は脆いので、素直に近づいたところを射程1の武器で倒しましょう。

要注意大英雄

ジャムカ

これまで「キラーボウ錬+」の錬成止まりだったジャムカ君ですが、2022年3月のアップデートで「ヴェルダンの荒弓」という専用武器スキルを獲得しました。

写真のとおりですが、自分から攻撃したとき若しくは周囲1マス以内に味方がいないとき、かつ自身のHPが25%以上であれば攻撃と速さが実質+10されるため、高速アタッカーの性能になりました。

尚且つ、HPが25%かつ自分から攻撃したとき、速さが3以上高ければ絶対追撃、7以上であれば「攻め立て」の効果を持つため、余りにも速さが遅いとジャムカ君から4回攻撃を受けることになります。

召喚師で倒しづらくなったと言えるので、遊撃役に任せるか、召喚師で倒す場合は「ムスペルの篝火」や「炎纏う召喚師」でHPを削ってから戦うと良いでしょう。

ガロン

こちらは2022年4月のアップデートで強化されたガロン王です。

こちらも写真のとおりですが、3~4ターン目における回復量が5から13に増えているので、こちらがガロン王の周りで密集しているとHPを全回復される危険性があります。

更に自身のHPが25%以上、かつ敵から攻撃されたとき若しくは敵のHPが75%以上であれば実質防御が+10されるので、かなり倒しにくくなったと言えます。

倒すのに苦労するようであれば「ムスペルの篝火」や「炎纏う召喚師」でHPを削ってから戦うと良いでしょう。

ガーネフ

こちらは最新となる2022年5月のアップデートで強化されたガーネフ殿です。

3ターン目に魔法以外に反撃不可の状態異常を付けてくるのは変わりないですが、与えるダメージ量が5から7に増えている他、自分から攻撃したとき若しくは周囲1マス以内に味方がいないとき、かつ自身のHPが25%以上であれば攻撃と速さが実質+10されるため、ジャムカ君と同じで高速アタッカーの性能になったと言えます。

更に自身のHPが25%以上の時、敵が魔法以外であれば敵は反撃不可なので、遠距離反撃系のスキルでも反撃できなくなったのと、戦闘中に受けたときのダメージも30%軽減されるので一気に防御能力も高くなっています。

倒すのに苦労するようであれば「ムスペルの篝火」や「炎纏う召喚師」でHPを削ってから戦うと良いでしょう。

アーヴ

第6部で追加された聖魔出典の大英雄です。

能力的には原作での司祭らしく、魔防が高くて守備は低く速さも中堅程度です。が、厄介なのは武器スキル「アルジローレ」で、毎ターン開始時に敵の中で最も速さが低い敵とその周囲2マス以内の敵の能力を5下げる上、「空転」*4の状態異常を付与してきます。

マクベス殿やベルド殿と同じように、1ターン目の自軍フェイズに遊撃役で倒しておくと吉です。

セイラム

第6部で追加されたトラ7出典の大英雄です。

他の闇魔道士の大英雄の例に漏れず、魔防は高くて守備は低く速さも中堅程度なので、武器スキルにさえ気を付ければ召喚師でも倒せる敵ではあります。

武器スキルの「○○バルチャー」は、周囲1マス以内に味方がいなければ、敵の攻撃と魔防を-5させる上に、攻撃と魔防のデバフの値を倍にして攻撃する魔道書なので、デバフ状態のキャラクターで戦うのは禁物です。

「○○バルチャー」の武器スキルは、恒常英雄だとニイメ殿とアーサー君も持っています。

ヒルダ(聖戦)

第6部で追加された聖戦出典の大英雄です。同名のキャラクターが風花雪月にもいますが、関係性も性格も全く異なります。因みに私はヒルダ君と区別するために、このお方をダーヒル殿と呼んでます。

攻撃と魔法防御はかなり高い一方、速さと守備は低めという魔道士らしい能力をしています。が、彼女も武器スキルの「嘲虐ボルガノン」が厄介で、ターン開始時に周囲4マス以内に敵がいれば最も近い敵の攻撃と魔防を-6させるだけでなく、敵が受けている弱化の合計値までダメージに加算するという、原作の性格通りのような効果を持ちます。

彼女もアーヴ君と同様、1ターン目の自軍フェイズに遊撃役で倒しておくと良いでしょう。

 

さて、長くなりましたがミョルニルの攻略は一通りこれで終わろうと思います。

次回は、今年登場した闇堕ち英雄について触れようと思います。

*1:敵が槍の場合は絶対追撃のスキル

*2:敵が斧の場合は絶対追撃のスキル

*3:バフをデバフ扱いにする状態異常

*4:移動のバフを受けている敵がグラビティ状態になる状態異常

ミョルニル(実践・蒼炎&暁編)

今回は蒼炎&暁出典のミョルニル敵部隊と、ミョルニルの防衛部隊編成のオススメキャラクター(総選挙編)を説明します。

ミョルニルの敵部隊(蒼炎&暁編)

敵将の大英雄が蒼炎または暁出典の場合、ミョルニルの敵編成も蒼炎と暁出典となります。言い換えればテリウス大陸のキャラクターがミョルニルの敵となり、サイファで例えるなら緑色(メダリオンシンボル)単色のデッキが相手というような感じです。

蒼炎&暁出典の敵部隊は割合的に初期の強さ控えめのキャラクターが少なめなので、難易度的には高い方です。

原作をプレイされた方ならご存じかと思いますが、この作品にはラグズと呼ばれる獣に化身できるキャラクターが多いので、武器種が牙のキャラクターが他作品と比べてかなり多いです。総選挙エリウッド君やプラハ君などの牙特効を持つキャラクターを編成しておくと良いでしょう。牙特効が無くても、牙の移動タイプは飛行か騎馬に偏ってるので、飛行特効と騎馬特効を持つキャラクターも編成すると良いです。

召喚師で敵を倒す場合は敵をよく見て戦うか、どうしても倒せない場合は「ムスペルの篝火」などで固定ダメージを与えてから倒しましょう。

注意すべき敵

蒼炎&暁出典の敵の中で、特に注意すべき敵は以下の6人(見出し敬称略)になります。

カイネギス

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サイファでは驚異の戦闘力100を持つ獅子王ですが、ヒーローズでもそれに勝るとも劣らない強さを持ちます。

魔防が低そうに見えますが、武器スキル「獅子王の爪牙」と「遠距離防御」で射程2の敵に攻撃されると魔防が+12相当になり、敵のバフも無視されるので、かなり高い防御能力を誇ります。

おまけに化身している状態だと射程に関係なく反撃するので、魔道士キャラクターで攻めると逆に危険です。

カイネギス王自身から攻めた場合は防御能力系のスキルが発動しないので、こちらも守備が高くかつ重装特効を持つキャラクターで彼の攻撃を受けつつ反撃で倒すと良いです。

アイク(闇落ち)

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こちらもサイファでは驚異の戦闘力100を持つ暴勇アイク君です。厳密には闇落ち英雄ですが、出典が暁*1なので蒼炎&暁出典のミョルニルの敵として登場します。

速さがかなり高い上、武器スキル「混沌ラグネル」で各能力がデバフの値の倍だけ上昇するので、逆にデバフさせると苦戦を強いられます。

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とは言え魔防はかなり低いので、ラインハルト殿を始めとした青属性魔法で沈めてしまいましょう。最近では総選挙エイリーク君なども天敵です。

シノン

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原作(特に暁)ではお世話になった人も多いかと思うシノン君ですが、ヒーローズでもかなりの難敵です。

一見すると速さが高くて防御能力が低い弓使いなので、高火力の射程1で倒せそうに思います。が、厄介なのが武器スキル「バルフレチェ」で、周囲1マス以内に味方がいないと全ての能力+5かつ距離に関係なく反撃するので、シノン君以外に周りに誰もいない状況で攻撃すると奥義の狙撃込みで返り討ちにされる可能性が高いです。

なるべくシノン君の隣に敵がいる状況にしてから攻撃するか、若しくは「ムスペルの篝火」などで固定ダメージを与えてから倒すと良いでしょう。

ジル

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彼女もシノン君と同時期に実装されたキャラクターで、魔防以外の能力が高い難敵です。

武器スキルの「ダルレカの激斧」は周囲2マス以内に味方がいれば攻撃と速さが+6される上に、攻め立て*2の効果もあるので、彼女からの攻撃を受けると高確率で沈められてしまいます。

但し魔防はかなり低いので、弓よりも赤属性の魔法か竜石で攻めると良いでしょう。

ステラ

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第5部で実装された最新の蒼炎出典のキャラクターで、蒼炎&暁のミョルニル敵部隊における応援役になります。

「攻撃守備の応援+」で敵の攻撃と守備を大幅に上げて来る上、「攻撃守備の大共謀」で応援使用時に彼女と応援相手と同じ列にいるこちらの味方の攻撃・守備を下げ奥義を発動させなくするデバフをバラまきます。

それだけでなく、武器スキル「ディアメル家の宝弓」で応援を使用された味方は移動+1*3、かつ強化増幅*4状態にするので、彼女に応援された敵はかなり強化されます。

増援として出現したら最優先で倒しましょう。

フォルカ

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ステラ君と同じく第5部で実装された最新の蒼炎出典のキャラクターで、防御能力以外の能力が高い難敵です。

武器スキル「火消しの暗刃」が、周囲1マス以内に味方がいないと全ての能力+5される代物なので、速さの高さも相まって一回の戦闘では倒しきれないと思います。

因みにヒーローズの奥義「滅殺」は敵を一撃で倒せない代わりに、守備・魔防を-75%扱いで攻撃し、ダメージカットのスキルも無効化する月光の上位互換になっているので、彼の攻撃を食らうとかなり危険です。

シノン君と違って近距離反撃の手段はないので、近づいたら素直に射程1の青属性武器で倒しましょう。

敵将

2022年2月現在、ミョルニルの敵将となる蒼炎&暁出典の大英雄は以下の8人です(見出し敬称略)。

オリヴァー

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蒼炎&暁出典のミョルニルで最初に戦うことになる敵将です。

他の司祭系の敵将と同じく魔防は高く守備や速さは低めなので、召喚師が物理武器であれば充分に倒せます。

因みに錬成武器スキル「寵愛の書」は、「歌う」または「踊る」を装備可能な牙武器のキャラクター*5の隣に移動可能かつその状態だと攻撃と魔防が+3される代物ですが、ミョルニル敵部隊では「歌う」または「踊る」を装備したキャラクターは出てこないので、完全に死にスキルになっています。

ネサラ

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オリヴァー殿の次に戦うことになる敵将で、武器種が牙の敵将となります。

攻撃が低そうに見えますが、「鴉王の嘴爪」で敵との速さの差の70%分ダメージ(最大7)が追加されるので、こちらの速さが低いと追加ダメージを受けてます。

ミョルニルでは敵将の周囲1マス以内に誰もいないので、敵ターン開始時になると化身状態になり移動が+1されます。なので、面倒であれば遊撃役で1ターン目開始時に倒してしまいましょう。

ハール

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攻撃と守備は高い一方で速さと魔防が低い上に武器も「勇者の斧」の錬成なので、他の蒼炎&暁出典の敵将と比べるとかなり倒しやすいです。

召喚師が魔法系であれば充分に倒せると思います。

アシュナード

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厳密には闇落ちの大英雄ですが、蒼炎出典なので蒼炎&暁のミョルニル敵将としても登場します。

専用武器スキルの「グルグランド」が飛行特効を無効化する上に、敵の攻撃と守備を常に-5させます。

とは言え、原作と違って遠距離反撃の手段はない上速さもかなり低いので、召喚師が青魔法であれば充分に倒せると思います。

ジョージ

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忘れている人もいるかと思うので補足すると、蒼炎と暁において買取を専門とする商人で、第4回総選挙英雄登場と同時期に実装された大英雄です。

商人らしく武器スキルの「ダニエルの錬弓」は周囲2マスの味方は攻撃+5、敵は攻撃-5するというサポート寄りの性能となっています。

彼自身は守備は高めですが魔防と速さは低めなので、召喚師が赤属性以外の魔法であれば充分に倒せると思います。

プラハ

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漆黒の騎士殿と同じデイン四駿の一人で、速さが高めの敵将です。

武器スキルの「フレイムランス」は自身のHPが半分以上だと魔法攻撃扱いになる上、牙特効なので、魔防が低いことが多い牙系キャラクターは要注意です。

逆を言うと魔防が高い魔道士系に弱く、彼女自信の魔防も低いので騎馬特効持ちの魔法使いキャラクターで倒すと良いでしょう。

ペレア

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出典は暁ですが、彼もジョージ君と同じく第5回の総選挙英雄の登場と同時期に実装された大英雄です。

ペレアス君もまた他作品の闇魔道士の例に漏れず速さと魔防が低めかつ、武器も汎用の錬成なので、召喚師が物理武器であれば充分に倒せる敵将だと思います。

ベウフォレス

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漆黒の騎士殿やプラハ君と同じ四駿の一人で、こちらは守備が高いです。

武器スキルはルーンソードではなく「瞬撃の剣」で、自分から攻撃すると攻撃と守備が+4され、こちらは追撃できなくなります。

とは言え魔防と速さは低いので、召喚師が緑属性以外の魔法使いであれば充分に倒せると思います。

ミョルニル防衛部隊オススメキャラクター

今回は配布対象の総選挙英雄でミョルニルの編成にお勧めのキャラクターについてピックアップします(見出し敬称略)。

総選挙英雄

ここでも少し説明しましたが、総選挙英雄とは毎年1月下旬ごろに行われる「ファイアーエムブレム総選挙」で男女投票数上位2位以内となったキャラクターのことであり、同じ年の8~9月ごろに特別な衣装を纏って登場します。

詳細は以下を参照ください。今年はクロム君、セリス君、チキ君、ベレス君が殿堂入りしています。

vote6.campaigns.fire-emblem-heroes.com

この総選挙英雄は、各回の上位4名の内誰か一人だけを選べる召喚があり、つまり確実に誰か一人総選挙英雄をオーブなしで仲間にすることができます。2022年2月時点では、第4回と第5回の総選挙英雄が無料召喚対象となっています。

総選挙英雄もかなり強力なスキルを有しているので、ミョルニルの防衛部隊に編成すると戦力として期待できます。

注意して欲しいのが、先にも言ったように各回の総選挙英雄は一人だけしか選べません。なので本当は別のキャラクターが欲しいのに私のオススメを選んでしまって後悔しないようにしてください。総選挙英雄は自分が欲しいと思ったキャラクターが一番のオススメです。

エーデルガルト

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第4回総選挙英雄で女性1位を獲得したエーデルガルト君です。原作のカイゼリンと同じ衣装を纏って登場します。

速さはかなり低いですが、スキル「黒鷲の覇王」でHPが25%以上であれば絶対追撃できるのと、敵の追撃のダメージを80%カットするので、攻守一体の要塞といっても過言ではありません。

さらに武器スキル「紅花オートクレール」は、ターン開始時にHPが25%以上であれば移動+1と周囲2マス以内の味方の隣に移動できるので、重装ながら機動力もあります。但し、このスキルはダブルの後衛状態だと発動しないので注意です。

デフォルトで装備しているAスキルの「明鏡の反撃」は敵が魔法なら射程に関係なく反撃するものですが、必要に応じてもっと強力なスキルに変えても良いでしょう。

お勧めは編成枠は守備+10か魔防+10です。

リシテア

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第4回総選挙英雄で女性2位を獲得したリシテア君です。原作のグレモリィの意匠を少しアレンジした姿で登場します。第4回総選挙英雄なので、先のエーデルガルト君とディミトリ君、クロード君と4択になります。

速さが高い上、「速さ魔防の凪」で敵の速さと魔防のバフを無効化するので彼女も追撃を出しやすいです。

武器スキル「ダークスパイクΤ」は原作通り死神騎士騎馬特効の他、自分のHPが99%以下であれば絶対追撃かつ攻め立ての効果も持ちます。Aスキル「攻撃速さの渾身」でこの条件はあっさり満たせます。

半面防御能力は低いので、なるべく敵の攻撃を受けないようにダブルの交代をうまく使いましょう。

お勧めは編成枠は攻撃+10か速さ+10ですが、騎馬や緑属性の敵将や応援役がミョルニル敵部隊にいる場合は遊撃役にするのもアリです。

エイリーク

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第5回総選挙英雄で女性2位を獲得したエイリーク君です。兄エフラム君をアレンジした衣装で登場します。

リシテア君と同様速さが高く、「攻撃速さの脅嚇」でも敵の攻撃と速さを下げ自分は上がるので追撃を出しやすいです。

防御能力は低めに見えますが、武器スキル「絆槍レギンレイヴ」で自分のHPが25%以上であればHP以外の全ての能力が+5され、最初に受けたダメージを30%軽減するので、敵の攻撃が高くても案外耐えてくれます。原作通り武器スキルは騎馬・重装特効なので、敵が騎馬や重装ならば1回の戦闘で沈めてくれます。

さらに「鬼神飛燕の迫撃」で自分から攻撃したときに奥義が発動すると、奥義カウント最大値に応じた割合で体力が回復するので、戦場に残りやすい利点もあります。

「華月の腕輪」が再移動のスキルを持つので、遊撃役がオススメです。

門番

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第5回総選挙英雄で男性1位を獲得した門番君です。他の総選挙英雄と異なり、原作通りの姿で登場します。第5回総選挙英雄なので、先のエイリーク君とマリアンヌ君、マルス様と4択になります。

速さはかなり低く防御能力が高いという重装のような能力をしていますが、移動タイプが歩行なので重装特効を受けない利点があります。

何よりも強いのはスキル「異常なしであります」で、これは敵が門番君の横を通過できない効果を持ち、「進軍阻止」と違ってHPがどれだけ減っていようと有効なのと、射程2の敵も門番君の周囲2マス以内を通過できなくなるという完全上位互換スキルになります。

なのでミョルニル防衛マップの地形効果と組み合わせて配置すると、敵の進軍を食い止めてくれる、まさにミョルニルの門番といっても過言ではない活躍をしてくれます。

但し、自身は絶対追撃できないので、攻撃は不得手なのに注意です。

お勧めは編成枠は守備+10か魔防+10ですが、敵が攻撃しないことを利用して遊撃役に編成して、進軍してくる敵を詰まらせても面白いでしょう。

 

さて次回はミョルニル攻略最終回で、残る封印勢と覚醒勢の攻略について書こうと思っています。

が、封印勢のミョルニルがかなり先なのと、サイファの公式サイトのカード一覧が2022年3月31日で閉鎖されてしまうので、次はサイファに因んだことを書こうかなと考えております。

*1:暁の女神でもこの状態のアイク君は出ないので、もっと厳密に言うとオリジナル出典かもしれませんが…

*2:自分から攻撃したときに追撃可能なら攻撃した直後に追撃するスキル

*3:射程2の騎馬除く

*4:バフの値が倍になる状態

*5:要するにリュシオン君、リアーネ君、ラフィエル君の3人

ミョルニル(実践・烈火&if編)

遅くなりましたが、今回は烈火とif出典のミョルニル敵部隊と、聖杯で召喚できる英雄でミョルニルの防衛部隊編成のオススメキャラクターを説明します。

ミョルニルの敵部隊(烈火&if編)

前回、烈火(烈火の剣)と封印(封印の剣)出典の敵が同時に攻めてくるということを言ってしまいました。が、これは私の記憶違いで、烈火の大英雄が敵将の場合は烈火出典のみ、封印の大英雄が敵将の場合は封印出典のみミョルニルの敵として登場します。なので前回触れたヒース君は烈火出典の英雄のみ引き連れて攻めて来ます。

烈火出典のミョルニル攻略だけでは記事の分量的に足りないので、今回はヒース君の次の次のミョルニルで攻めてきた、マクベス殿率いるif出典のミョルニル攻略についても取り扱います。

ヒーローズを最初期からプレイされている方はご存じかと思いますが、ヒーローズがリリースされた当初は烈火やif出典のキャラクターが数多く実装されました。裏を返せば烈火とif出典のミョルニルの敵部隊は最初期の強さ控えめなキャラクターが大多数を占めているので、この2作品の難易度は上級でも低い方です。召喚師で倒せるキャラクターも多いので、ミッションをこなすためにもなるべく召喚師で敵を倒しましょう。

とはいえ、第4部や第5部で実装された最近のキャラクターは例に漏れず強いので、油断は禁物です。

注意すべき敵

烈火とif出典の敵の中で、特に注意すべき敵は以下の4人(見出し敬称略)です。烈火とif出典のキャラクターをまとめて紹介します。

レイラ

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ミョルニルではもはやおなじみの「応援+大共謀」の厄介キャラクターです。

「攻撃速さの大応援+」で敵の攻撃と速さを上げて来る上、「攻撃守備の大共謀」で応援使用時にレイラ君と応援相手と同じ列にいるこちらの味方の攻撃・守備を下げ奥義を発動させなくするデバフをバラまきます。

彼女自身の速さも高いため追撃を取りづらいですが防御能力は低めなので、彼女が増援として出現したら即座に高火力の遊撃役で倒しましょう。不安であれば遊撃役に「暗器殺し」*1を装備させると尚良いでしょう。

パント

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第5部で実装された最新の烈火出典のキャラクターで、攻撃と速さに優れます。

スキル構成的には恒常リシテア君と同じで、所持している武器スキルや「始まりの鼓動」の効果により登場して次の敵ターンで奥義発動状態になる上、「攻撃と魔防の凪」でこちらの魔防の強化を無視して攻撃してきます。

なので、まともにパント君と射程2で戦おうとすれば返り討ちにされる可能性も高いです。近づいてきたら赤属性の射程1物理攻撃で戦いましょう。

ニュクス

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第5部で実装された最新のif出典のキャラクターで、パント君と同じく攻撃と速さに優れ、防御能力は控えめの能力をしています。

武器スキルの「ギンヌンガカプ」は、ニュクス君の方から攻撃したときか魔法の敵から攻撃されたときに最初に受けたダメージの40%を軽減して、その軽減値を次の攻撃のダメージに加算するというカウンターのような効果を持っています。

なので例えば彼女に射程2の魔法で戦ったり、射程2の魔防の高いキャラクターで受けて反撃で倒そうとすると、逆に返り討ちにされることも多々あります。パント君と同じで近づいてきたら素直に射程1の青属性の物理武器攻撃で倒しましょう。

シャーロッテ

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ニュクス君と同じく第5部で実装された最新のif出典のキャラクターで、彼女も攻撃と速さに優れ、防御能力は控えめの能力をしています。

シャーロッテ君は先のパント君とニュクス君の射程1物理版と言って良く、「始まりの鼓動」で敵ターン開始時に奥義発動状態になっています。

さらに「回避攻め立て」で、速さが敵よりも高ければ受けたダメージを速さの差×4%(最大40%)軽減するので、速さが彼女よりも遅いと見た目の防御力以上に攻撃を耐えられて、奥義込みの反撃で倒されるということもあり得ます。

エンブラの魔印で速さを落として彼女よりも速さの高いキャラクターで攻めるか、反撃を食らわずに射程2の赤魔法で安全に倒すと良いでしょう。

敵将

2022年1月現在、ミョルニルの敵将となる烈火&if出典の大英雄は以下の11人です(見出し敬称略)。ここでも烈火とif出典纏めて登場順に紹介していきます。

ウルスラ

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烈火出典のミョルニルで最初に戦うことになる敵将です。

専用錬成武器スキル「青鴉の書」は騎馬特効の上、敵が受けているデバフの合計値を自分の攻撃に加算するので、デバフ状態のキャラクターや騎馬系は要注意です。

とは言え最初期の大英雄で強さは控えめなので、デバフにさえ注意すれば召喚師でも十分に倒せると思います。

マークス

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if出典のミョルニルで最初に戦うことになる敵将です。

速さは低いですが、装備している錬成「ジークフリート」が射程2の敵に攻撃されても反撃可能なうえ、敵のHPが3/4以上であれば追撃できない効果を持ちます。

こちらの体力がほぼ満タンだとマークス様に追撃できないので、武器スキルが騎馬特効でもない限り1回の戦闘で倒すのは難しいです。

とは言え魔防はかなり低いので、騎馬特効でなくても青属性の高火力の魔法でも一撃で沈められると思います。

ロイド

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マークス様と続いて戦うことになる敵将です。

速さが高い上に、武器スキル「リガルブレイド」も敵のHPが100%だと自身の速さが上がるので追撃を取りづらいです。

とは言えかなり初期のキャラクターかつ防御面も低いので、「速さの凪」などで速さの強化を無効化すれば召喚師でも十分に倒せると思います。

タクミ(闇落ち)

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厳密には闇堕ち英雄ですが、出典がifなのでif出典のミョルニルの敵将として登場します。

ロイド君と同様速さが高く防御面は低めですが、武器スキルの「スカディ」が3ターン目開始時にタクミ様を中心とした縦3列以内の敵をパニック状態にして10ダメージ与えるという、ガーネフ殿のマフ―に近い効果を持ちます。

召喚師でも倒せないことはないですが、3ターン目発動時の効果を考えると1ターン目の自軍フェイズに遊撃役で倒してしまうと良いでしょう。

カンナ(男)

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全体的な能力としては器用貧乏そうに見えますが、専用錬成武器スキル「暗夜の竜石」が敵のHPが3/4以上でHP以外の能力が+4、さらに周囲3マス以内に味方がいれば+4されるので、実際の能力はステータスの数値以上あります。

竜特効武器で攻めるか、カンナ君の周囲の敵から倒してから彼自身を倒すと良いでしょう。

ライナス

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カンナ君と同じく全体的な能力としては器用貧乏そうに見えますが、専用錬成武器スキル「狂牙バシリコス」が自身のHPが1/4以上であれば攻撃と速さが+5され、さらに敵のHPが3/4以上であれば敵の攻撃と速さが-5されるので、実際の攻撃と速さはステータスの数値以上になります。

さらには敵が攻撃と速さの強化を受けていると強化の値を倍にしてデバフさせるので、強化を受けている味方がライナス君と戦うと返り討ちにされる可能性もあります。

ただそれでもかなり低い魔防が穴なので、赤属性のブレスか魔法で攻撃すると良いでしょう。

ガロン

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武器が竜石のキャラクターですが、武器スキル「暗夜竜のブレス」が竜特効無効なので、実質特効が歩行特効しかありません。

さらに4ターン目には周囲3マス以内の敵に10ダメージを与え、かつ周囲3マス以内の敵の数×5だけ自身の体力を回復するので、放っておくと厄介です。

とはいえ速さは遅く防御面もそこまで高いという訳ではないので、高火力の青属性の攻撃で倒しましょう。

ヒース

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守備は高いですが魔防や速さは低めで、武器スキルも汎用の「ホースキラー」の錬成なので、召喚師が魔法系なら十分に倒せると思います。

但し「離脱の行路」を持っているため、倒しきれないと思わぬ敵の傍にワープしてくるので注意です。

マクベス

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マクベス殿もまた他作品の闇魔道士の例に漏れず速さと魔防が低めなので、召喚師が物理武器であれば充分に倒せる敵将ではあります。

但し、武器スキルの「マクベスの惑書」が奇数ターン開始時だと敵同士が隣接しておらずHPが彼より低い敵の攻撃と速さを下げてキャンセル状態にし、逆に偶数ターン開始時だと敵同士が隣接してHPが彼より低い敵の守備と魔防を下げてパニック状態にするという、非常に彼らしい厭らしいスキルを持っています。

放っておくとこちらが不利になるので、1ターン目開始時に遊撃役で倒しておいた方が無難です。

ソーニャ

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魔道士系キャラクターではありますが、守備も高く反対に速さは低いという能力をしています。

武器スキルも今のところ汎用の錬成なので、召喚師でも十分に倒せると思います。

シェンメイ

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魔道士らしく魔防は高いですが、それ以外の能力は控えめです。

武器スキルも今のところ汎用の錬成なので、召喚師でも十分に倒せると思います。

ミョルニル防衛部隊オススメキャラクター

今回は聖杯で召喚される英雄の中でミョルニルの防衛部隊にオススメのキャラクターをピックアップしようと思います(出典作品順、見出し敬称略)。

聖杯で召喚される英雄

ミネルバ(子供)

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こちらでもオススメで紹介した子供時代のミネルバ君です。

飛行系なのでミョルニルの戦闘マップの各所にある林を移動コストを気にせずに動ける上、「赤い竜騎士の盾」で飛行特効も無効なので弓にも強く出られます。

また魔防以外の能力が高い上、武器スキルの「赤い竜騎士の斧」で敵のHPが満タンだとHP以外の全ての能力が上がるので、アタッカーとしても期待できます。

但し、魔防だけは低いので魔法の敵には注意しましょう。

お勧めの編成枠は「速さ+10」です。

ユリウス

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前回かなりの強敵と評したユリウス君ですが、逆を言えば味方になればかなり心強い存在となります。

錬成「ロプトウス」のおかげで、竜特効を持たない敵はユリウス君に対して有効打が無くなり、特に蒼炎・暁のように竜特効持ちの恒常英雄がいない作品の敵部隊は彼に手も足も出なくなります。

とは言え素の守備や速さが低めなので、例えば相性激化の青属性攻撃で思わぬダメージを負ったり、追撃できないどころか追撃されることも多いので油断は禁物です。

限界突破や神竜の花を使って能力を底上げしたり、「~殺し」や「切り返し」のスキルで絶対追撃できるようにするのも手です。

お勧めの編成は「魔防+10」ですが、「守備+10」に編成してさらに防御力を上げるのもアリです。

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因みに、5周年記念で毎週月曜日の日替わり大英雄戦にユリウス君が手に入るマップが追加されるので、クリアしていない方はここでユリウス君を仲間にしましょう。

レンハ

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つい最近聖杯で召喚できる英雄として追加された大英雄です。

速さが高く防御能力は中堅と言ったところですが、武器スキルの「修羅アマツ」が周囲1マス以内に味方がいなければダメージを速さの差×4%(最大40%)軽減するので、見た目以上の防御能力を誇ります。

しかも敵から攻撃されたときは距離に関係なく反撃するので、射程2の敵にも強いです。

お勧めの編成は「速さ+10」か、周囲1マス以内に味方がいない状況になりやすい遊撃役です。

忍者カザハナ

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こちらでもオススメした忍者の格好したカザハナ君です。

速さが非常に高いので速さではまず彼女に勝てる敵がいないのと、攻撃も高く武器スキル「忍びの斧+」で2回攻撃もできるので、こちらから攻撃すれば反撃される間もなく敵を沈められます。

「死線」は聖印にも追加されているので、装備すればさらに攻撃と速さを強化できます。

一方で防御能力はかなり低いので、なるべく敵の攻撃を受けないように運用しましょう。

お勧め編成は「速さ+10」か「攻撃+10」です。

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いわゆる配布枠で確実に手に入る竜特効持ちのキャラクターです。

一見すると器用貧乏に見えますが、武器スキルの「幻影ファルシオン」が自分から攻撃したときに行動済みの味方の数×2+3だけ攻撃と守備が上昇し、敵から攻撃されたときは7-(行動済みの敵の数×2)だけ攻撃と守備が上昇するというユニークなスキルを持ちます。

とは言え、肝心の魔防と速さは強化されないので、不安であればユリウス君と同様に限界突破や神竜の花で能力を底上げしましょう。

お勧めの編成は「速さ+10」か「魔防+10」です。

 

今回はここまでにします。次回はアシュナード王が蒼炎と暁勢を引き連れてやってくる予定なので、蒼炎・暁の攻略についてです。

*1:敵が無色暗器の場合は絶対追撃のスキル

ミョルニル(実践・聖戦&トラ7編)

今回は聖戦&トラ7出典のミョルニル敵部隊と、ミョルニルの防衛部隊編成のオススメキャラクターを説明します。

ミョルニルの敵部隊(聖戦&トラ7編)

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敵将の大英雄が聖戦またはトラ7(トラキア776)出典の場合、ミョルニルの敵編成も聖戦とトラ7出典となります。言い換えればユグドラル大陸のキャラクターがミョルニルの敵となり、サイファで例えるなら黄色(聖戦旗シンボル)単色のデッキが相手というような感じです。

聖戦&トラ7出典の敵部隊は割合的に初期の強さ控えめのキャラクターが少なめかつ、敵将も嫌らしいスキルを持っていることが多いので、難易度的には高い方です。特に敵の特徴として、

  • こちらから攻撃すると強くなる敵(レヴィン君や闇落ちマリータ君など)
  • 相手から攻撃されると強くなる敵(シャナン君やオーシン君など)
  • 周囲1マス以内に味方がいないと強くなる敵(イシュタル君やセティ君など)
  • 絶対追撃と追撃不可を無効化する敵(マリータ君やアスベル君など)
  • 敵のバフを無効化して戦闘する敵ラクチェ君やアスベル君など)

が満遍なくいるので、敵のスキルや武器はよく見て戦う必要があります。召喚師で敵を倒す場合も同様に敵をよく見て戦うか、どうしても倒せない場合は「ムスペルの篝火」などで固定ダメージを与えてから倒しましょう。

注意すべき敵

聖戦&トラ7出典の敵の中で、特に注意すべき敵は以下の5人(見出し敬称略)だと思います。

アゼル

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第5部で実装された最新の聖戦出典のキャラクターで、防御面以外の能力が高いです。

「速さの大応援+」で敵の速さを大幅に上げて来る上、「速さ魔防の大共謀」で応援使用時に彼と応援相手と同じ列にいるこちらの味方の速さ・魔防を下げ奥義を発動させなくするデバフをバラまきます。

増援として出現したら即座に遊撃役で倒したいところですが、武器スキルの「慕炎の書」が戦闘中の敵のHPが半分以上であれば敵の速さと魔防を-6させる上に、敵の速さと魔防が強化の値の2倍だけ減少させる代物なので、アゼル君本人の速さもあってこちらが普通に追撃を取るのは難しいです。

幸い攻撃を下げたり絶対追撃を防ぐスキルはないので、強力な青属性の攻撃で一撃で沈めるか、「赤魔殺し」*1のスキルを装備させたキャラクターで戦うといいでしょう。

フュリー

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アゼル君と同じく第5部で実装された最新の聖戦出典のキャラクターで、魔防以外の能力が高い難敵です。

「攻撃・守備の牽制」で戦闘中はこちらの攻撃と防御が低下する上、武器スキルの「シレジアの氷晶」は敵のHPが半分以上だとフュリー君の攻撃と速さが上がる代物なので、まともにやり合うと返り討ちにされる可能性が高いです。

さらには味方が受けたデバフをバフに反転させる「一喝+」も持っているので、応援役もこなします。

守備が高い一方魔防は低い*2ので、弓で攻撃するよりかは緑属性の魔法で攻撃すると良いでしょう。グラフカリバーのような緑属性の魔法かつ飛行特効だと尚良いです。

闇落ちユリア

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厳密には闇堕ち英雄ですが、出典が聖戦なので聖戦&トラ7出典のミョルニルの敵として登場します。

一見すると速さと守備がかなり低くてあまり脅威に見えなさそうですが、武器の「暗黒の聖書」が竜特効を持たない敵に対して絶対追撃してくるので、油断していると痛い目を見ます。

尚且つ、スキル「光と闇と」が敵のバフを無効化する上に、「射程2の敵に守備と魔防の低い方で計算」も無効化するため、全てのブレス攻撃を高い魔防の方で受け止めてしまいます。

素直に彼女の攻撃を受けようとせず、射程1の物理武器で戦いましょう。

オーシン

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攻撃と速さが高いだけでなく、守備も高いため隙のない能力をしています。

さらに強力なのは彼の代名詞と言ってもいい専用武器スキルの「プージ」で、原作と同じように射程2の敵から攻撃されても反撃してきます。

魔防だけは低めのように見えますが、「鬼神明鏡の構え」で魔法やブレスに攻撃された際にも魔防が上がるので見た目以上の耐性があり、下手に魔法で攻撃しようものであれば先述のプージの反撃も相まって返り討ちに遭います。

例えばオーシン君の方から剣や赤属性の竜石キャラクターに攻撃させて反撃で戦うか、「ムスペルの篝火」などで固定ダメージを与えてから倒すと良いでしょう。

アスベル

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第5部で実装された最新のトラ7出典のキャラクターで、彼も防御面以外の能力が高いです。

先程フュリー君のところで説明しましたが、武器スキルの「グラフカリバー」が飛行特効なので、飛行系は注意です。

また、他の聖戦&トラキア出典のキャラクターが周囲1マスに誰もいなければ強化されるのに対し、彼の場合はグラフカリバーと「速さ魔防の信義」で周囲1マス以内に味方がいれば速さと魔防が強化され敵のバフも無効になるので、逆にアスベル君の周りに敵が密集していると強化されます。

なるべく孤立を狙って誘導させるか、若しくは守備が低いので強力な赤属性の物理武器攻撃で一撃で沈めましょう。

敵将

2021年12月現在、ミョルニルの敵将となる聖戦&トラ7出典の大英雄は以下の8人です(見出し敬称略)。

アルヴィス

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聖戦&トラ7出典のミョルニルで最初に戦うことになる敵将です。

魔防と速さに優れ、武器スキル「ファラフレイム」でターン開始時にアルヴィス殿の縦横3列以内の敵の攻撃と魔防を下げて来ます。

おまけに「守備の謀策」でアルヴィス殿の十字方向にいる彼より魔防が低い敵の守備も下げて来る上、敵のデバフの合計値を自分の攻撃に加算するので、デバフをとことんばら撒いて自身を強化するタイプの敵です。

とは言え、初期のキャラクターなので全体的な能力は控えめであり、召喚師の武器が青属性であれば充分に倒せると思います。

デバフが面倒であれば遊撃役で1ターン目開始時に倒してしまうのも手です。

サイアス

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アルヴィス殿の次に戦うことになる敵将で、トラ7出典の敵将としては最初に戦うことになります。

彼も速さと魔防に優れ、武器スキル「軍神の書」でサイアス君の縦横3列以内の敵の攻撃と魔防を下げ、さらには「速さの謀策」で彼の十字方向にいる魔防が低い敵の速さを下げ、敵のデバフの合計値を自身の攻撃に加算するという、なんかついさっきどこかで見たような戦い方をします。

彼もまた全体的な能力は控えめなので、召喚師の武器が緑属性であれば充分に倒せると思います。

こちらも面倒であれば遊撃役で1ターン目開始時に倒してしまいましょう。

ユリウス

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私としては今度彼がミョルニルの敵将として出た場合、ミョルニル敵将の中でも一二を争う難敵になるのではないかと考えています。

と言うのも、ユリウス君は少し前のアップデートでかなり凶悪な武器スキル錬成を貰っているからです。

一見すると魔法使いらしく魔防が高くて守備が極端に低そうに思いますが、武器スキルの「ロプトウス」で敵が竜特効でないと敵の攻撃を下げて来ます。

それどころか錬成によって、魔防が敵よりも高いと受けたダメージを魔防の差だけ軽減するので、見た目以上の防御能力を誇ります。

さらにはターン開始時に敵同士が隣接していると彼よりも魔防が低ければその敵の攻撃と魔防を下げてくる*3上、戦闘開始時にユリウス君のHPが1/4以上であればさらに敵の攻撃を下げて来ます。

しかしながらその代償としてユリウス君自身も竜特効を受けてしまうので、もし彼がミョルニルの敵将として出てきたら竜特効のスキルを持つキャラクターを編成すると良いでしょう。

ジャムカ

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速さが高めな上、彼の代名詞と言っていい武器スキルの「キラーボウ鍛+」で奥義が発動しやすいです。

さらにはヒーニアス君と同じ「相性相殺」を持っているので、無色武器相手に3すくみ有利になるスキルを持ったキャラクターで攻撃すると、逆にすくみ効果が反転して不利になってしまいます。

とは言え防御力が低めなのと近接反撃の手段もないので、素直に射程1の武器で倒しましょう。全体的な能力も控えめなので、召喚師でも十分倒せると思います。

ケンプフ

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全体的な能力としては器用貧乏そうに見えますが、かなり面倒な敵将です。

と言うのも武器スキルの「毒の剣」が戦闘中に攻撃していれば、戦闘終了後に敵とその周囲2マス以内の敵に10ダメージを与え、尚且つ反撃不可の状態異常までつけるからです。

さらには「死の吐息」で攻撃した敵の周囲2マスの敵に10ダメージ与えるので、「毒の剣」とセットで20ダメージ負うことになります。

被害を最小限に抑えるのであれば、1ターン目開始時に遊撃役で倒しておいた方が無難です。若しくはニフル君と同じように射程2の攻撃で倒してしまうか、騎馬特効で一撃で沈めましょう。

トラバント

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攻撃と守備は高い一方で速さと魔防が低い上に武器も「銀の槍」の錬成なので、他の聖戦&トラ7出典の敵将と比べるとかなり倒しやすいです。

召喚師が魔法系であれば充分に倒せると思います。

ベルド

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彼もまた他作品の闇魔道士の例に漏れず速さと魔防が低めなので、召喚師が物理武器であれば充分に倒せる敵将ではあります。

但し、武器スキルの「ストーン」が5ターン目までHP・攻撃・速さ・守備・魔防のいずれかが最も低い敵の攻撃と速さを下げ、グラビティ状態*4にしてしまうので、放っておくとこちらが不利になります。なので1ターン目開始時に遊撃役で倒しておいた方が無難です。

ディートバ

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フュリー君と同じ四天馬騎士の一人ですが、速さは高い一方で彼女と違って守備よりも魔防が優れています。

但し武器スキルは汎用の「火薙ぎの槍」の錬成なので、他の敵将と比べるとそこまでの強敵ではなく、召喚師でも十分に倒せると思います。

ミョルニル防衛部隊オススメキャラクター

ここからはミョルニルの防衛部隊編成にオススメのキャラクターをピックアップしようと思います。今回は配布*5の神階英雄についてピックアップします(見出し敬称略)。

神階英雄

ヒーローズ第3部からはその部のメインヒロインが1人、神階英雄として必ず仲間入りします。

こちらでも触れましたが、ミョルニルではボーナス神階英雄と言うものがあり、ボーナス対象と同じ祝福を持つ神階英雄は能力が強化されます。

なので、仲間入りした神階英雄をミョルニルの防衛部隊に編成するとこちらが有利になるので、是非ともミョルニルが始まる前に仲間にしておきましょう。

注意しなければならないのは2021年12月現在、配布の神階英雄の属性は「光」と「天」しかおらず、「闇」と「理」はありません。

配布の神階英雄で私が特にオススメしたいのはレギン君とアシュ君の二人です。

レギン

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第5部のメインヒロインで、第5部第1章5節をクリアすると仲間入りします。

騎馬系なので移動力が高い他、1~3ターン目まで攻撃後に最大3マス再移動できるので、遊撃役にかなり適任です。

能力も速さが高い上に武器スキルの「リュグンヘイズ」や「鬼神飛燕の一撃」で自分から攻撃すると攻撃と速さが高くなり、さらに「速さ守備の凪」で敵の速さと守備のバフも無効化するので、追撃しやすいです。

奥義スキルの「魔弾」は1ターン目開始時には奥義スキルが発動できる状態になっている上、威力+15かつ敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算するので、1ターン目に敵将を倒しておきたいときも彼女が適任と言えます。

低めに見えそうな防御力も「リュグンヘイズ」の効果で、自分から攻撃すれば最初に受けた攻撃のダメージを30%軽減するので、案外耐久力もあります。

最後にレギン君は「攻撃部隊特別枠」を持っているので、特別枠が「天」属性であれば彼女を編成するだけで特別枠が有効になります。

アシュ

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第6部のメインヒロインで、第6部第1章5節をクリアすると仲間入りします。

速さは低い代わりに守備は高く、武器スキルの「開く者の角」や「攻撃守備の連帯」で周囲に味方がいれば敵の攻撃を下げたり自身の守備が上がるので、壁役として適任です。タイプが「歩行」なのであまり特効を受けない点もプラスです。

一見すると速さが低いので追撃できないどころかされやすそうに見えますが、こちらも「開く者の角」の効果で周囲の味方の数が多ければ絶対追撃したり敵は追撃不可になります。

スキル「開神の眷属」は、周囲2マス以内の味方はアシュ君の周囲2マス以内に移動できる代物なので、例えば敵が予想外の方へ移動した場合でも「開神の眷属」で一気にその敵の方に移動することも可能です。

ここまで説明してわかると思いますが、アシュ君の場合は周囲に味方がいるほど強化されかつ味方の援護もできるので、遊撃役より通常の防衛部隊に編成した方が良いです。守備の高さを生かして「守備+10」の枠に入れてもいいですし、「魔防+10」の枠に入れて防御面の隙を無くすのもアリです。

アシュ君も「攻撃部隊特別枠」を持っているので、特別枠が「光」属性であれば彼女を編成するだけで特別枠が有効になります。

 

今回はここまでにします。次回はヒース君が封印と烈火勢を引き連れてやってくる予定なので、封印と烈火勢の攻略についてです。

トラバント殿が2021年大晦日と2022年元日にかけてミョルニル襲来して来たので、図らずも2021年最後かつ大晦日の更新となりました。

それでは皆さん、よいお年をお迎えください。

*1:自分のHPが半分以上で敵が赤魔法であれば絶対追撃。緑属性は装備・継承不可

*2:ヒーローズには回避の概念がなく、原作で速さと回避が高い武器攻撃キャラクターは速さと守備が高く設定される傾向があるため

*3:「攻撃の混乱」と「魔防の混乱」と同じ効果

*4:移動を最大1マスにしてしまう状態異常

*5:オーブを消費することなく手に入る英雄のこと。聖杯で召喚される英雄も「配布」と言われる